ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ナチュラルウーマン」

2024年02月15日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2018年公開の映画の紹介です

監督は、セバスティアン・レリオ。
チリ・ドイツ・スペイン・アメリカ製作の、ドラマ映画です。
主演・出演は、ダニエラ・ベガ、フランシスコ・レジェス、ルイス・ニェッコ。


(あらすじ)
チリ、サンティアゴ。
“フィンランディア”でサウナやマッサージの後、初老のオルランドは白い封筒を探します。
見つからずホテルのフロントで封筒と便箋を頼み、オルランドはその場で書き留めます。
ナイトクラブでは歌うマリーナと目を併せながら、その後2人はレストランに入ります。
マリーナの誕生日を祝う店の計らいの後、オルランドは封筒を渡します。
『イグアスの滝に行ける券』と書かれていて、
チケットを入れた封筒が見つからなかったとオルランドは笑います。
オルランドの部屋に戻った後、夜中にオルランドの調子が悪くなり、
マリーナは慌てて支度します。
廊下で待つ間オルランドは階段を転げ落ちてしまいます。
病院に急行するも、動脈瘤が原因でオルランドは命を落としてしまいました。
マリーナはオルランドの家族に連絡し、病院を後にします。
ところが翌日、仕事場のカフェに警察の性犯罪捜査班の女性刑事・コルテスがマリーナを訪ねてきました。
コルテスはオルランドの体に打撲痕があることを指摘しますが、
仕事中の為マリーナは仕事場に戻るのです。
自宅にはオルランドの息子・ブルーノが入っていて、何があったか聞き出そうとします。
その後オルランドの妻・ソニアから電話があったことで、
マリーナが会社の駐車場に車を止めるとソニアが現れます。
「変態だって思った。7歳の娘がいるから葬儀には絶対に顔を出さないように。」

***************************************************
タイトルがそれほど珍しくなく何となく見る感じだったんですが、
次第に惹きこまれ行きました。
途中でマリーナが男性か女性かわからなくなるんですが、
演じているダニエラ・ベガ自身がトランスジェンダーでした。
チリの女優、メゾソプラノ歌手で、作中では歌も披露しています。

この映画は、第90回アカデミー賞外国語映画賞/チリ代表作で、同国代表作として初めての受賞だったようです。
ベルリン国際映画祭では、銀熊賞(脚本賞)とテディ賞(LGBT映画に対する賞)を受賞しています。




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2 コメント

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Unknown (こぶたナース)
2024-02-15 11:19:35
こんにちは~
これ映画館で観たんですよ
今アマプラでもやっていますね
いい映画でした
こんばんは (こぶたナースさんへ)
2024-02-15 21:29:07
劇場で観られましたか
はい、アマプラで観ました~~
初めて観ましたが、タイトルから想像できないストーリー展開で驚きました
マリーナ役のダニエラは、女性でも男性でもとっても素敵でしたね 

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