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ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「月」

2025年04月04日 | 日本映画
2023年公開の日本映画の紹介です

監督は、石井裕也。
辺見庸の小説が原作の、ドラマ映画です。
主演・出演は、宮沢りえ、磯村勇斗、オダギリジョー、二階堂ふみ、
板谷由夏、モロ師岡、鶴見辰吾、原日出子、高畑淳子。


(あらすじ)
夫・昌平と朝食を終えた堂島洋子は支度をして木々の立ち並ぶ中を通り抜け、
勤め始める重度障害者施設に着きました。
障害者たちの様子にドギマギする洋子に、同じ呼び名の若い陽子が明るく声をかけてきます。
紙芝居を作っている若い“さとくん”と話している最中、叫び声が聞こえてきました。
病室は全てカギがかけられ、ベッドに寝ているある患者は、
動けず聞こえず見えないと洋子は説明されます。
その後陽子は以前人気だった洋子の小説を読んだと話します。
洋子はその後書けなくなって、勤め始めたと正直に話すのです。
ある日洋子は、陽子と“さとくん”を家に呼び、花火をしたりすごしました。
しかし2人には意外な面があることを洋子は知るのです。
更に“さとくん”は洋子の小説の内容から、「同じ考えだ」と言います。
それは、「無駄なものはいらない」という思想だったのです・・・

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重いけど、暗いけど、やっぱり果てしなく重く暗い144分でした。
あらすじにあまり登場しない昌平、演:オダギリジョーに唯一安心出来ましたです。
でも、様々な面で、観るに値する作品でした。

この映画は、
・日本アカデミー賞/最優秀助演男優賞(磯村勇斗)
・日本映画批評家大賞/助演男優賞(磯村勇斗)
・ブルーリボン賞/監督賞(石井裕也)
・キネマ旬報ベスト・テン/助演女優賞(二階堂ふみ)・助演男優賞(磯村勇斗)
他、たくさんの受賞があります。

小説は障害者の一人称で語られていて、堂島洋子は映画オリジナルの主役とか。

企画を聞いた石井監督は、「すごく怖かったのが一番の感情」のようです。
更に、「障害者施設の問題はあらゆる社会問題に共通している。
逃げることはできないと思いました」




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