goo blog サービス終了のお知らせ 

ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ホテル・ファデットへようこそ」

2024年08月13日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2017年製作の映画の紹介です

監督は、フロランス・カンタン。
フランスの、コメディ・ドラマ映画です。
主演・出演は、ジェラール・ドパルデュー、カトリーヌ・ドヌーブ、ギョーム・デュ・トンケデック。



(あらすじ)
妻の家族が経営する自動車修理工場で働くジェラールは、
勝手なふるまいをする妻に愛想をつかし、義母に自分の工場を持つため出ていくと話します。
顧客から修理代を受け取ったジェラールは鞄に詰め、車を出します。
そして田舎町に到着したジェラールは、修理工を見学し持ち主のリコと話します。
リコはしばらく旅行に行く予定でその間工場を任され、その後契約することになりました。
取りあえずジェラールは、宿泊するため近くのホテル“ファデット”を訪ねます。
女主人のバルバラはジェラールにホテルの話をした後、前金を現金で受け取ります。
朝・夕食事つきと聞き、ジェラールはレストランの席に座ります。
バルバラは客の注文を取った後買い足しに出かけ、
気になったジェラールが厨房を覗き驚きます。
シェフはおらずお湯を沸かしているだけで、ジェラールはリコに相談に行きました。
「彼女は現金を持つと豪遊に行く。」
その後リコとジェラールは調理台に立ち、それからもバルバラに振り回されるのでした。
一方、ジェラールの妻の自動車修理工に、警察が訪ねてきたのです・・・

*********************************************
フランスの2大俳優、
2人を見ているだけでも満足でした。

原題は『Bonne Pomme』。
意味は「お人よし」らしいです。
直訳では、「グッドアップル」。

ジェラール役は、今年75歳のジェラール・ドパルデュー。
「グリーン・カード」(1990)が初見でした。
この映画で、ゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞していたんですね。
「シラノ・ド・ベルジュラック」(1990)では、セザール賞主演男優賞とカンヌ国際映画祭男優賞を受賞しています。
まだまだ観ていない映画も多いです。
これからですね。




皆さま。お立ち寄りと応援ありがとうございます
優雅で悪気なく人にあれこれ頼む姿のカトリーヌも、ステキでしたねぇ~

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「私、オルガ・ヘプナロヴァー」

2024年08月10日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
昨年公開の映画の紹介です

監督は、トマーシュ・バインレプ/ペトル・カズダ。
チェコスロバキア最後の女性死刑囚の、モノクロの実話映画です。
主演・出演は、ミハリナ・オルシャンスカ、マリカ・ソポスカー、クラーラ・メリスコバ。


(あらすじ)
チェコスロバキア。
裕福な家庭に育ったオルガは、ある日学校へ行かず精神安定剤を大量に飲みます。
病院に付き添ったオルガの母は言います。
「自殺には強い意志がいる。お前には無理、諦めなさい。」
家でも自分の居場所が感じられないオルガは家を出たいと話し、
コテージを借りて一人暮らしを始めます。
職場で運転手の仕事を任されますが、挨拶にも返事を返さない状態のオルガでした。
レズビアンで女性と付き合うもうまく行かず、
ある日社長に呼ばれたオルガは同僚からの苦情が多いため解雇を言われてしまいました。

『皆さま、資料として手紙を残します。
13年間良家の囚人だった。
毎日が暴行で、絶望を感じ、
家族や家、人生からも逃げ出した。
選択肢は自殺か殺人か。
私は決断する、憎い人々への復讐を。』

手紙を投函したオルガは、トラックに乗りバスの停留所に乗り上げると、
次々と人々を轢いて行ったのです・・・

************************************************
スルーしていましたが、「実話の死刑囚」とインスタの紹介で観てみました。
何も知らないで観たら、ふてくされてタバコをふかし続けるオルガのシーンは、
大変つまらなかったと思われます。
流れもわかりづらいです。
でも23歳の若さのオルガは、ウィキペディアでも紹介されていました。

余談ですが、
ファミリーネームが珍しい“オルガ・キュリレンコ”という女優について調べましたら、
ウクライナ出身の方でした。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
やっぱり苗字って、国や地域を表しますね

