goo blog サービス終了のお知らせ 

ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「チャイナ・シンドローム」

2019年11月27日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1979年公開の映画の紹介です

監督はジェームズ・ブリッジス。
原子力発電所が題材のサスペンス映画です。
主演・出演は、ジェーン・フォンダ、ジャック・レモン、マイケル・ダグラス。


アメリカのテレビ局のリポーターであるキンバリーは、州ののどかな情報をメインにリポートしています。
その日は、ドキュメンタリーの特番でベンタナの原子力発電所に行くように言われ、報道を目指すキンバリーは喜んでカメラマンのリチャードと直行します。
発電所では概要の説明の後、制御室を見降ろせるブースに招待されます。
撮影は禁止と言われ、リチャードはがっかりしますが、そっと撮影を続けていました。
制御室には責任者のゴデルと数人がいて、突然ぐらぐらと揺れを感じ、皆慌てます。
パネルが点滅し、ゴデルはいろいろ指示を出し、事なきを得ますが慌て方は普通ではありませんでした。
キンバリーとリチャードはその日の特番に使うようテレビ局で話を勧めますが、発電所の撮影は重罪の為フィルム室に保管されてしまうのです。
後日フィルムが無くなっている事で、上司はリチャードを疑いキンバリーに話をするよう言います。
リチャードを探すキンバリーは、バーで偶然ゴデルに会い、審査は何事も無く、間もなく発電所は業務を再開すると聞き驚きます。
数時間後には運転を再開する予定の発電所で、作業の一人が漏れを見つけます。
そして、ゴデルは地震以外の恐ろしい振動を感じた事で、再開を不安になるのです。

********************************************************
『チャイナ・シンドローム』とは、
 原子炉核燃料のメルトダウン(炉心溶融)によって、 核燃料が溶け落ち、その高熱で鋼鉄製の圧力容器や格納容器の壁が溶けて貫通し、放射性物質が外に溢れ出すことです。

※ 『チャイナ』がつくのは、高温の核燃料が溶けて地中にのめりこみ、地球の裏側にある中国にまで突き抜けて達する事態になるのではないかということのようで、一種のジョークのようです。

この映画はアカデミー賞で、「主演男優賞/ジャック・レモン」「主演女優賞/ジェーン・フォンダ」「脚本賞」にノミネートがあります。
カンヌ国際映画祭では、「男優賞/ジャック・レモン」の受賞があります。





応援ありがとうございます
ますます、頑張ります!!  (p*・∀・)p

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「フラワーショウ!」 | トップ | 「悪党に粛清を」 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
このタイトルも (truelies)
2019-11-27 14:09:14
内容も非常に話題になりましたね。
こんな警鐘的な映画があったのに、
無策の現実が怖いです。
今さらながら、ジャック・レモンと
マイケル・ダグラスの姿に驚きました。
返信する
おはようございます (trueliesさんへ)
2019-11-28 08:07:38
久々に観ました
忘れている部分が多々ありましたが、危機を感じさせる映画でしたね
記事にしませんでしたが、マイケルはこのころから制作に加わっていたんですね
もっと古くなりますが、父親の映画も観たくなりました
返信する

コメントを投稿

1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)」カテゴリの最新記事