現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

実戦倫理宏正会(朝起き会)

2022-07-18 09:54:56 | 虚無僧日記

安倍元総理銃撃犯、山上徹也容疑者の母親が「朝起き会」にも通っていたと

週刊新潮に書かれ、朝起き会までが世の非難を浴びている。

実戦倫理宏正会(朝起き会)は、会長が初代「上広哲彦」、

二代「栄治」から三代目「哲治」に代わり、今中身が大幅に変えられた。

 

実践倫理宏正会は、そもそも初代「上広哲彦氏」が、広島で原爆に遭いながらも

その身の境涯を嘆かず、アメリカを恨まず、憎まず、すべてを “現実大肯定” で

受け入れ、敗戦で荒廃した日本人の魂を呼びさますべく、倫理、道徳の再興を

目指して立ち上げた会。

実戦倫理の会の目的は、一言で云えば「人と人とのコミュニケーションを

円滑にするためのノウハウを学び、実践すること」である。

 

とかく夫婦、親子、兄弟、嫁姑でもお互いに確執ができ、円満に過ごすことは

難しい。その解決法として「“なんで?”でなく、“そうか”で受け入れる実践」が

推奨される。子供に対しては「過干渉、過保護、逆に無関心」を戒め、

「見守り、寄り添い、成長を待つ」実践が説かれる。

それが「山上徹也の母親は育児放棄していた」と書かれている。

 

毎朝、5時に集まり、『朝の誓い』を唱和し、個々人が昨日の反省と

今日の誓いを演談と称して発言する。「朝の誓い」は次の5カ条

  • 今日一日 三つの恩を忘れず 喜んで進んではたらきます
  • 今日一日 人の悪をいわず 己の善を語りません
  • 今日一日 気付いたことは 身がるに直ぐ行います
  • 今日一日 腹を立てず 不足の思いをいたしません
  • 今日一日 三つの無駄を排し 新しく大地に生き貫きます

初代上広哲治氏が石川県の小松天満宮で「朝起き会」を始めたことから

北陸3県で特に浸透している。

福井県の鯖江市に行った時、鯖江市役所の門前に「親が変われば

子も変わる」という標語が掲げられていた。これなども朝起き会の学び

「子供の善導は親の倫理実践から」に通じる。

富山県出身の「朝の山」関も子供の頃から朝起会に出席していて、

好青年の評判が高かったとか。「朝起き会」の「朝」が四股名となった。

 

文部科学省認可の「一般社団法人」で、元朝式や春秋の大会には

共産党、社民党を除いた与野党の国会議員、県知事、市町村長、

地方議員が多く出席している。

 

その学びは 決して悪くはないのだが、世間一般からは、

「古い価値観、道徳の押しつけではないか」と誤解されたり、

「新興宗教並の勧誘をしている」と、誹謗中傷の声も多い。

そこで、そうした“毒の種”をふり撒いてきた過去を反省し、

そこで、三代目会長は、過去の悪いイメージを払拭するための

大改革を行ってきた。

「世間の目から見て違和感のないように」と、大幅に改善した。

 

 https://www.jissenrinri.or.jp/



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1 コメント

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Unknown (倫理っ子)
2020-03-17 06:52:01
虚無僧さん
よくぞ 朝起会をとりあげて下さいましたね〜
ありがとうございます^_^
書き方も客観的で上手いこと紹介されたなぁと感心しました。
長年学んでいる 一主婦です^_^
夫婦仲良くする事 身近な人と仲良くする事の大切さを学び 実践しています。
社会を良くする1番大切な事と思います。
その結果として 子供達が活躍するのだと思います。

朝乃山関もですが やはり富山の八村塁君もおばあちゃんが朝起会で勉強されているんですよ〜^_^
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