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ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ぼくが生きてる、ふたつの世界」

2025年04月09日 | 日本映画
昨年9月公開の日本映画の紹介です

監督は、呉美保。
五十嵐大による自伝的エッセイが基になっている、ドラマ映画です。
主演・出演は、吉沢亮、忍足亜希子、今井彰人、ユースケ・サンタマリア、
烏丸せつこ、でんでん。


(あらすじ)
宮城県。
聾者の夫婦、陽介と明子は生まれた大(だい)が耳が聞こえることを喜びます。
幼少期の大は手話を覚え、スーパーで明子に伝えることで褒められます。
明子の両親も一緒に暮らし、頑固な父は皆に対して常に横柄な態度でした。
ある日小学生の友人を連れてきた大は、
友人から「お前の母さん話し方が変だ」と言われます。
その頃から大は明子と距離を置き、参観日の手紙を渡さなかったのです。
中学生の大は反抗期で、手話をすることが嫌になり明子にもひどいことを言ってしまうのでした。
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東京。
成人した大はパチンコ店で働き、怒鳴りあっている男たちを目にします。
ところが近くで背を向けてパチンコをしている女性・を見て大は聾者と気付くのです。
その後、大はその女性が担当しているあるグループに参加しました・・・

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何か、とってもいい映画でした。
タイトルからSFの過去や未来のストーリーを想像してスルーしてましたが、
フォロワーさんのレビューで観てみたんです。

大が生まれてから小学生まで、全編105分のうち30分間、丁寧に両親との生活が流れます。

作家・エッセイストの五十嵐大の自伝的エッセイは、
『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』

フランス映画の「エール!」や、アメリカ映画の「コーダ」を思い出しましたね。

明子役は、忍足 亜希子(おしだり あきこ)。
聾者で、「ろう者はもっと明るい。リアルな姿を伝えたい」という気持ちで女優を目指したようです。
レビューを書かれている方の中には、「もっと評価をされるべき!!!」という意見も多く、
私も大賛成なくらいとても母としての表情がとても良かったです。
「アイ・ラヴ・ユー」(1999)、「黄泉がえり」(2003)、
「僕が君の耳になる」(2021)などの出演があるようです。




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