久しぶりに夫婦で出かけ メシ食って帰ろうやと飲食店に寄った。
注文したラーメンを運んできた姉ちゃんが
「お待たせしました」 とテーブルに置くやいなや 熱々の汁に
指を突っこんだ夫が 「こりゃ~まだいかん」 と言ったそうです。
お運びの姉ちゃんはたまげて飛び逃げ どう見ても尋常じゃない
客の蛮行を 他の従業員とともに 暖簾の奥からうかがっている。
完食した夫は店の外に出たとたん こじゃんと妻に叱られました。
「お父さん よそではせんと言うたがを 忘れたかねっ」
さかのぼることひと月ほどまえ 総入れ歯が完成し 歯を入れて
初めてご飯を食べた夫が あつつつ~ と悲鳴をあげたそうです。
口に入れたとき そう熱くもなかったみそ汁が 飲みこんだとき
のどを焼け通り あわてて水をがぶ飲みした。
部分入れ歯のときとは まるでちがう温度の感じ方におじ込んで
以来 湯気が上がるものには まず指をつっこむ妙なクセがつき
人差し指が 温度計になったらしい 。
(※おじる・おじ込む とは怖れるという意味の土佐弁です)
汁物に指を突っ込んでも 特に犯罪ではないにしても 外食したときは
周りが一瞬引いたあと 店を出るまで 常に人様の視線を背中に感じる。
「ま 色々あるろうけんど 通報されはせんろうき すんぐに慣れる」
指温度計男の妻の嘆きに すんぐに慣れるはまずかった ごめんなさい。
でも自分の口に入れるものなのだからいいのでは
色々なことが若い人の思うこととは違ってくるのですね
これも年のせいなんですね
流石に周囲はびっくりしますね。
かと言って温度計を持ち歩くわけにいかないでしょうし。
やっぱりここは、くりまんじゅうさまが先にお毒見係ならぬ温度見係をなさるしかないかなぁ。
あたしは今2歯分の部分入れ歯なのですが、これで十分不便しています。
それが本格的に入れ歯となると、ご不便お察しします。
など考えたこともなかったですが 総入れ歯になったら口中の上あご部分の
ドーム状が覆われることになり 温度感知が鈍くなるということでしょうかね。
熱々の汁物を一気飲みしたら 喉が焼けただれて大変なことになります。
外食で指温度計を使ったら周りが引きますが 身を守るという点では正しいかもです。
そりゃ周りは引きます。私はいつも体温計を持ち歩いていますが
食べ物の温度は計れませんし 天ぷら用の温度計は持ち歩くには長すぎるし。
人間の寿命が延びるにつれ 総入れ歯の人も増えるでしょうから食物温度が怖い人
のために 持ち歩き食物温度計をタニタやオムロンあたりが作ってやればいいのに。
やっぱり ちょっとのことが一生の不便になるんですね。
いや ちょっとのことでもないです・・・すみません。
夫も昔から歯医者通いが絶えず 抵抗やむなく とうとう 入れ歯になりました。
不自由そうです。
多くの方が 年とともに耳が遠くなって 補聴器を使えばいいのにと言われて
あつらえてみても やっぱり 自分の耳で聞こえるのと 音の入り方が違うので
とてもストレスになるらしく イヤだと言って あまり使わないひとが 多いですしね。
ああ~~(ため息)
何気なく暮らしていても無駄な物は無いという事ですね
わが身の防衛手段 そこは大目に見てあげて・・
総入れ歯になると味覚も変わって来るのでは?
欠けた部分の代用は有っても
本来の持ち合わせたものをカバーすることはできないという事なんでしょうね
総入れ歯になると硬口蓋部が覆われ温度が分からなくなるようです。こうなるなら
インプラントにすれば良かったと夫婦で嘆いていました。保険適用になってほしいです。
年令が進むとだれもが 耳に補聴器・歯に入れ歯が必要になりますが
使っても決して 以前の感覚には戻れないでしょうが
古びた機械に油をさしつつ だましだまし使うことになりますね。
国産牛のすき焼きなら食べる と言うので困っていると妻が嘆きました。
そりゃお腹いっぱいの国産牛すき焼きは財布が痛いですから
ブタにしたら❓と私がアドバイスしましたが実践はしてないみたいですアハハ。
総入れ歯にしたら味覚が変わったそうですが この際ブタに慣れてもらわねば。
もちろん上の歯は入歯でした
だから「歯の悪いだんなのために」とこのブログを書き始めたのです
かわいそうですよねえ 熱いものが食べにくいのは^^;
でも外で料理に指を突っ込むのはいけませんよねえ^^;
私も歯の隙間に食べ物が挟まるお年ごろになってしまいました
毎食後歯を磨いてますが 面倒ですよねえ(〃_ _)σイジイジ
『歯の悪いだんなのために』の料理の紹介がありました ご主人さまお幸せでしたね。
歳と共に歯茎が後退するのか歯が長くなり その結果食べた物が挟まるようになります。
若い頃はぴったり隙間のなかった歯が 今では歯ブラシと歯間ブラシが要ります。
昔は朝晩の2回しか歯磨きしませんでしたが 今は私もです 毎食後磨くようになりました。