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ピアニスト」

2024年07月24日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2002年公開の映画の紹介です

監督は、ミヒャエル・ハネケ。
カンヌ国際映画祭で3個の受賞、フランスのドラマ映画です。
主演・出演は、イザベル・ユペール、ブノワ・マジメル、アニー・ジラルド。


(あらすじ)
夜遅くに帰宅したエリカは、母から叱責されます。
エリカが逆らうも、母はエリカのバッグから通帳を取り出して使い道を問い詰める始末です。
しかしその後しんみりすると、「短気な親子だ」と慰めあうのでした。
エリカはウィーン市立音楽学院のピアノ教師で、
ある日演奏会の為母と共に会場となる家を訪問します。
エリカは連弾など披露し、その後の軽食では主催者の甥、ワルターが気軽にエリカに声をかけます。
学院の指導後アダルトビデオ店に寄るエリカは、個室でビデオを堪能するという性癖を持っていました。
その後入学したワルターはシューベルトを弾き、エリカに弾き方を指摘されると、
正直に「あなたの気を惹くため」と言いました。
そっけないエリカですが、ワルターの後を付けたりするのでした。
ある日体が触れ合う機会があったエリカは、執拗に強要するのでした・・・

***************************************************
さて、何を強要するかは、文章に出来ませんです。
珍しい恋愛もののハネケ監督ですが、いや~~な部分はやはりありました。
ユペールがよく演じたものだと感心ですよ。

カンヌ国際映画祭の受賞は、
「審査委員グランプリ」「男優賞/ブノワ・マジメル」「女優賞/イザベル・ユペール」。
フランスのセザール賞では、「助演女優賞/アニー・ジラルド」を受賞、
「女優賞/イザベル・ユペール」のノミネートがあります。

この映画は、エルフリーデ・イェリネクの小説『Die Klavierspielerin(ピアニスト)』が原作のようです。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
どれもお薦めしたくないハネケ監督作品ですが、
クセになりそうな気もしますです

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「丘の上の本屋さん」

2024年07月13日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
昨年公開の映画の紹介です

監督は、クラウディオ・ロッシ・マッシミ。
小さな古書店が舞台の、イタリアのドラマ映画です。
主演・出演は、レモ・ジローネ、コッラード・フォルトゥーナ、ディディー・ローレンツ・チュンブ、
ピノ・カラブレーゼ。


(あらすじ)
30年古書店を経営しているリベロが朝店を開けはじめると、
隣のカフェ勤務の二コラが手伝ってくれます。
間もなく顧客のポジャンがやってきて捨てられていたという本と日記を持ち寄り、
売るつもりがないながらもリベロはお金を払います。
家政婦をしているという若い女性の日記で、時間を見てはリベロは読み始めるのです。
リベロは少年が立っていてる姿を目にし話しかけます。
ブルキナファソからの移民エシエンは、イタリア語は勉強していると言いました。
しかし買うお金がないというエシエンに、貸してあげるとリベロは提案し、
エシエンは『ミッキーマウス』の漫画を大事そうに抱えて帰って行ったのです。
その後もエシエンに様々な本を貸すうち、二コラにエシエンの事を聞かれたリベロは答えます。
「珍しく、本当に本好きのお客さん。」
リベロはある日、病院の検査があるからと二コラに店の番を頼みました・・・

**************************************************
古本屋をよく巡っていた頃を思い出しました。
貸した本の感想を聞き、内容の意味をエシエンに説明するシーンは、とても大切なことと気付かされました。
ワンシチュエーションのようですが、
外に広がる壮大な景色、石造りの街並み、その手前に映る二コラが勤務する隣のカフェが素敵です。
ときどき二コラがコーヒーやお菓子を差し入れする姿も、とても良かったです。

舞台となった“チビテッラ・デル・トロント”は、
「イタリアの最も美しい村」のひとつに数えられているようです。

エシエンに勧めた小説は、公式HPで紹介されています。
実はジャック・ロンドン著の「白い牙」は知りませんでしたので、
図書館で探してみようと思います。

リベロ役のレモ・ジローネは、
「フォードvsフェラーリ」「我が名はヴェンデッタ」の出演があるようです。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
物語の冒頭に流れるテロップを、ふく自身の為に記載しておきます
「持ち主が変わり、新たな視線に触れるたび、
本は力を得る。
『風の影』カルロス・ルイス・サフォン」

