ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「丘の上の本屋さん」

2024年07月13日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
昨年公開の映画の紹介です

監督は、クラウディオ・ロッシ・マッシミ。
小さな古書店が舞台の、イタリアのドラマ映画です。
主演・出演は、レモ・ジローネ、コッラード・フォルトゥーナ、ディディー・ローレンツ・チュンブ、
ピノ・カラブレーゼ。


(あらすじ)
30年古書店を経営しているリベロが朝店を開けはじめると、
隣のカフェ勤務の二コラが手伝ってくれます。
間もなく顧客のポジャンがやってきて捨てられていたという本と日記を持ち寄り、
売るつもりがないながらもリベロはお金を払います。
家政婦をしているという若い女性の日記で、時間を見てはリベロは読み始めるのです。
リベロは少年が立っていてる姿を目にし話しかけます。
ブルキナファソからの移民エシエンは、イタリア語は勉強していると言いました。
しかし買うお金がないというエシエンに、貸してあげるとリベロは提案し、
エシエンは『ミッキーマウス』の漫画を大事そうに抱えて帰って行ったのです。
その後もエシエンに様々な本を貸すうち、二コラにエシエンの事を聞かれたリベロは答えます。
「珍しく、本当に本好きのお客さん。」
リベロはある日、病院の検査があるからと二コラに店の番を頼みました・・・

**************************************************
古本屋をよく巡っていた頃を思い出しました。
貸した本の感想を聞き、内容の意味をエシエンに説明するシーンは、とても大切なことと気付かされました。
ワンシチュエーションのようですが、
外に広がる壮大な景色、石造りの街並み、その手前に映る二コラが勤務する隣のカフェが素敵です。
ときどき二コラがコーヒーやお菓子を差し入れする姿も、とても良かったです。

舞台となった“チビテッラ・デル・トロント”は、
「イタリアの最も美しい村」のひとつに数えられているようです。

エシエンに勧めた小説は、公式HPで紹介されています。
実はジャック・ロンドン著の「白い牙」は知りませんでしたので、
図書館で探してみようと思います。

リベロ役のレモ・ジローネは、
「フォードvsフェラーリ」「我が名はヴェンデッタ」の出演があるようです。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
物語の冒頭に流れるテロップを、ふく自身の為に記載しておきます
「持ち主が変わり、新たな視線に触れるたび、
本は力を得る。
『風の影』カルロス・ルイス・サフォン」

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