「坂の上の雲」第一部の最終回。小さなテレビの前に
正座して、かぶりつきで見た。
明治の男たちの勇気と努力、そして情報を掴む能力の
高さには感動する。秋山兄弟と正岡子規3人のうち、
秋山兄弟がこの時代のヒーローのようだが、皮肉にも
今日、正岡子規の名は誰もが知っているが、秋山兄弟が
日露戦争に勝利する鍵を握っていたほどのすごい軍人
だったとは、私も知らなかった。
来年2010年は「韓国併合」から100年。韓国では、反日
気運を煽りつつあるこの時期、なぜ「坂の上の雲」なのか。
ドラマでも伊藤博文が陸奥宗光や外務大臣を叱るシーンが
あった。伊藤博文が、外交に穏和策を唱えていたとは知らな
かった。この時代を我々は知らなすぎる。
秋山真之がアメリカに留学して、アメリカ人は、先住民族の
インディアンを部族間で抗争させてクリアランス(清掃)した
ことを知る。そして東洋人同士を戦わせて漁夫の利を狙おう
とする列強の企みの中で、日本はどうあるべきだったのか、
厳しい選択だったのだ。
テレビドラマのエンディングに山の尾根の一本の細い道が
映し出される。その道はどこに続いているのか。結果的には
太平洋戦争につき進み、自滅へと至るのだが、何もしない
のが良かったのか、何もしなかったらどうなっていたのか。
歴史に「たら、ねば」は無いとしても、今日の反省もあって
しかるべしか。それがこの『坂の上の雲』か。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。
「一休と虚無僧」で別にブログを開いています。
正座して、かぶりつきで見た。
明治の男たちの勇気と努力、そして情報を掴む能力の
高さには感動する。秋山兄弟と正岡子規3人のうち、
秋山兄弟がこの時代のヒーローのようだが、皮肉にも
今日、正岡子規の名は誰もが知っているが、秋山兄弟が
日露戦争に勝利する鍵を握っていたほどのすごい軍人
だったとは、私も知らなかった。
来年2010年は「韓国併合」から100年。韓国では、反日
気運を煽りつつあるこの時期、なぜ「坂の上の雲」なのか。
ドラマでも伊藤博文が陸奥宗光や外務大臣を叱るシーンが
あった。伊藤博文が、外交に穏和策を唱えていたとは知らな
かった。この時代を我々は知らなすぎる。
秋山真之がアメリカに留学して、アメリカ人は、先住民族の
インディアンを部族間で抗争させてクリアランス(清掃)した
ことを知る。そして東洋人同士を戦わせて漁夫の利を狙おう
とする列強の企みの中で、日本はどうあるべきだったのか、
厳しい選択だったのだ。
テレビドラマのエンディングに山の尾根の一本の細い道が
映し出される。その道はどこに続いているのか。結果的には
太平洋戦争につき進み、自滅へと至るのだが、何もしない
のが良かったのか、何もしなかったらどうなっていたのか。
歴史に「たら、ねば」は無いとしても、今日の反省もあって
しかるべしか。それがこの『坂の上の雲』か。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。
「一休と虚無僧」で別にブログを開いています。