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ロング・エンゲージメント」

2024年07月05日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2005年公開の映画の紹介です

監督は、ジャン=ピエール・ジュネ。
セバスチャン・ジャプリゾの小説が原作の、フランス製作・R15のラブ・ストーリ-映画です。
主演・出演は、オドレイ・トトゥ、ギャスパー・ウリエル、マリオン・コティヤール、
ジョディ・フォスター。



(あらすじ)
第一次大戦中の1917年、フランス。
5人の兵士が、故意に自傷をした疑いで死刑宣告を受けてしまいました。
婚約者・マチルドがいる若いマネクもその中の一人です。
5人は殺害される代わりに、自国の塹壕と敵地の中間地点に放たれました。
休戦状態でしたが、寒さと飢えで命を落とすだろうと見捨てられたのです。
-------------------------------------------
数年後、マチルドの元にマネクの戦死の報せが届きます。
マチルドは戦死を信じず、自分でマネクを探すため戦地にわたります。
元伍長が前線でマネクを見かけていたと聞き、マチルドは会いに行きます。
元伍長は持っていた5人の遺品をマチルドに渡してくれました。
その後マチルドは探偵を雇い、マネク以外の4人と関わる人物について調べて行きます。
しかしやがてマチルドは、5人に関する辛い連絡を受けてしまうのです・・・

*********************************************
「むいているリンゴの皮が最後までつながったら、マネクは生きている」
「近道を通ってマネクの乗る車より先にたどり着いたら、マネクは生きている」

マチルドのオトメチックな願掛けが所々にあって、
戦争シーンがなければ、ロマンチックなラブストーリーです。

ミステリー作家・セバスチャン・ジャプリゾの原作は、「長い日曜日」です。
映画の原題は『婚約中の長い日曜日』のようです。

この映画はアカデミー賞で「撮影賞」「美術賞」のノミネート、
ヨーロッパ映画賞/プロダクションデザイン賞を受賞、
セザール賞では、「助演女優賞/マリオン・コティヤール」「有望若手男優賞/ギャスパー・ウリエル」
「撮影賞」「美術賞」「衣装デザイン賞」を受賞しています。

『マネクはマチルドを愛している』の意味の「MMM」を何度も木に刻むマネク役は、
故/ギャスパー・ウリエル。
「SAINT LAURENT/サンローラン」(2014)ではリュミエール賞主演男優賞、
「たかが世界の終わり」(2016)ではセザール賞主演男優賞を受賞しています。
お気に入りの俳優さんでしたので、2022年の事故で他界のニュースは、かなり悲しみましたです。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
ジョディ・フォスターはフランス語ペラペラ、というのはこの映画で知りました。

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ポトフ 美食家と料理人」

2024年06月21日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
昨年12月公開の映画の紹介です

監督は、トラン・アン・ユン。
スイスの作家/マルセル・ルーフの小説が原作、フランス製作のロマンス・ドラマ映画です。
主演・出演は、ジュリエット・ビノシュ、ブノワ・マジメル、エマニュエル・サランジェ、
ガラテア・ベルージ、ボニー・シャニョー=ラヴォワール。


(あらすじ)
1885年、フランス。
レストラン経営者のドダンのシェフとして働くウージェニーは、
住み込みのヴィオレットと共に休みなく料理を作っていきます。
その日、ヴィオレットが姪と紹介して厨房に入った少女・ポーリーヌは、
ドダンから味見をするよう言われ、更に料理に使った食材のほとんどを言い当て驚かれます。
ある日ドダンの友人たちが2人の料理を堪能していると、
男性が訪問し、「ユーラシア皇太子が晩餐に招待したい」と伝言を伝えます。
そして晩餐に参加したドダンは、「秩序がない料理のオンパレード」と酷評しました。
更にドダンは、ユーラシア皇太子を直接招待することを思いつくのです。
ドダンが決めた料理はフランスの伝統料理“ポトフ”でした。
ある日姿が見えないウージェニーを探すドダンは、木の下にうずくまる姿を見つけ驚きます。
安静が必要と言われ、シェフを少し休むことになったウージェニーに、
ドダンは何度目かのプロポーズをするのです・・・

******************************************************
やっと観ました!!
料理工程にかなりの時間をとっていて、味わうことはできませんでしたが、
堪能できました。
パン好きの私は、友人たちが大きなパンをみんなでちぎりながら食べるのがとても美味しそうに見えましたん。

