「ザ・ダンサー」

2017年公開の映画の紹介です

監督はステファニー・ディ・ジュースト。

モダンダンスの先駆者、ロイ・フラーの実話の物語です。

フランス・ベルギーの制作です。

主演・出演は、ソーコ、リリー＝ローズ・デップ、メラニー・ティエリー、ギャスパー・ウリエル。

読書や芝居をすることが大好きなフラーは、父の死後母のいるニューヨークに行きます。
女優になる夢を持つフラーは、オーディションを受け脇役に努めます。
ある時舞台でハプニングが起き、フラーは偶然独特な踊りをして喝さいを浴びます。
更に上を目指すフラーはパリに移り、独特のダンスに加えて、美しく見せる為に衣装や照明にも執着していきます。
しかし、体中を使うダンスは自分の体を痛めつけ、フラーは追い詰められていくのです。
その後フラーとは対照的に、自然な美しさで軽やかなダンスを踊るイサドラが仲間に加わります。
そして間もなく、ついにオペラ座からフラーに出演オファーが届いたのです。

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肉体の限界に挑むアスリートのような凄まじい鍛え方のフラー役はソーコ。
フランス出身のシンガーソングライターでもあります。
「博士と私の危険な関係」(2012)では、主演でロミー・シュナイダー賞にノミネートされています。

イサドラ役はリリー・ローズデップ。
かの、ジョニー・デップの娘さんで、この時まだ16歳なのにオーラありすぎです。
この映画ではセザール賞の有望若手女優賞にノミネートされています。

≪　セザール賞　≫　とはなんぞや？　豆知識

フランスの映画賞で、米アカデミー賞に匹敵します。
俳優や記者など12の職業分野から成る投票権者、約4,000人によって決められます。

歴代「最優秀作品賞」には、
｢テス｣(1980)、

｢シラノ・ド・ベルジュラック｣(1991)、

｢アメリ｣(2001)、

｢戦場のピアニスト｣(2003)、

｢アーティスト｣(2012)、

｢愛、アムール｣(2013)

などがあります。

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