小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

全共闘 【さらば革命的世代】 秋田明大「まだ何もしていない」

2008年06月16日 | その他
アジ演説する秋田明大さん。その言葉に多くの学生が引きつけられた=昭和43年6月25日(日大全共闘記録班提供)


 
マイクを両手に持ち、機動隊の前で演説する秋田明大さん(下段、左から2人目)=昭和43年6月11日(日大全共闘記録班提供)



 

日大全共闘議長だった秋田明大さんが経営する自動車修理工場=広島県呉市の倉橋島(河居貴司撮影)




 【さらば革命的世代】 秋田明大「まだ何もしていない」 sankei.jpを読むと、遠い青春時代が、よみがえってくる。断っておくが、小父さんは当時、きわめて保守的で反全学連、反全共闘みたいな考え方で三島由紀夫が好きだった。しかし、時代の主役が彼らであったことは間違いない。全国の大学を封鎖したり、「日大当局との大衆団交を指揮し、古田重二良会頭ら理事全員が退陣を表明」とこの記事にもある。さらに共産党系列から反共産党系列、そしてその中のたくさんの派閥がそれぞれの主張をかかげて、国家権力の手先(?)=機動隊と暴力的対決をいつもやっていた。

 もう、こんな時代はこないだろう。若者は共感しても反発しても、ここで有り余ったエネルギーも発散していたと思う。秋田明大氏は小父さんのひとつ上、波乱に満ちた人生を歩んできたんだ。こういう表現は失礼かも知れないが「実になつかしい!」
※sankei.jpの記事は削除されていました。2018.11.21
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2 コメント

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懐かしい (いるか)
2008-06-17 08:36:08
私は当時中学生だったけど、団地に住んでいて、そこの事務所でやっていた小さな塾に通ってました。
そこの先生は北大の学生だったんだけど、学生運動で自習になった日が数知れず・・・(笑)
今の時代なら親から相当なクレームがきそうだけど、
その頃はのんびりしてましたよね。
でも、しょっちゅう夜の街に出ないように・・・とか子供心に怖かった記憶もあります。
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いるかさんへ (小父さん)
2008-06-17 10:28:57
 なるほど、小父さんとひと世代違うんだ。
だけど、学生運動を肌で知っているんですね。
自習つづきで効果は上がりましたか?
今だと、生徒もいなくなるでしょう。

 学園封鎖解除で学内に機動隊が突入した時、
学外に学生もたくさん逃げ、夜間彼らをさがす
ヘリコプターがサーチライイトを照らしながら
小父さんの家の上でもぐるぐる回っていました。
こんなことも全国であったんですね。
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