この映画は、カンヌ国際映画祭で、「監督賞/トラン・アン・ユン」を受賞しています。
アカデミー賞国際長編映画賞ではフランス代表作品でした。
(受賞は「関心領域」/イギリス)

ドダン役は、先日「愛する人に伝える言葉」をご紹介したばかりのブノワ・マジメル。
たくさんの映画出演があり、これからも少しづつ観ていきたい俳優さんです。
カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した「ピアニスト」(2002)も、
まもなくご紹介の予定です。





皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
この映画はゲオのレンタル、新作でも5本で1000円で借りてきた1本です。
最近は劇場鑑賞もせず、いよいよ節約になってしまいましたです・・トホホ

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「神が描くは曲線で」

2024年06月01日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2022年・配信の映画の紹介です

監督は、オリオル・パウロ。
スペイン製作の、サスペンス映画です。
主演・出演は、バルバラ・レニー、エドゥアルド・フェルナンデス、ロレート・モーレオン、
ハビエル・ベルトラン。


(あらすじ)
車を降りたアリス・グールドは男性から「勇気に感謝する」と言われ、一人で精神病院に入ります。
担当医ドナディオの手紙などを確認後、入院の手続きをしたアリスは副院長・モンセに館内を案内してもらいます。
今は不在の院長が就任後、鉄格子が取り払われたり森があったり館内は開放的でした。
私物の中で、本一冊だけ許可されたアリスは、部屋に入ると本を広げ資料を取り出します。
この病院で亡くなったダミアン・デルオルモの事件の記事で、実は探偵であるアリスは調査を依頼されていたのです。
----------------------------------------------
ある時病院で火事が起こり、外に出た患者は雨の中大混乱となります。
すると、一人の患者がガラスで数か所切られ死んでいるのが発見されます。
院長は患者それぞれに聞き込みをはじめ、イグナシオが怪しいと感じるのです。
----------------------------------------------
アリスは患者たちにダミアンの写真を見せ、知っているか聞き始めます。
すると、一見普通そうに見えるイグナシオがいろいろ教えてくれました。
捜査を進めるうち、怪しいと思えたイグナシオは、アリスの目の前である発作を起こすのです・・・

*************************************************
タイトルに惹かれ、随分前からチェックしていた映画です。
2時間半ほどの長丁場ですが、二転三転し、とても面白かったです。

原題は『Los renglones torcidos de Dios』。
スペイン語わかりませんが、意味は、
「Dios(神)が書くことを学んだ時の曲がった行と同じような患者たち」
というようなことらしいです。

アリス役は、とても美しいバルバラ・レニー。
スペインの女優さんです。
「マジカル・ガール」(2016)で、ゴヤ賞主演女優賞を受賞しています。
他映画は、「ザ・トランスポーター」(2014・劇場未公開)、「私が、生きる肌」(2012)などの出演があります。



ランキングサイトから、毎日たくさんのご訪問を頂いております
皆さまの応援のおかげでおりますよ
本当にありがとうございます
日々、ふくも応援を心がけてポチポチさせて頂いております!!

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アダージョ」

2024年05月23日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2023年製作の映画の紹介です

監督は、ステファノ・ソッリマ。
イタリアの、クライム・ドラマ映画です。
主演・出演は、ピエルフランチェスコ・ファビーノ、トニ・セルビッロ、バレリオ・マスタンドレア、
アドリアーノ・ジャンニーニ。


(あらすじ)
夜、都会ではネオンが点灯していますが、何度も停電になる状態が続きます。
青年・マヌエルはぼんやりと椅子に座りルービックキューブを手にする父に「それは難しい」と声をかけます。
食事の支度をし、出かけると言ってマヌエルは外から鍵をかけます。
しかし間もなく父の手のルービックキューブは、全面完成しているのです。
マヌエルは合言葉を言ってきらびやかな店の中に入ると、秘かにスマホで店内を撮影します。
ところが壁のマイクに気づき、依頼主・パスコに連絡します。
電話を受けたパスコはそのまま撮影を続けるよう言いますが、
店の外で監視していた男たちからマヌエルが店を出て行ったと聞き悪態をつくのです。
マヌエルはある男性・ポルニューマンを頼り、
紹介されたで男性・カメロ追い払われながらも、状況を話すのです。
一方、ポルニューマンはパスコに脅されマヌエルの所在を聞かれますが、
直後停電になるのです・・・

