NTT労組退職者の会広島県支部協議会

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令和3年12月定例句会 第27回「花衣会」

2021年12月26日 00時30分15秒 | 俳句

 

   ~今月の特選句

   連絡船の真ん中を通る秋の風・・・泰行(遺作)

   底冷えや吐く息白し空蒼し・・・惠子

        先師の挽歌を映す冬の月・・・

 

      コロナ禍もようやく終息かと思いきや、また変異した新株の強力なのが

   世界を震撼させています。 日本にも感染の危機が訪れようとしています。

   目に見えないこの菌が、わずか数年で世界の社会や生活の様式まで変えよう

   としています。 人類最大の災害なのかもしれません・・・。

    そのような日、当会の創始者であり指導者でもある、岡部泰行さんが逝去

   されました。 行年84歳の旅立ちでした。 

    生前の砕身労苦に対し、会員一同心より感謝申し上げ、併せてお悔やみを

   申し上げます。 ありがとうございました。 

       

    さて皆様、寒さつのる日々いかがお過ごしでしょうか。 

 

       俳句・川柳などの短詩型文芸の同好会「花衣会」では、毎月各自3句の作品

   を会報に投句し発行しています。

   その作品集の発行数は、今月で117号になりました。

    また、平成29年から勉強会として、句会を2ヶ月毎に開催しています。

   今回は、その内容を報告いたします。

 

  第27回「花衣会」句会開催!!

 

        と き  令和3年 12月16日(木) 午後2時から

    ところ  広島市中区基町 NTT基町ビル7階会議室

    出句数  各自3句

    リーダー 立川 良臣

    事務局  土居 旭

   

    今回は、その中から1句ずつ選句した作品を掲載いたします。

 

    錫杖の鈴さびつく秋深し・・岡部 泰行(遺作)

    冬日和穏やかなりし瀬戸の海・・・沖本 惠子

     隼人瓜竿もとどかぬ木に残り・・・勝島 千波

     山・俳句愛した人は霧彼方・・・小林 順子

    冬ごもり川面につどう浮き寝鳥・・・立川 良臣

    朝霧の晴れて現わる涅槃坂・・・土居 旭

    戻るにも戻れぬ道や石蕗の花・・・長岡 和子  

    天高く心はずむや秋の旅・・浜本 文雄 

   

    

      今回も力作ありがとうございました。

    勉強会での研鑽の成果が、少しずつ現れているのではないでしょうか。

     次回も健吟をお待ちしております。

 

      

     次回の勉強会は、2月17日 (木) 午後2時からです。

   会場は、NTT基町ビル7階 会議室です。

    投句は、3句を2月9迄に事務局土居までお願いします。

 

 


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