放射能除去と骨炭 一筋の光

私たちの想いを全国に

福島民報社からシエア

2012年03月29日 | 報道
 
● 大熊全域「帰還困難」に 田村市都路は1日「解除準備」に再編 

東京電力福島第一原発事故の避難区域見直しで、大熊町の渡辺利綱町長は28日の町議会全員協議会で、町全体を放射線量が高く5年以上帰還することが難しいとされる「帰還困難区域」への指定を政府に求めたことを明らかにした。5年以内の帰還が可能な地域の住民は全体の5%程度とみられ、行政が機能しないと判断した。1つの自治体が全域を帰還困難区域にするよう国に要望したのは初めてで、町民の意見を集約し4月中旬にも結論を出す考え。一方、田村市都路町の警戒区域は4月1日付で「避難指示解除準備区域」となる見通しとなった。

 渡辺大熊町長は町全体を帰還困難区域とし、役場機能や小中学校などを現在の会津若松市から、大熊町に近いいわき市周辺へ移すことなどを想定する。
 福島第一原発が立地する大熊町は、放射線量に応じて原発周辺の町東部が帰還困難区域、中央部が居...住制限区域、西部が避難指示解除準備区域に再編される見通しとなっていた。しかし、解除準備区域になる見通しの大字野上字中屋敷地区の住民は23人、居住制限区域に再編されることが有力な大字大川原、大字野上(字中屋敷以外)地区の住民は573人で、2区域合わせても住民は町全体の5%にとどまる。残る95%は帰還困難区域となる見通しで、渡辺町長は町内を分断することなく、同一の区域指定とするのが望ましいと判断した。
 文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会が示した賠償指針では、精神的損害に対する賠償金について帰還困難区域は5年分一括で受け取ることができるのに対し、制限区域は2年分一括、準備区域は毎月払いになり、町民に混乱が生じることも懸念した。
 渡辺町長は全員協議会終了後、福島民報社の取材に「町全体が帰還困難区域になれば除染が遅れる可能性もあるが、大熊町は1つで、帰るときも一緒」と述べた。町議会と区長らの意見を聞いて4月中旬か下旬にも最終判断する方針。千葉幸生町議会議長は「町長の案には一理あるが、今後内容を検討したい」と含みを持たせた。

 避難指示解除準備区域に再編される見通しとなった田村市の警戒区域は、同市都路町の一部で住民は121世帯381人。
 28日に開かれた住民との意見交換会で政府と市は、解除準備区域と指定を全く受けない白地地域とする両案を示した。
 賠償が継続される解除準備区域指定を希望する住民が多数を占め、市は警戒区域を来月1日から解除準備区域にする方針を国に伝えた。
 一方、3区域に見直される南相馬市の再編は4月16日付で実施されることが分かった。政府が28日までに市に示した。
 避難区域で事業再開を望む市民が多く、市は早期の区域再編を政府に求めていた。ただ、防犯や生活基盤整備に一定の時間も必要だとして政府と再編日を調整していた。
 市は29日に市議会全員協議会を開き、再編案を示す。4月初旬に避難区域の行政区長を対象に説明会を開く。

 政府は30日の原子力災害対策本部会議で、既に4月1日付の実施が決まっている川内を含め、田村、南相馬の計3市村の避難区域再編を決定する。
 避難区域に指定されている11市町村のうち、川内村と田村市を先行して再編する。

 ※政府は年間の放射線量が20ミリシーベルト以下の地域を避難指示解除準備区域、20ミリシーベルト超50ミリシーベルト以下を居住制限区域、50ミリシーベルト超を帰還困難区域にする方針を打ち出している。
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● 双葉町の具体案示さず 井戸川町長、応じぬ考え 