****************************************
ほぼ、前半ですが、登場人物が説明なく交差するので、
知らない俳優陣という事もあり、誰が誰やら混乱状態でした。
多くの作品にあるように、後で状況がわかり始める系です。

この映画は、ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出展されています。
タイトルの『Adagio(アダージョ)』は、
クラシック音楽などで使われる、速度記号の中の1つのようです。
イタリア語で「ゆるやかに。」 という意味の言葉です。


皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
あらすじを書いているため、真剣に魅入りましたです
氏名等、メモメモしながら

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ロシュフォールの恋人たち」

2024年05月02日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
1967年公開の映画の紹介です

監督は、ジャック・ドゥミ。
ラブロマンスオンリーの、フランスのミュージカル映画です。
主演・出演は、カトリーヌ・ドヌーヴ、フランソワーズ・ドルレアック、ジーン・ケリー、
ジョージ・チャキリス、ジャック・ペラン。


(あらすじ)
フランス西南部。海辺の街、ロシュフォール。
ボートなどを積んだ大きなトラック2台が到着し、2日後のカーニバルの準備が進められます。
この町に住む美しい双子の姉妹ソランジュとデルフィーヌは夢見ています。
「パリで運気を試したい、素敵な恋をしたい。」
2人を一人で育てている母、イボンヌはカフェを経営し、
カーニバル主催の若者2人、エチエンヌとビルに幼いブブを迎えに行くよう頼みます。
するとデルフィーヌが迎えに来ていて、エチエンヌとビルにブブを任せた後、
デルフィーヌは画廊の恋人ギョームを訪ねます。
自分によく似た絵が飾られいて、画家マクサンスの事をギョームに聞くもすでに発った後というのです。
ところがそのマクサンスはイボンヌのカフェにいて、
まもなく除隊で一目惚れの女性を探すと話していました。
ギョームに別れ話を告げたデルフィーヌは、自分描いた画家に恋心を抱き、
ソランジュも偶然町で出会った男性に一目ぼれをするのです。
すると、カーニバルの女性2人が突然辞めてしまい、
エチエンヌとビルはデルフィーヌたちに手伝いを依頼するのです・・・

*************************************************
ソランジュ役のフランソワーズ・ドルレアックは、私生活でもカトリーヌ・ドヌーヴの実の姉のようです。

カトリーヌの映画は今でも時々観ています。
ちょっとのダンスシーンがある映画が多く、楽しませてくれています。

歌はほとんどが吹き替えのようです。
カトリーヌ・ドヌーヴ (歌:アンヌ・ジェルマン)
フランソワーズ・ドルレアック(歌:クロード・パラン)
ジョージ・チャキリス (歌:ロミュ・アルド)エチエンヌ役
ジャック・ペラン (歌:ジャック・ルヴォー)マクサンス役

エチエンヌ役は、ジョージ・チャキリス。
ダンサー、歌手、俳優、今年何と91歳。
超有名な「ウエスト・サイド物語」(1961)では、
アカデミー賞/助演男優賞、ゴールデングローブ賞・映画部門/助演男優賞を受賞しています。
1960年代は、ヨーロッパ映画界に進出していたようです。
「ブーベの恋人」(1964)、「パリは燃えているか」(1966)などの出演、
その後の作品はDVD化にもなっていないみたいです。




皆さまお立ち寄りと応援ありがとうございます
タイトルは知りつつも、初めて観ました
カトリーヌは、本当に可愛いです

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「不思議惑星キン・ザ・ザ」

2024年04月24日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
1991年公開の映画の紹介です

監督は、ゲオルギー・ダネリヤ。
ソビエト連邦製作のディストピア(反理想郷)らしいコメディー・SF映画です。
主演・出演は、スタニスラフ・リュブシン、レヴァン・ガブリアゼ、エフゲニー・レオーノフ。



