現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

日当=月給

2012-05-27 23:03:25 | 虚無僧日記
今日は一日詩吟の伴奏でした。最近はCDカラオケを
使う会が増え、尺八伴奏の仕事もサッパリです。
こうして呼んでいただけるだけでも感謝です。

終わって、「カラオケより、やっぱり“生”がいい」
「こんな すばらしい尺八 初めて聞いた」「吟じやすかった」
「詩の情景が見えてくる前奏だった」「下手な詩吟でも、
上手に引き立ててくれる」などなど、お褒めの言葉を
たくさんいただきました。ホメ言葉をいただくと、
それで疲れも吹っ飛びます。

そして懇親会は、なんと名古屋観光ホテル。これだから
“尺八はやめられない”。

今月は 今日の「日当」が そのまま「月収」ですが、
こうして結構“ぜいたくな暮らし”をさせていただいて
おります。はい


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桁(ケタ)違い

2012-05-27 21:07:51 | ブログ
お蔭様で、「アクセスiP数(=当ブログを見ていただいて
いる方)」が、5週連続、一日平均 550人を越えました。

goo のブログだけで いつのまにやら170万件もあり、
170万件中の6~800番台を行き来しています。

しかし、トップは「くるねこやまと」。猫のたわいない、
ほのぼのとした漫画や写真で、これがなんと毎日7万件。

アクセス数 500件で あくせくしている私ですが、
上位は3~7万件ですから100倍。“桁違い”です。


“桁違い”と言えば、昨日、浅草で 女性サックスの
路上ライブを見かけました。ついつい“同情”して
500円玉を入れようと 近寄り、小箱の中を見ましたら、
千円札が一杯。2万円ほど入っていました。私など、
名古屋駅前で200円がやっとの毎日です。
やっぱ東京は“桁が違う~!”。


父の墓参り

2012-05-26 21:10:15 | 虚無僧日記
5/25(金)、母と妹と私の3人で、父の墓参りに行って
きました。

父が亡くなったのは、平成11年5月13日。享年 81歳。
当家は仏教ではないので、墓参りの習慣がありません
でした。

会津藩の藩祖「保科正之」は 徳川家康の孫にあたり、
「東照大権現」に倣って 「神式」で祀られましたので、
会津藩士も大方が「神道」となりました。

「神道」とはいっても、“仏教”の儀式に因らない
というだけで“無宗教”と同じです。

ですが、名古屋に来て驚いたのは、1日と15日は氏神様に
詣で、両親の毎月の命日には必ず墓参りをするという家が
多いということでした。また、浄土真宗の家では、毎月
お坊さんに家に来ていただいてお経をあげていただくのです。
浄土真宗では「お盆」や「お彼岸」は特にすることはない
という教義ですが、それでも墓参りに行きます。そんな
風習に煽られて、私も年に一度くらいは父の墓参りをと
思うようになりました。

父の墓は、千葉県の長南町。房総半島のド真ん中。山の中です。
東京から、車で2時間、渋滞にかかれば3時間以上ですから
一日仕事です。体力の衰えた母にとっては、大変な苦労で、
今年はもうダメかと思っていましたが、妹の運転するベンツで
なんとか行ってこれました。(そう、妹はベンツ、私はベンチ)

墓参りに行ってこれたというだけで、何か気分がスッキリ
するものです。孫子の代になれば、もう誰も墓参りには
来てくれないでしょうな。




「憲法改正(悪)」今また戦争への歩みか゛

2012-05-24 19:43:04 | 虚無僧日記
『今なお屍とともに生きる』の冊子は、
最初自費出版でしたが、沖縄のアブチラガマ
(沖縄県南城市)入り口の観光土産物店に
置かせてもらったところ、初版が完売し、
増刷を重ねているとのことです。

私は三女のNさんから、鈴花を通して
入手しました。Nさんは小学校の教師を
しておられます。

「平和憲法」に添って「平和」を守るよう
教えるのが教師の使命でしょうが、昨今の
政治は なにやら 雲行きがおかしくなって
きています。

「憲法改正(改悪?)」が与野党ともに
声高に論議されるようになり、「公務員の
政治活動禁止」を名目に、学校の教師が
「憲法改“悪”反対」を唱えることは
できなくなっているとか。

「日比野勝廣」さんの言葉。「この指で
何人の人を殺したのだろう。恨みのない
人を何で殺したのか。あの人たちにも
家族がいただろうに」。

日比野さんが殺したのは「敵(米兵)」
だけではありませんでした。分隊長として、
敵戦車に爆弾を抱えて突入する命令を
下したことによって、多くの若い命を
死に追いやった 自責の念にも苦しんで
いたのです。そして、沖縄戦で 命を
落とした島民は10万人です。

日比野さんの無念の思いは、政治家に
よってまた消されつつあるのです。

「鈴木福」くんのお母さんて?

