現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

発声法

2008-02-27 07:57:03 | Weblog
木村ひとし氏に発声法を習って、かれ
これ2年になる。声の質が変わってきた。
低音が響くようになってきた。上はF(ファ)
までだったのがG(ソ)まで出るようになった。
喉の奥を広げる。あくびする時の形。息は
もらさず、声帯を締めて響かせるなどなど。
これで尺八の音も変わってきたのだ。

オペラ歌手の島村武男氏の話も、横隔膜の
鍛錬が大事。赤ん坊は横隔膜を動かして声を
出している。あの声が理想。大人になると
横着になって、横隔膜を動かさず、口を開けず、
口ごもってしゃべる。口は横に開いて・・・・

これも尺八を吹くのと同じだ。「尺八は
吹くものに非ず」と門弟に教えている。
強く吹けば吹くほど尺八は響かない。

一絃筝の眞道さんも、「喉の上から声を出
してはダメ、お尻の穴を締めて、腹の底から」
と弟子に教えている。皆共通する。

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