東京電力福島第一原発事故の避難区域見直しで、政府原子力災害現地対策本部の富田健介審議官は28日、双葉町の主な役場機能がある埼玉県加須市の旧騎西高で井戸川克隆町長と面談し「調整が済んだ市町村から見直し作業を進める」と報告した。全域が警戒区域の同町の具体案は示さなかった。
 井戸川町長は面談開始から約20分後に退席。意見交換まで至らず、町の避難区域見直しの協議は4月以降に持ち越しとなった。
 井戸川町長は面会後、報道各社に「議論...をするという雰囲気ではなかった。『報告』に来たと言ったので説明を聞いて退席した」と述べた。さらに避難区域見直しについて「安全が担保されないのに必要なのか。暴挙だ」と話し、国の見直しに応じない考えを示した。
 富田審議官は「避難区域見直しに関する国の検討状況について報告しに来た、と伝えたが、(報告という)誤解を生じさせる言い方をした。申し訳なかった」と町に謝罪した。避難区域見直しに関する協議について4月以降にあらためて行う予定。

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  • 廃炉工程見直し必至 第一原発2号機 格納容器から高い線量 

    東京電力福島第一原発2号機の格納容器内で最大約70シーベルトという極めて高い線量が検出されたことから、廃炉工程の見直しは避けられないとする見方が28日までに浮上してきた。破損した格納容器の修復には特殊ロボットが用いられるが、放射線が電子機器に障害を及ぼし作動不能となる可能性があるためだ。政府・東電中長期対策会議は同日、実証実験施設の整備構想をまとめ公表したが、放射線防護対策には新たな技術開発が必要となり難航も予想される。
     第一原発2号機の原子炉格納容器は、冷却水の水位が底から約60センチと溶け落ちた燃料の冷却に不安が持たれている。水位の低い原因は格納容器の破損により冷却水が漏れ出しているとみられるためで、修復は急務だ。作業は遠隔操作ロボットに頼らざるを得ないが、約70シーベルトの極めて高い放射線を浴びた場合、半導体が破壊され...「ロボットそのものが動かなくなる」(日本原子力研究開発機構・福島技術本部)という。ロボットの電子部品を少なくしたり、遮蔽(しゃへい)板を取り付けるなどの技術開発が必要になる。
     さらに、格納容器内部の全体の状況を把握する手段がないため、ロボットの侵入路を検討していくことが難しい状態だ。
     廃炉に向けて政府と東電が公表した廃炉までの工程表では、2号機の溶けた燃料の取り出しを「10年以内の開始を目標」としている。しかし、こうした課題が山積しているため、見直しを迫られる可能性が否定できない。工程表管理の事務局を担当する資源エネルギー庁は、スケジュールの見直しについて「(2号機の高線量や格納容器内の水位に関する)東電の具体的な評価を見て判断する」と、今後に含みを持たせている。
  • 農産物や観光首都圏にPR いわきでモニターツアー 

    本県の農産物などを首都圏にPRするモニターツアーは28日、いわき市内で行われ、首都圏の27人が市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」、市検査場、道の駅よつくら港、とまとランドいわきを見学した。
     県の農産物復興プロジェクト「ふくしま新発売。」の一環。本県の農産物生産者の取り組みや、観光施設の現状を直接見てもらおうと無料で実施した。
     いわき・ら・ら・ミュウでは、震災発生から復旧までの道のりと現状の説明があった。海の幸を使った昼食が振る舞われた。東京都内から親子で参加した阿部初音さん(38)は「思った以上に復旧している。また訪れたい」と話していた。

    【写真】いわき・ら・ら・ミュウで昼食を楽しむツアー参加者
    (2012/03/29 08:31)
<form class="commentable_item autoexpand_mode" action="/ajax/ufi/modify.php" method="post">● 郡山の仮校舎から引っ越し 川内小、川内中 

東京電力福島第一原発事故に伴い、郡山市に移転した川内村の川内小と川内中は28日、村内の本校舎での授業再開に向け引っ越し作業を行った。
 このうち川内小は、間借りしていた河内小校舎から段ボール箱などに入れた荷物をトラックとワゴン車で村内の校舎に運び入れた。
 平成24年度は本来、112人が学ぶ予定だった。しかし、震災のため全校児童は10分の1程度の16人で新入児童は3人。高島仁校長(53)は「昨年4月からお世話になった感謝の思いを...胸に準備を進めたい。心のケアに努め、児童も先生も笑顔で1学期を迎えたい」と話した。
 教職員は30日に河内小で離任式を行う。24年度の教員は震災前と同じ13人。
 川内中は逢瀬中から引っ越し、生徒14人が復帰する。4月6日に保育園と小中学校が合同で入学・入園式を行う。