(あらすじ)
1980年代、モスクワ。冬季。
ある日帰宅したマシコフは妻にパンとマカロニを買うよう頼まれ街に行きます。
すると学生ゲデバンから「あそこに異星人と名乗る人がいる」と話しかけられました。
ほおっておこうとするも素足であることに気づき、マシコフは近づいて話を聞きます。
異星人は自分の星の名を言い、空間移動装置を取り出しゴチャゴチャ言います。
うるさく思うマシコフは移動装置を押してしまいます。
キン・ザ・ザ星雲の砂漠の惑星プリュク。
すると、気が付いたマシコフとゲデバンは見渡す限り砂漠の真ん中にいたのです。
地球のどこかの砂漠に違いないと歩き始めると、遠くから釣鐘のような物体が飛んできました。
2人が降りてきて、“クー”と連発します。
ゲデバンはフランス語や何やらで話しかけますが、実はロシア語が通じていました。
更に、マシコフがタバコをくわえマッチで火を起こすと、
マッチは大変貴重なものらしく、宇宙船に迎えられます。
やっとマシコフとゲデバンはどこかの惑星と信じました。
その後ゲデバンが何かを持ち帰ろうとトイレで施策すると、トイレごと落とされてしまったのです・・・

****************************************************
どうも気になるジャケットでやっと観たんですが・・・
いや~~~、冒頭から耐えられないシーンが続き、
苦痛な2時間強でしたよ。

でもその後何度か公開されているようなので、人気はあるようです。
しかも、
監督作のアニメ版『クー! キン・ザ・ザ』まであるとか。

プリュク星人はテレパシーを使うことができ、言語は少ないです。
劇中、その少ない言語の説明が入ります。

≪ チャトル パッツ語小辞典 ≫

カツェ---マッチ
ツァーク---鼻用小鈴
エツィフ---囚人ボックス
エツィロップ---権力者
ペペラッツ---宇宙船
グラビツァーパ(加速器)---宇宙船モーター部品
キュー---公言可能な罵倒語
クー---残りの表現全部

覚えちゃいましたよ。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
なるほど、というストーリーではありました
それにしても、砂漠のせいかプリュク星人はなんとも小汚く・・・

ランキングサイトから、毎日たくさんのご訪問を頂いております
皆さまの応援のおかげでおりますよ
本当にありがとうございます
日々、ふくも応援を心がけてポチポチさせて頂いております!!

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「オン・ザ・ミルキー・ロード」

2024年04月05日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2017年公開の映画の紹介です

監督・脚本・主演は、エミール・クストリッツァ。
セルビアのドラマ映画です。
他出演は、モニカ・ベルッチ、スロボダ・ミチャロヴィッチ、プレドラグ・"ミキ"・マノイロヴィッチ。


(あらすじ)
戦争が続いているある村で、コスタはロバに乗りハヤブサを肩に兵士たちにミルクを届けます。
爆撃が続く中、平気で食事をするコスタは変わり者と噂されます。
ある日通り道でこぼしたミルクを飲む蛇を見かけ皆に話すも、相手にされませんでした。
コスタにミルクを頼んでいるのは母娘で、戦争に行っている兄ジャガの為、
花嫁となる女性を施設からこっそりと連れてきます。
美しい女性で、コスタは一目ぼれしてしまいました。
ところがその女性はある過去があり、将軍が出所したら大変なことになるとコスタは教えられるのです。
一方、ジャガの妹・ミレナはコスタに恋心を抱いていて、
ジャガが戻ったら一緒に結婚式を挙げようとコスタに言うのです。
果たして戦争が終わり、戦争の英雄と言われるジャガが戻ってきました。
しかし同時に将軍が出所し、村には武装した黒装束の男たちが近づくのです・・・

****************************************************
原題も同じ『On the Milky Road』。
意味合いはわかりませんでした。

設定は、「戦争が続く架空の国、架空の村」のようです。

冒頭に、
「3つの実話に基づき、多くの寓話を織り込んだ物語」
とテロップが流れます。
コメディ調のシーンがあり、その部分が寓話・・?

美しいけど役名がなかったらしい花嫁役は、モニカ・ベルッチ。
今年59歳なんですね。
イタリア出身の女優、ファッションモデルです。
「トロイ」のブリセイス役はこの女優さんとずっと思ってました。
違いまして、ローズ・バーンだったんですね。
「マトリックス リローデッド」(2003)シリーズ、「パッション」(2004)、「ブラザーズ・グリム」(2005)、
「トゥルース 闇の告発」(2011・劇場未公開)、「MEMORY メモリー」(昨年・5月)などの出演は、全部観ていました。






皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
動物が犠牲になるシーンは・・やっぱりいただけませんです

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ビッグ・ガン」

2024年03月23日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
1973年公開の映画の紹介です

監督は、ドゥッチョ・テッサリ。
イタリアとフランスの共同製作の、アクション映画です。
主演・出演は、アラン・ドロン、リチャード・コンテ、カルラ・グラヴィーナ、マルク・ポレル。