2012-05-23 09:35:20 | 虚無僧日記
個人情報なので名前は伏せますが、「鈴木福くんは○○さんの
お孫さん」という情報がありました。公開されている情報は
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母親は、つるの剛士と坪田塁の中学校時代の同級生であり、
和楽器奏者として琴のコンクールでの受賞歴やテレビや
ラジオで和楽器を演奏した経験もある。
2011年(平成23年)現在は 東京都内の自宅で子ども向けの
和楽器リトミック教室を主宰している。

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というもので、母親の名前は明かされていません。
邦楽関係者としては、「福くん」人気にあやかって
この際、箏・尺八ブームをと思うのですが、さすが
名前を明かさないところが“タダモノ”ではない気が
していました。

「祖父が○○さん」なら、私もよく知っている人です。
共に舞台に立ったこともありました。“事実なら”と、
もう朝から興奮です。自分の果たせなかった夢を孫に託す、
その手があったかと。親バカならぬ爺バカ。だが、
私にはまだ孫がいません、ザ~ンネン。



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「絶望の国の若者」は、本当は幸せか?

2012-05-23 05:16:48 | 虚無僧日記
『絶望の国の幸福な若者たち』で「現代の若者は、案外
現状に満足している」という持論を展開している「古市
憲寿(ふるいち のりとし)」さん。ネットでは「所詮、
苦労知らずのお坊ちゃま」という声もあります。

昭和60年(1985)年 生れ。慶応卒、27歳の若さで「若手
社会学者」として脚光を浴びているというのが、やっかみ
や妬(ねた)みをかっているのでしょう。

世の中、次第に「勝ち組」と「負け組」の二極分化が
進行しているように思えます。正規雇用されない若者、
就職しても すぐ辞めていく若者。自殺する若者。ニートや
自閉症の人たち。なぜ頑張れないのか、頑張ろうとしないのか、
生まれつきの資質なのか、能力が無いのか、彼らが
そうなる前に 親の育て方が悪かったのか。

解答が見出せないまま、You-tubeで、ナチス・ドイツが
行った「優生保護政策」を見て慄然としました。ナチスが
殺したのはユダヤ人だけでなく、障害者、精神病患者ら
約7万人が「生きるに値しない生命」として抹殺された
というのです。

現代の「優生学」では「何か優れていて、何が劣って
いるかのコンセンサスは得られない。障害者でもすぐれた
能力を発揮する人もいる」との結論に ほっとします。

現代のニッポンは、彼らにとって“もっとも幸せな国”
なのかもしれません。


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「死ぬ覚悟なんていらねぇよ」

2012-05-23 01:03:36 | 虚無僧日記
昨2011年、漫画賞を総なめにした人気コミック『宇宙兄弟』。

『宇宙兄弟』は、「南波六太」と弟の「南波日々人」の兄弟が、
周囲の人たちに支えられて 宇宙飛行士を目指すという
ストーリーで、その中の《名セリフ》の人気投票がネットに
ありました。

1位が《死ぬ覚悟なんていらねえぞ、必要なのは”生きる覚悟”だ 》。

私もそう思いますね。若い時は「生命保険」は8,000万も
入っていて、「いつ死んでも妻子は大丈夫」という「死ぬ覚悟」は
できていたけれども、今こうして惰性で生きていると、「生きる覚悟」の
方がより重要で、エネルギーが要ります。生きる望みを失った人には、
ぜひこの言葉を投げかけてあげましょう。

2位《本気の失敗には価値がある》

失敗をしたからといって、いちいち落ち込んでいては 前へと
進めません。「失敗をしたけれど、本気で打ち込んだ結果なら
自分の実になったものもあるはず」。
今 中日新聞に連載中の『天佑なり』、「高橋是清」の生き様が
そうです。大いに参考になります。