【写真】教科書や備品などを川内小の校舎に運び込む教員
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  • <form class="commentable_item autoexpand_mode" action="/ajax/ufi/modify.php" method="post"> </form>

福島原発2号炉

2012年03月27日 | 時事通信

2号機格納容器内、水位60センチ=内視鏡で初確認〔福島原発〕

東京電力<9501>福島第1原発事故で、東電は26日、
2号機原子炉格納容器に内視鏡を入れて内部を調査し、底部から約60センチのところで水面を確認したと発表した。格納容器内に水がたまっているのを直接確認したのは初めて。
27日に放射線量を測定する。
東電によると、格納容器側面にある配管開口部から内視鏡を挿入。カメラと温度計が付いたケーブルを底部に向けて垂らしていったところ、開口部から約6.4メートル下、底部から高さ60センチで水面を確認した。水温は48.5~50度で、格納容器内の気温は44度前後。水は透明だが、カメラを水中に入れると、黄色い砂状の堆積物が
巻き上がったという。
 東電の松本純一原子力・立地本部長代理は記者会見で、「想定していた水位より低いが、水温は50度、気温も44度程度で、冷却はできていると思っている」と説明。格納容器底部にある圧力抑制室を通じて、建屋地下に水が漏れ出ている可能性があるとした。
 東電は1月に同じ開口部を使って内視鏡を格納容器内に入れたが、この時は開口部から約3メートル下までしかカメラが届かず、水面は確認できなかった。(了)
 
 
建屋地下に相当の量の放射能汚染水が溜まっていることでしょう
しかし、その汚染水が海に流失していたとしたら大変なじたいです。
1日も早く阿部博士考案法にて汚染水処理等を行うべきです。
 

ボランテイア先にて

2012年03月25日 | ボランテイア

岩手県のボランテイア先で一人の若者に出会いました。

その若者が東日本大震災を見、このままではいけないと

感じ貯蓄をはじめ、その御金を

持って一人福島県のNPO団体に所属してボランテイア

活動を行っています。

彼はボランテイアを続ける中で現政治の無力さ 

閉塞感に憤りを感じながらも、使命感に突き動かされ

頑張っています。もう貯蓄も底をつきそうなので

又東京に戻りアルバイトをし貯蓄をし福島に戻るようですが

このような若者に日本とはこんな良い国だと感じさせられる

政治を行って頂きたいものです。

今の若者も捨てたものではありません。

物凄く純な気持ちで被災者の為に頑張っています。

これこそ日本人本来の美徳ではないでしょうか。

この若者のような純真な気持ちを失わず

政治活動をして頂ければ、日本人としての誇りも

取り戻せる様な気がします。

一人一人が出来る事から東日本に貢献していければ

いい国になっていくでしょう。

私も原点に返り頑張ってまいります。


フェイスブックからの掲載

2012年03月24日 | フェイスブック

前回フェイスブックからの記事を掲載させていただきましたが、

読者の方から震災商法の疑いがありますと、指摘して頂き

疑わしきは掲載せずの観点から削除させて頂きました。

真偽の程は定かではありませんが、

震災以来色んな悲しいドラマが数多くあると思います。

私も岩手にて本当の話しを利かせて頂きましたが、

1日では聞き取れないぐらいのドラマがあり涙

なくしてきけませんでした。

そちらでは70人程の方がお亡くなりになり

高台に一軒だけの、御家でしたが

周りは津波で泥だらけ、その中にスプーンが落ちていて

それを見ると、そのスプーンを何方が使っていらしたかと思うと

何とも言えないきもちが込み上げてきました。

震災から1年最初の頃は義援金も沢山集まったとの事ですが

今は段々忘れられて行きNPOの運営も中々難しくなってきている

ようです。このブログをご覧の皆様

東日本の復興はまだまだです。

御支援 ご協力 お願い致します。


3・11 東日本大震災から1年

2012年03月22日 | ボランテイア
東日本大震災から、1年が経過しました…。 [2012年03月12日(Mon)]