(あらすじ)
殺し屋トニー・アルゼンタは息子・カルロの7歳の誕生日に、
「良い人生を歩めよ」と伝えます。
その後出かけたトニーは、あっという間に標的を殺害し自宅に戻るのです。
ある日トニーはボスのニックに組織からの離脱を伝えます。訝るニックに更に、
「息子に平穏な暮らしをさせたい。」と話すのです。
いろいろなことを知りすぎているとニックは言いますが、
マフィアのボスが集まる会議で話しをすると約束しました。
しかしその会議でニックは「もう手遅れ」と言われてしまうのです。
母と出掛ける支度をしたカルロは一旦トニーがいるベッドに戻り、
「ママの車が動かないから、パパの鍵を持ってくるよう言われた。」と鍵を受け取ります。
窓から見送るトニーですが、直後車は大爆発をしてしまうのです。
間違って妻子を殺してしまったことでニックは「一生の汚点」と部下を叱責します。
その後、妻子の葬儀の場で狙われたトニーは、同郷のドメニコと共に相手を追い詰めていくのです・・・

***************************************************
今ではそれほど珍しいストーリーではないですが、
当時、アラン・ドロンが超有名の頃の作品です。
周りにファンがいましたので、幾つかは観ています。

このころのアラン・ドロンは、30代後半です。
フランス・セザール賞では、
「真夜中のミラージュ」(1985年製作)で、 最優秀男優賞を受賞、
「パリの灯は遠く」(1977)、「チェイサー」(1978)で、 最優秀男優賞のノミネートがあります。
ゴールデングローブ賞では、有望若手男優賞「山猫」 ノミネートがあったようです。
「地下室のメロディー」(1963)、「黒いチューリップ」(1964)、「テキサス」(1966)、
「さらば友よ」(1968)、「リスボン特急」(1972)、「暗黒街のふたり」(1973)、
「友よ静かに死ね」(1977)は、再見して記事をアップしたいです。
って、たくさんありすぎ!!??




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
大昔はテレビの吹き替えで見ていたのであまり気になりませんでしたが、
今ではフランス映画はどこか遠い存在に思えます

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「心と体と」

2024年03月22日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2018年公開の映画の紹介です

監督は、イルディコー・エニェディ。
ハンガリーのドラマ映画です。
主演・出演は、ゲーザ・モルチャーニ、アレクサンドラ・ボルベーイ、レーカ・テンキ、
エルヴィン・ナジ。



(あらすじ)
牡鹿と女鹿が森の中で過ごす風景が映ります。
ハンガリー、ブダペスト郊外。
食肉工場の財務部長、左腕が不自由なエンドレは、
食事中も休憩中も一人で過ごす女性に気づきます。
食事中に同僚に聞くと、産休代理で本日から勤めている品質検査官のマーリアと教えられます。
更に同僚は、堅物だから気を付けるよう言うのです。
席を立ったエンドレはマーリアの向かいに座り、話しかけます。
食堂の料理についての内容に、
「左手が使えないから食べやすいんですね」
と、マーリアはズケズケと言うのです。
実は自閉症壁で人との付き合いが苦手なマーリアは、
帰宅後会話を繰り返し、『こう言っていたら、会話が続けられたのに』とつぶやくのでした。
ある日女子社員から伝えられたエンドレは、直接マーリアに聞きます。
「すべての牛肉にBランクを付けたのはなぜか。高品質のはず。」
マーリアは「脂肪の部分がが厚い」と話し、「規定されている」と譲らないのでした。
その後、職場の“交尾薬”が無くなったことで、全員心理分析医の診断を受けることになります。
エンドレとマーリアは再度一緒に呼ばれ、エンドレの夢の録音が流されます。
「牡鹿と女鹿の夢で、川べりで水を飲むと鼻先がくっついて・・」
全く同じ夢を見たマーリアは驚くのです・・・

***********************************************
この映画は、ベルリン国際映画祭で、最高賞の「金熊賞」を受賞しています。
アカデミー賞外国語映画賞、ハンガリー代表の作品で、
受賞は先日ご紹介の「ナチュラルウーマン」です。

マーリア演じたアレクサンドラ・ボルベーイは、
ヨーロッパ映画賞で「ヨーロッパ女優賞」を獲得しているようです。

ほぼ冒頭に牛の解体シーンがありまして、かなりすごいです。
実はそのシーンを観て、数年前に途中で観るの辞めてるんです。
今回は、スルーしました!!!




