現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「上杉謙信」は女だった!

2013-04-10 09:42:22 | 戦国武将と城
「上杉謙信が女性だった」と主張したのは「八切止夫」。
「家康は二人いた」「信長殺しは光秀でない」など、
いくつかの「意外史・裏返史」を発表して、多くの
ファンをひき付けています。私もその一人。

「八切止夫」氏によれば、「謙信が女だった」というのは
江戸時代から噂されていたようです。

謙信は「生涯不犯」。一人も妻を娶っておらず、
女性を近づけたこともなく、子供もありません。

「謙信女性説の論拠」

(1)「当代記(松平忠明著)」に「謙信の死因を“大虫”と
書かれてある。
大虫とは「赤味噌」のことで月経の隠語。転じて「癪」
「女性のヒステリー」「更年期障害」、または、腹部の
痛みから「子宮癌」ではなかったかと推測される。

また謙信は、毎月10日前後に腹痛と称して休んでいる。
これは“月のもの”か。

(2)上杉神社所蔵の謙信が着たという「紅地雪持柳繍襟
辻ヶ花染胴服」は、赤で女物の着物。

「謙信」は身長5尺二寸(156cm)と小柄だったのに、
後世に描かれた肖像画や歴史物の記述では、ことさらに
「大柄だった」と説明し、虚偽がある。

(3)スペインのフェリペ2世に宛てた書簡の中で、「会津の
上杉景勝が“伯母”の上杉謙信が発掘した佐渡の金を
隠し持っている」と書かれている。

ほか,戦国武将に似つかわしくなく謙信は源氏物語を読み、
上京した際には時の関白に和歌懐紙と「三智抄」という
和歌集を所望。謙信自信も優れた恋歌を詠み、周りを
驚かせた。

ま、これらの史料は、歴史家によってすべて反証され、
「女性説」は否定されていますがね・・・・

『風林火山』 (NHKテレビ・大河ドラマ)で 上杉謙信役を
GACKTOが演じていました。「女性説」を意識してか
なまめかしかったですな。




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