3・11 東日本大震災から1年が経過しました…。

岩手県陸前高田市、釜石市、大槌町の海岸での、
合掌とお花の手向け

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岩手県陸前高田市 高田松原の海岸。
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岩手県釜石市平田地区の海岸。
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岩手県釜石市箱崎町の海岸。
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岩手県大槌町赤浜地区付近の海岸。
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全国の皆様…。
ずっとずっと忘れないでいて下さい。
風化させないことが、犠牲になった方々の供養へと繋がっていきます。
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被災地(岩手県)を回って

2012年03月22日 | ボランテイア

ボランテイア募集でドライバーとして岩手県に行ってまいりました。

海岸沿いの4か所を12時間近くかけて献花と、お線香を

手向けてまいりました。

阪神大震災の時と違うのは、復興車両が見えなかった事

です。道路工事はしているのですが、他の復興車両は走っていなく

復興車両による渋滞は全くありませんでした。

阪神の時は毎日渋滞でした。

規模が小さいとは言え、あまりに差があるのでは

ないかと私は感じたのは私ぐらいでしょうか?

 

 

規模の大きな追悼式会場には政治家の方々が来ておられる

とは思いますが、私の回った場所では一人も会いませんでした

1年経っても、何も風景が変わっていないように、感じたのは

私だけだったのでしょうか?

もっと迅速な復興を願ってやみません。

 


定時降下物による新たな被曝・・・専門家、国立研究所の責務

2012年03月21日 | 武田教授

定時降下物による新たな被曝・・・専門家、国立研究所の責務





 

日本政府、そして電力会社を信用していた多くの日本人にとって思いがけないことが起こり、残念ながら「放射能と生きる」というのは今の日本人にとって仕方が無いことになりました。子供ができ、楽しい人生を夢見て生活をしていた多くの人を不安のどん底に突き落としたのです.

 

その一つに一度、地面に落ちたセシウムなどの放射性物質の再飛散という新しい問題があります。これについて私は1月に気がつき、そのご注意をしていますが、まだ続いているようです.

 

これまで、といってもチェルノブイリの事故ぐらいしか例がないのですが、原発から漏洩した放射性物質は、まず空気中に飛んで呼吸によって人の体の中に入り、地面に落ちてそこからの外部被曝を受けることになります.

 

その後、地面に落ちたセシウムやストロンチウムは1年に1センチぐらいずつ潜っていってそのうち、私たちの環境から遠ざかっていく・・・そんなような経過をたどりました。またセシウムやストロンチウムは半減期が30年なので、30年で2分の1,60年で4分の1、そして90年で8分の1ですから、およそ100年で10分の1になり、その点でも少し時間は長いのですが、徐々に事故の影響が少なくなっていくと考えられていました.

 

ところがこの「再飛散」の問題はそれを根本から覆すものです.2011年の事故の後、4月、5月、6月と「定期降下物」・・つまり、空気中に飛散していた放射性物質が徐々に少なくなっていったのです.そして8月には1日あたり10から30ベクレル(1平方メートルあたり)になり、8月19日には放射性ヨウ素が突如として観測され、多くの人の懸念を呼びました。

 

しかし、9月から12月半ばまで、一日10ベクレル前後に落ち、このまま空気中のセシウムは無くなって行くと考えられました.ところが、12月後半になって20から50ベクレルぐらいの値が検出されたと思ったら、1月2日には432ベクレルとなり、その後、1月末にいったん収まったかに見えましたが、また2月中旬に400ベクレル規模の降下物がかなりの期間、見られたのです.

 

この原因について、これまで通り国や自治体などは「大したことは無い」と説明していますし、原因については地面に落ちたセシウムが再飛散したとしていますが、色々疑問点もあります.

 

原因としては地面からの再飛散、瓦礫やゴミの焼却、福島原発からの漏洩、他の原因などが考えられ、まだそれを特定するには至っていません。このような状態が続きますと、福島から漏洩した総飛散量80京ベクレルの放射性物質が日本人の体の中を何回も通ることになります。

 

「福島の農家を助けよう」というコピーで多くの食材が福島から持ち出され、それは日本の国土を汚染しました。現在、「温かい心」というコピーで瓦礫の搬出が続いています。

 

このようなことが少しずつ続いた時に、一つ一つは大丈夫としても、それが積み重なって最終的に日本国土がどのようになるのか、国立環境研究所など本来なら国民のために計算し、公表しなければならないところも、政府の方針に従って「計算しない、大丈夫」を繰り返しています.

