原子力発電所に関する四大臣会合を、4月初めから6回にわたって、総理官邸にて開催しました。
(平成24年4月3日-4月13日)
第6回会合の終了直後の会見で発表された概要は、次の通りです。
(会見者=枝野経済産業大臣) 発言要旨はこちら/全文はこちら
- 政府は「脱・原発依存」の方針。今回の会合も、その枠内で行われたもの。
- 昨年来、原発の安全確保対策を確実に積み上げてきた。
- 徹底的な事故検証から得られた知見の集大成として、「再起動に当たっての安全判断基準」3点を整理した。
- 大飯3、4号機は、その3基準を満たしていると確認した。
- 「安全性」が確認できても、「必要性」が認められなければ、再起動の判断には至らない。
- 関西電力の供給力積み増しを加えてもなお、このまま夏を迎えた場合、厳しい電力不足の可能性。
代わりに火力発電を最大限活用するとなると、コスト増で、遠からず電力料金値上げも避けられない。そのため、「必要性」はあると判断。 - 政府として、国民の皆さまや立地自治体の理解が得られるよう全力を挙げる。
理解が得られた後、再起動の是非を最終決断する。 - 今後も各発電所について、その都度判断していく。
- 今後も脱・原発依存の方針に沿って、具体的取組みを積み重ねていくことをお約束する。
※これまでの四大臣会合の開催日時は、以下の通りです。
第1回:4月3日19時-20時10分 第2回:4月5日18時10分-19時30分 第3回:4月6日17時30分-18時20分
第4回:4月9日19時-20時20分 第5回:4月12日17時20分-18時50分 第6回:4月13日18時30分-19時20分
出席者:野田総理、藤村内閣官房長官、枝野経済産業大臣、細野原発事故担当大臣
1.原発再稼働ありきの会合ではないか?
2.昨年3.11以来原発の安全確保対策は行なわれていないうえに、福島原発事故処理も未だに済んでいない。
3.見せかけの安全基準で、事故が発生した場合の対策安全性が担保されて いない。
4.大飯原発に安全性はない。
5.安全性も、必要性もありません、原発の補助金関電役員の給与カット他社員の給与の見直し他何も行われていない。福島原発事故は東京電力だけの問題ではありません。
6.コストを抑える努力が見えない、労使ともに電力会社自体が原発に頼り安穏としている。電気料金を上げてまで人命を軽視する必要があるのか?本当に電力はたりないのか?第3者機関を作り何故検証しないのか?
7.国民の理解も得られていないのに、大飯原発を稼働させている政府は詭弁を弄してはいけない。
8.9.最初から原発稼働ありきでは、議論にもならない。
福島原発事故処理の目途が立ち周辺地域の安全性が担保され放射能汚染拡大させた責任の所在をはっきりさせ、時の総理、東電上層部が刑事訴追、東電解体され、初めて原発問題を議論するべきだと私は考えます。それまでは原発1基たりとも稼動するべきではないと思います。