1週間ほど前から 片方の眼がむずむずし 上まぶたが膨らんで視界が狭く
なりました。はいそうです めぼうが出来ました。
めぼうとは 麦粒腫(ばくりゅうしゅ)という正式名があり 急性化膿性炎症
を起こし まぶたの脂腺が腫れかゆくて痛い 昔からおなじみの眼の病です。
まつ毛の長い 若者の画をお借りします。
めぼうという言い方は 県下全部で通じますが ロート製薬の調査によると
日本全国にそれぞれの呼び名があるように 身近な病ではあります。
ものもらい(これが一番多く東京から北へ北海道含む) めばちこ(関西圏)
ばか(宮城県) おひめさん(熊本県) いぬのくそ(佐賀県)
一部書きだしましたが まだまだどっさりあります。いぬのくそ とはねぇ。
夫に聞くと 子どもの頃はよくめぼうが出来たそうで ↑図のように化膿
したら母親のひざに頭を置き 母が松葉のとがった葉で突いて 膿を出して
くれた。す~として気分が良くなったそうで 今では考えられん荒治療です。
私の田舎では どの家にもあった井戸へ連れて行かれ 「めぼうぽったり」
と母や祖母が唱えつつ 大豆か小豆を数個 井戸へ落とします。
すると不思議なことに 何日も経たんうちにめぼうの腫れがひき 目姿が
元に戻ったものです。 おまじないは効きました。
今はどの家も井戸がないため めぼうぽったり が出来ず仕方がないので
眼科行きとなります。夫の実家地区の松葉療法は 怖ろしくて出来ません。
清潔にし 感染するのでプールは休むように との眼科のお見立てでした。
って言われるのははやだ(苦笑)
それにしてもいろんな言い方があるものです、
それだけ一般的な病気だったってことですね。
松葉療法は、治してあげたい母の一心で
編み出された療法なんでしょうが
いぬのくそがもっと肥大化しそうで絶対やだ
私も時々できるので ちょっと変だと思った時にすぐ薬を塗ります
Stye というクリームです
まぶたに違和感を感じたら、すぐ薬局に行き
専用目薬をさすと数日で良くなりますが、
膿を持ってしまうと出さないと駄目ですね。
それにしても、ものもらい、は全国区だと思っていました。
こんなに色んな言い方が地方によりあるとは驚きです。
そういえば 祖父は「ふぇーとう」とよんでいました。
ものもらいも ふぇーとう も 同じ意味で 「ふぇーとうが向うから歩いて来ようる。
なんか 食べるものを用意してやれ」と言っていました。
祖母は 「つげの櫛の背中を思いっきり畳でこすって 摩擦で熱くなったところを
物貰いにそっと当てると 早よう治るよ」といい
確かに いつの間にか治ったものです。
兵庫県の中部でしたが、
(めばちこ)(めぼ)そうそう(ものもらい)とか言っていました。
大人になってから全く出ず、息子たちもでた記憶がありません。
まったく忘れていた言葉です。
脳が活性化したかも(笑)
昨日から考えたりしていましたが
思い出しました
うちのほうでは めこじきといいました
確か
各地で面白い言い方があるんですね
いつも読み逃げしていました
70歳過ぎても働いておられる方のところで
コメントしたかったけどできずでしたが
中学の時片目づつできました
診療所で片目は 治療したのですが、後からの目は 行かずに放置したら
わたしの左右の目の形が 微妙に、違ってます
大阪に着てから大豆を井戸に落とすおまじないは、聞きました
でも やはりトンボさんの治療法は チョツト怖いですね
早く治って プールに行けると良いですね
ウインクのし過ぎてすか
面白いものでは めこじき(岐阜県) おともだち(沖縄県)があります。
おひめさん・おともだち など九州は美しい呼び方の中で
佐賀県のは こりゃまた どうしたものでしょうかアハハ。
松葉療法は怖いけれど 必ず良くなるとのことでした。
めぼ と本来は短かったらしいですが めぼーと言いやすいように
伸ばして使うようになったと思います。めぼうは夏場のプールから
広がるようでまさに今の季節です。2種類の目薬と塗り薬をもらいました。