 

これまでの被曝による健康障害の問題は、主に「一回だけ体を通る」ことを基本にしていました。それを考え直さなければならない現象が出ているのに、瓦礫を搬出したり、汚染の拡大を止める基本的な考え方と方法を示さずになりゆきにまかせることは大変に危険と思います.

 

自衛手段は風の強い日はマスクをするということにつきますが、子供はマスクを嫌う場合も多く、弱い人に手をさしのべるという意味でも識者は声を上げるべきでしょう.

 

 

(平成24年3月18日)

 

 

「takeda_20120318no.452-(7:47).mp3」をダウンロード


 

武田邦彦


日本の政治家

2012年03月09日 | コメント

ナノ銀工法に効果があると解っていても現在の

原子力村は東大閥しか受け入れさせないのです。

それを打破する官僚や政治家がいない、利権があり

政治家自身がしようとしない、情けない国家です。

ナノ銀工法により助けられる命を、助けられない悔しさ 、

与党も野党も党利党略を考え利己的で、どこの党も

言葉遊びをしているだけにみえます。 

政治家たるもの利他的に考えなければなりません、

国民を守る この1点のみを論じなければ国民はもう就いてきて

くれません。これだけの放射能をまき散らして、こんな

政治を行うのは異常としか言えません。

ナノ銀工法を

物だと返答が返って来ます。それも1党では

無く2党から同じ答えです。貴方の言う事とは良く解りますが・・・・

他党を気にする前に国民を気にして頂きたい。

これから子供や婦女子、国民の安全を担保しなければ

政治家はいけないのです。

先日辻元代議士と細野大臣の講演があり、

質疑御応答が無かったので、司会者の方に

無理に質問させてくださいと、お願いした処 

辻元代議士が後で話しを聞いて下さり、細野大臣は先に

お帰りになっていたので、細野大臣の補佐官に

要望書と試験結果を手渡して、もう1月以上経ちますが、

なんの連絡もありません。

この国の、おかしいのは、どこの政党に話を先に持ち込んだかで、

どこどこの党に悪いから、貴方の、しておられるのは、

良く解り良い事ですが、何党に悪いからと受け付けない

放射能の問題でさえ、この国を動かしている政治家達は

そんな事を考えているのです。

国民の事など考えていません。情けなくなります。

橋本大阪市長が今の国会議員を全部変えないと

何も動かないと言っている意味が良くわかりました。

国民イコール国家なんです。国家を守る気がないなら

議員になるなと言いたい!!

東日本大震災の放射能汚染は重大な国難だとの意識がない

選挙区に帰り選挙活動などせず、瓦礫の1つでも片づけ

被災者の実態を見るべきだ!町内会の祭りに出ている場合ではない

多くのボランテイアは無償の愛を被災者に提供しているというのに

 

 


知の侮辱(12) 足し算のできない東大教授

2012年03月09日 | 武田教授
知の侮辱(12) 足し算のできない東大教授





 

「知の侮辱」シリーズとしても「程度の低い知の侮辱」です。まあ、小学校を卒業していればわかるものですが、「瓦礫に反対する奴は非科学的」と言う人がいて、同じレベルなので、一応、書いておきたいと思います。

 

原発の事故直後、ある東大教授がNHKで「胃のレントゲン1回が600マイクロシーベルトですから、福島市の10マイクロシーベルトは60分の1で問題ない」と発言。多くの人が何しろ{東大―NHK}の組み合わせだから、すっかり信用して大きく被曝しました。

 

私はこのことを「かけ算のできない東大教授」と書きました。福島市の10マイクロシーベルトというのは1時間あたりですから、福島市に60時間いれば{10×60}で600マイクロシーベルトになるので、もし正しく言うなら、「3日間、福島にいたら胃のレントゲンを超える被曝になり、1ヶ月いたら10回以上の被曝になる」ということでした。

 

・・・・・・・・・

 

原発事故から2週間ぐらい経った時、今度は茨城産の「こうなご」から1キログラムあたり4000ベクレルを超える汚染が見つかりました。今度は民放にでていた東大教授が「コウナゴは少ししか食べないから安全だ」と発言しました。

 

今度は「足し算のできない東大教授」の例で、お二人ともあまりに恥ずかしいことと、一般の国民に自分の専門の領域で被曝させたのですから、すでに東大を去っているのではないかと思います。

 

この「足し算ができない東大教授」はその後、「食品安全委員会」に感染し、次に「瓦礫を引き受けたい市長」へと拡散しています。いったい、何の「足し算」ができないのでしょうか?

