ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「アメリカン・フィクション」

2024年04月06日 | ドラマ映画
今年2月配信の映画の紹介です

監督は、コード・ジェファーソン。
パーシヴァル・エヴェレットの小説が原作の、ドラマ映画です。
主演・出演は、ジェフリー・ライト、トレイシー・エリス・ロス、ジョン・オーティス、
アダム・ブロディ、エリカ・アレクサンダー、スターリング・K・ブラウン。


(あらすじ)
黒人作家の“モンク”は、大学の講義中差別用語を頻繁に使うことでしばらく休むよう言われてしまいます。
“モンク”は乗車拒否するタクシー運転手や、
黒人であることで著作書が別分類にされていることなどに常にうんざりしています。
実家に久々に帰った“モンク”は、姉・リサから母親がアルツハイマーであることを聞き驚きます。
ところがその後リサが突然急死してしまい、
母親の介護費用の事で兄のクリフに相談するも「充てにしないで」と言われてしまうのです。
久々に執筆した新作も代理人には受けず、
“モンク”は作者名を変えて、今までとは違うタイプの黒人が主人公の小説を書きあげます。
代理人も半信半疑で送ったところ出版社に、出版社に大うけしてしまいました。
しかし変えた作者名は極悪犯と同じだったのです・・・

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人種差別の重く辛い映画と思いまして少しスルーしてましたが、
主人公は意固地で差別を意識しすぎ、周りは暖かい人たちで固められたいい映画でした。
ラスト、好きですねぇ。

映画のタイトルは同じ『アメリカン・フィクション』。
「アメリカの創作された物語」かな。
小説のタイトルは『Erasure(イレイジャー)』で、
意味は「ぬぐい消すこと、消去、抹消」などです。

この映画はアカデミー賞で、
「脚色賞」を受賞、
「作品賞」「主演男優賞/ジェフリー・ライト」「助演男優賞/スターリング・K・ブラウン」「作曲賞」のノミネートがあります。
トロント国際映画祭で「観客賞」を受賞しています。

兄・クリフ役は、スターリング・K・ブラウン。
※ 弟と表記されているものもあるんですが、字幕を見るところ“兄”となってました。
テレビドラマの出演がたくさんあります。
「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」(2016)でエミー賞、
「THIS IS US」(2016~2022)でも、エミー賞/ゴールデングローブ賞などの主演男優賞を受賞しているようです。
映画は他に、「マーシャル 法廷を変えた男」(2017・劇場未公開)、「ブラックパンサー」(2018)、
「リズム・セクション」(2020・劇場未公開)などの出演があります。




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