ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「メタモルフォーゼの縁側」

2023年07月24日 | 日本映画
昨年6月公開の日本映画の紹介です

監督は、狩山俊輔。
鶴谷香央理の漫画が原作の、ハートフル・ドラマ映画です。
主演・出演は、芦田愛菜、宮本信子、高橋恭平、古川琴音、汐谷友希、伊東妙子。


(あらすじ)
ある夏の暑い中、75歳の老婦人・雪は本屋に入り綺麗な表紙の漫画本を気に入りレジに向かいます。
その漫画『君のことだけ見ていたい』はボーイズラブ(BL)テーマの内容で、
レジで受け取った高校生のバイト・うららは驚いて雪の顔を見つめてしまいました。
帰宅したうららは奥にしまっていた段ボールから『君のことだけ見ていたい』を取り出し、
持っている巻の最後まで読んでしまいます。
一方、やっと落ち着いて本を広げて読んだ雪は、内容に驚きながらも続きが気になります。
本屋に次巻を買いに来た雪は、うららが内容に詳しくて楽しくなり茶店に誘います。
その後も話が盛り上がり、ある日たくさんの本を抱えてうららは雪の自宅を訪ねました。
縁側から上がるよう言われ、雪のご飯を食べたり2人は楽しく話し込むのでした。
ある日幼馴染の男子同級生の紡が突然うららの家に上がり込み、
お茶菓子を用意したうららは立ち止まります。
開いた段ボールから、紡はBLの本を読んでいたのです・・・

***************************************************
タイトルの『メタモルフォーゼ(Metamorphose)』は、
ギリシア語のメタモルフォーシスに由来し、
「変化」という意味があるようです。

原作本は、KADOKAWAのウェブコミック配信サイト『コミックNewtype』で連載されてたんですね。
単行本は全5巻です。

雪役は、同年代の宮本信子。
たくさんのテレビドラマ、映画、舞台で大活躍です。
「真実」(2019)で、カトリーヌ・ドヌーヴの吹き替え担当は初めて知りました。
「阪急電車 片道15分の奇跡」(2011)で、報知映画賞助演女優賞を受賞しています。
2014年紫綬褒章、2022年旭日小綬章の受賞もありました。
他映画では、
夫・伊丹十三監督作品主演の、「お葬式」(1984)、「マルサの女」(1987)、「ミンボーの女」(1992)など、
近年では、「眉山」(2007)、「キネマの神様」(2021)、「ハウ」(2022)などの出演があります。





原作本・画像お借りしています

皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
本屋にコーナーがあるのは結構前から知ってました
うらら役・芦田愛菜の(雪に椅子を勧めながらの)説明が、可愛いのなんの

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


こんなタイトルですが、押すとアマゾン検索ツールに飛びます
お探し物のさいにはぜひご利用下さいね

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ザ・コール 緊急通報指令室」 | トップ | 「ベスト・フレンズ・ウェデ... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (hajime)
2023-07-24 18:29:47
こんにちは。
宮本信子さんの演技力はさすがですよね。

「阪急電車 片道15分の奇跡」はつい最近、BSNHKで放送されました。
この映画も宮本信子さんと芦田愛菜さんが共演していました。
最初はつながりのなかった人たちが、電車を介してそれぞれの悩みが表現され、最後はつながっていく様を見てなんだかとてもほっこりしました。
ずっと横浜に住んでいる私にとって、阪急電車の駅名がなんだかとても「関西らしく」思えて新鮮でした。
返信する
おはようございます (hajimeさんへ)
2023-07-25 05:56:39
ご訪問とコメントありがとうございます
宮本信子は年齢相応の役どころでした
若者とのやり取りや、行動など、
親近感がわきましたです 
「阪急電車 片道15分の奇跡」!!
競演でしたね~
随分前に観ています
いいストーリーの映画でしたね
返信する
Unknown (tui5130)
2023-07-25 20:23:59
こちらの記事を見て興味を持ち、本日この映画見ました。
とーーっても良かったです~!!
テレビや映画で泣くことのない私なのに、途中でうららちゃんに感情移入してしまってシクシク泣いてしまったと言う...(/_;)
エンディングの歌も可愛くて、大好きな作品となりました。
素敵な映画のご紹介どうもありがとうございました(*^o^*)
返信する
おはようございます (tui5130さんへ)
2023-07-26 05:55:12
こちらこそ!!
とっても嬉しいコメントありがとうございます

この映画はかなり観たかったので、
アマゾンで配信と同時に観ました
主演2人の関係ややりとりが、とても素敵でした
返信する

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事