 

・・・・・・・・・足し算・・・・・・・・・

 

●外部被曝+内部被曝=被曝限度1年1ミリ

 

●福島原発事故で直接的に飛んできたセシウムなどによる被曝+3月4月の放射性ヨウ素による被曝+福島からトラックのタイヤで運び込まれることによる被曝+3月4月に衣服についた放射性物質からの長期被曝+家具などに付着したものからの長期被曝+福島から移動する食材の中に入っている放射性物質が生ゴミとして捨てられ焼却場からでることによる被曝+福島からくる人、車、衣服などに付着してくることによる被曝+旅行などで一次的に新幹線などで福島を通過するときに被曝する分+・・・・=外部被曝

 

●飲料水からの被曝+日常用水からの被曝+道路から巻き上がる二次飛散から呼吸で入る被曝+樹木の葉から飛び散ったり落ち葉からの放射性物質が空気中に舞う被曝+お米、肉、サカナ、野菜、穀類、お菓子、乳製品、調味料・・・などの食材からの被曝+・・・・=内部被曝

 

●内部被曝の内、今までまだ良く研究されていない放射性物質の体に対する影響についての安全係数

 

「瓦礫の引き受け」について、これらすべてを足し算してから「市民は大丈夫」としている自治体はありません。いずれも「足し算」をしない場合に限定されていて、「引き受けたいから安全」という論理です。

 

また全体としては瓦礫量が2300万トン、汚染制限が1キログラム8000ベクレルだから、「国が定めた」全体の上限は2300×10の7乗×8000ベクレル=約2×10の14乗となり、それを日本人の人口1.2×10の8乗で割ると、一人あたり100万ベクレルを超えます。

 

この一人あたり100万ベクレル、もし日本全体の10分の1の自治体が引き受けたら引き受けた地域の住民は一人あたり1000万ベクレルの被曝を受けます。それもストロンチウム、プルトニウムなどの他の核種の被曝を無視した場合です。

 

・・・・・・・・・

 

私は「足し算もしないで大丈夫という人」、特に計算できない人は仕方が無いとして、専門家は足し算をしなければならないことはよく知っています。つまり、被曝も今から50年ほど前なら「被曝させる方の論理」、つまり「牛肉が1キロ1000ベクレルだが、これだけ食べても大丈夫」ということでしたが、最近は「被曝する方の論理」、一つ一つの被曝は大丈夫だが、日常生活で被曝する総量はどうか?ということに変わりました。

 

これは、食品安全でも環境保全でもすべてそうで、それが数10年も昔に戻ったような話は聞きたくありません。そして自らは数10年前の論理で話していて、「瓦礫の移動は危険」という人に「非科学的」というレッテルを貼るのです。

 

もっともあまり理由を言わずにレッテルを貼るのは、これも人格攻撃と同じで、ウソを言っていて支えられないから、テレビで集中的に放送したり、相手を人格攻撃したり、レッテルを貼ったりするのだから、相手の心理状態も判ろうというものです。

 

瓦礫引き受けの前提:被曝する市民側に経った計算値を公表すること、国全体で汚染の拡散をどのように防ぐかについての基本方針を明確にすること、福島を助けるためにみんなで被曝しようなどという魔女狩り時代の論理を使わないことなどがまずはたいせつです。

 

 

(平成24年3月8日)

 

 

「takeda_20120308no.450-(8:21).mp3」をダウンロード


 