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
解体シーンがなければ、通常のドラマ映画です
ご視聴の際は、心してご覧くださいね

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ロスト・ボディ 消失」

2024年03月18日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2021年公開の映画の紹介です

監督は、キケ・マイーヨ。
ベルギーの作家アメリ・ノートンの小説が原作の、サスペンス映画です。
主演・出演は、トマシュ・コット、アテナ・ストラテス、マルタ・ニエト。



(あらすじ)
パリ。
建築家のジェレミーは講演会を終え、雨の中タクシーに乗り空港へ急ぎます。
渋滞の中女性が窓をたたき、なかなかタクシーが捕まらず空港まで乗せてほしいと言います。
ジェレミーは乗るよう言い、女性はテセルと自己紹介します。
進んだ後スーツケースを忘れたとテセルは言い、
ジェレミーは仕方なく戻るようタクシーの運転手に言うのです。
空港に着き急ぐも、ジェレミーは“ワルシャワ搭乗終了”の案内を見てガッカリします。
その空港はジェレミーの設計によるもので、待合室の中央に白い模型が置かれています。
しかし赤いしみがついているのを、ジェレミー嫌な気持で目にしました。
やはり遅れたテセルはジェレミーに話しかけ、2人はバーに入ります。
テセルは「昔自分は人を殺したことがある」と言い、3つの話を始めるのです。
気になるところでテセルはいったんやめ、ジェレミーも自分の事を話したら続けると言います。
ジェレミーも話し始めますが、どこかで接点があるのが分かるのです・・・

**************************************************
この映画はスペイン・ドイツ・フランス合作、88分の作品です。

出演者の詳しい情報はあまりないですが、
スペインの監督、キケ・マイーヨ作品に、
「EVA〈エヴァ〉」(2011・劇場未公開)
出演:ダニエル・ブリュール、マルタ・エトゥラ
がありました。

ジャケットでは、意外なものに埋まっておりましたです。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
似たタイトルで、「ロスト・ボディ」がありました
この映画視聴希望の際は、お間違いなくなく

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ジョーンについて」

2024年03月08日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2021年・劇場未公開の映画の紹介です

監督は、ロラン・ラリヴィエール。
フランス・ドイツ・アイルランド製作の、ヒューマン・ドラマ映画です
主演・出演は、イザベル・ユペール、ラース・アイディンガー、
スワン・アルロー、フレイア・メイヴァー。


(あらすじ)
『私の名前はジョーン、男性の名前に聞こえるけどアイルランドでは女性の名前・・』
雨の中車を走らせて、画面に向かいジョーンは自分の生い立ちを話します。
-------------------------------------------
若いジョーンは、男性・ドグがスリをしているのを見ています。
ジョーンに気づいたドグは、目を併せながらしゃあしゃあとスリを続けるのでした。
その後カフェに入った2人は会話を楽しみながらも、
ジョーンは高齢の女性はターゲットにしないよう話すのです。
意気投合したジョーンとドグは2人ですりを楽しみ、
ある時警察に捕まってしまいます。
別れ別れになり、ジョーンはドグの赤ちゃんを産みました。
------------------------------------------
数十年経ち、男性に追われるジョーンは待ち伏せして「誰か」と問い詰めます。
「ドグだ」とあまり面影がない男性は言い、
2人はカフェでその後の話を聞きあい、ジョーンは息子・ナタンがいると話すのです。
ある日遠くに住んでいるナタンがジョーンの家に滞在し、
ジョーンの日記を見ながらプールの事故について聞くのです・・・

*********************************************
場面が目まぐるしく変わり、
何処か幻想的な雰囲気が漂います。

分かりしころのジョーン役は、フレイア・メイヴァー。
「ベロニカとの記憶」(2018)、「やっぱり契約破棄していいですか!?」、
(2019)「キーパー ある兵士の奇跡」(2020)などの出演があります。



皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
イザベル・ユペールの映画は幾つか観ているんですが、
はてはて、泣くシーンを観た記憶がないでございます

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にほんブログ村ランキング

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

人気ブログランキング


映画レビューランキング