3位《誰だって何か足りないもんだよ》
そうだそうだ。完璧な人なんていません。そう思えば気が楽に
なります。

4位《悩むなら なってから悩みなさい》
直面していないのに、あれこれ思いめぐらすのは取り越し苦労。

以下 

《僕はもう決めたんだ迷ってるヒマなんてない。人生は短いんだ!》

《俺の敵は だいたい俺です》

《“危機感のない者には”“成長もない”》


私もそうやって生きてきました。そして今も そうやって生きていきます。


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「自分はできない」と自信を失った時 希望を失う

2012-05-23 00:42:51 | 虚無僧日記
今朝、モーニングでH氏の話。「名城公園で元気の無い
若いホームレスを見かけたので 声を掛けたところ、
まだ25歳で、精神的に病み、仕事が続けられなくなって
解雇され、住む所なく、所持金もゼロ、自殺を考えている
というので、『区役所に行って とりあえず シェルターに
入れてもらい、生活保護を受けるなり、親元に連絡するなり
しなさい』と諭してきた」とのこと。

私ならどう対応していただろうか、一休さんならどんな
回答を出すだろうか、考えてしまいます。

その若者はバッグの中に 何枚ものタオルとロープを持って
いて、「これで首をつろうとしていた」と言います。

私なら「では、お手伝いしましょう」と、タオルと
ロープをつないで木にかけて、自殺する手はずを整えて
あげます。そして「さぁどうぞ」と自殺を けしかけます。

たぶん、その若者は自殺できないでしょう。
「いくじなし!」と蹴っ飛ばしてやります。
「死ぬ気になったら何でもできる。自衛隊に入りなさい。
自衛隊なら衣食住には困らない。体と精神を鍛えなおして
もらいなさい」と。

でもこんな話が今の若者には通じないようです。

モーニングの後、保育園前で見かけた光景。
「行きたくない」とダダをこね 泣く男児に、母親は
叱り飛ばすこともせず、子供の言うなりです。この
甘やかしが、大人になっても どうしようもない
人間にしてしまうのではないでしょうか。


橋下市長が父兄や教職員との対話で力説していました。
「子供が社会に出て、壁に突き当たった時、どうやって
解決していくか、力をつけるのが学校教育の役目だ」と。
「自分はできる。自分は解決できるという自信を
つけさせることだ」とも。

そんな橋下市長の話にもヤジを飛ばし、聞こうと
しない教職員。「こういう教職員に 教育を任せられない」
という市長の言葉に、多くの父母が拍手してました。
先生どうなんです?


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大阪市の職員が入墨!?

2012-05-23 00:04:05 | 虚無僧日記
入れ墨「一概に言えない」=藤村官房長官(時事通信) - goo ニュース

大阪市職員、入れ墨110人 橋下市長、配置転換へ(朝日新聞) - goo ニュース

罪深さ、職員全員で噛み締めよ 大阪市の入れ墨問題(産経新聞) - goo ニュース


「大阪は恐い所」というイメージがありましたが、正に、
市の職員の中に「入墨」をしている人が110人もいると
聞いて、驚愕しましたです。ほんとに。

「児童福祉施設の男性職員が、子どもたちに腕の入れ墨を
見せて威嚇していた」とか、恐い町ですね。

橋下市長は「刺青をするなら 公務員を辞めればいい」と
発言された由。至極“ごもっとも”と私には思えるのですが、
「藤村修 官房長官」は「(良いか悪いか)一概には言えない」と
言及は避けたとか。

教育委員会は「長袖で見えなくしていればいいではないか」と
教職員への調査を拒否したとか、そのことに もっと唖然です。


そんなこんなで、大阪には興味無かったですが、You-tubeを
見てみれば、橋下市長と一部教職員や市職員、そしてマスコミ
記者とのバトルが満載でした。これに対してのコメントは
橋下市長を擁護するものが大半です。いわゆる「ネット右翼」
でしょうか。それはそれで、背筋が寒くなります。

とにかく“生活保護の受給者が日本一”という大阪の改革は、
日本全体の問題かと思われます。



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