教科書のガイドブックや秘伝書のことを「虎の巻」という。
なんで「虎の巻」なのだろう。
Wikipedia によれば、中国の兵法書「武経七書」の一つ
『六韜』(りくとう)の中の「虎韜」に由来する。
『六韜』は、太公望呂尚が 周の文王・武王に兵学を
指南するために書かれたもので、「文韜」「武韜」
「龍韜」「虎韜」「豹韜」「犬韜」の6巻60編から成る。
その中の「虎韜」は“兵法の極意”として知られる。
「韜」とは、剣や弓などを入れる袋の意味。
う~ん、わかったような、わからんような。
ところで、天狗が左手に持っている巻物も「虎の巻」
という。天狗がなぜ 兵法の極意書を大切に持つ必要が
あるのだろうか。
そこで、天狗の正体は「ユダヤの神官」説が浮上してきた。
鼻が高く、彫りが深い、赤ら顔の風貌はユヌダヤ人の顔。
頭に付けている「兜巾(ときん)」、胸当て、房などの
装束もそっくり。法螺貝もユダヤの羊の角に笛に似てる。
そして極め付きが「トラの巻」。古代のイスラエル人は、
シナイ山で神から「トーラ」という巻物を授かった。山伏は
山で天狗から巻物を授かった。
「トーラー」とは、旧約聖書の最初の五つ「創世記」
「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」の
五書で、モーゼが書き表したとされる。
というわけで、日本の神道とユダヤ教は驚くほど
似ているのだ。いやまったく驚き桃の木。