武田邦彦


東日本大震災対策

2012年03月08日 | 民主党政権

福島県での世論調査で、震災復興の道筋、除染対策についての

世論調査結果現政権の評価が80~90%が不満を訴え

政府に疑問に感じている。

それは、どう見ても当たり前の結果だと思います。

復興庁にしてもつい最近できたところだし。

私達の推し進めている放射能除染にしろ、放射能を拡散させ

国民を被爆させ続けている、

阿部博士のナノ銀工法に対しても、効果を認めておきながら

一向に目に進めようとしない、日本国民を何処まで苦しめれば

良いのか?1日でも早く本当に1日でも早く正しい事を実行できる

国会議員に出会って見たい。

東日本復興を行う気の無い政治家は今すぐ辞表を出して

国政から退いて頂きたい!国会議員になりたくて国会議員になるのではなく

国民に奉仕する為国家の行く末を見据えた方々が国会議員にならなくてはならない

今は早く放射能汚染から脱却しないと、子供や婦女子に影響が出てからでは遅すぎる

 


専門家が立ち上がって欲しい(3) エンジニアの信念

2012年03月08日 | 武田教授
専門家が立ち上がって欲しい(3) エンジニアの信念

エンジニアは自らの技術を愛する。それ故に産みだした技術が社会に悪い影響を与えた場合、「自分を守ること」より「自分の不甲斐なさ」、「神聖な技術に対して許し難いことをした」という感情が先立つはずである。それは工学が「社会の福利」を目的としているからでもある.

 

2011年の福島原発事故はどう見ても「原子力技術の恥」である。理由はともかく「技術の恥」であることは間違いなく、これまで培ってきた「日本の技術の信頼性」を原子力分野で著しく損なったことは間違いない。

 

現在(2012年3月)で「原発は安全だ」という「原子力の技術者」はいるはずがない。その意味で「大飯原発3号機4号機の安全審査」をした原子力エンジニアが「安全だ」という判断をしたのは到底、信じられない。

 

個別には地震の加速度の問題、海水面の上昇と浸水の設計などまったく未検討であるが、その前に「10万年に1度以下の確率」とされた「大規模爆発」を起こしたのに、その1年後に原発を再開できるはずも無いからである。

 

・・・・・・・・・・・・

 

私が不思議なのは、原発に関係する科学者やエンジニア、日本原子力学会、原子力関係団体、電力会社がなぜ一斉に国民に謝り、被曝者の救援活動を行い、原発の活動を自粛し、事故原因について透明で明確な研究会を繰り返し行い、国民に原発の実情を明らかにすることを、なぜしないのか?それが全く理解できない。

 

むしろ、あれほどの事故を起こしても、まるで「心配する方がおかしい」、「もともと原発は安全だ」といっているように感じられる。かく言う私は原発の事故の原因が人災にあったこと、隠し事が多かったことなどを発言したり、出版したりしたことで原子力村からは「村八分」にあっているが、どうも今まで一緒にやってきたエンジニアの気持ちが理解できない。私が少数派なのだ。

 

確かに原子力のエンジニアは原子力で職を得、お金をもらってきた。でも、あれほどの事故を起こしたら、職を辞し、名誉を投げ捨てなければならない。我々は結果的に「ウソをつき、甚大な被害を与えた」のだから。

 

私は中部大学での講義の最後に、「君たちもエンジニアになり、やがて「儲けか、社会の正義か」を問われることになる。その時にはエンジニアの魂を大切にして、儲けを捨てて正義について欲しい」と希望を述べます。

 

原子力のエンジニア、日本原子力学会は社会にでて自分の不明を詫び、自分が得られる最大の情報を被害を受けた人に提供して欲しい。「反原発」の人が提供するのではない。これまで「原発を支えてきたエンジニア」こそが情報を提供しなければならない。いっこくも早くそうしてほしい。私たちエンジニアには崇高な使命があるのだから。

 

 

(平成24年3月5日)

 

 

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武田邦彦


緊急警告!

2012年03月07日 | 武田教授

 埼玉県は憲法違反。原子力基本法違反。放射性焼却灰を持ち出す

埼玉県はこの現代においてまだ「お殿様」がいるらしい。汚染された

焼却灰を「どこかに引き取ってもらう」ことが決まったが、どこが引き

取るのかは「県民はバカだから風評被害がでる」ということで

公表しないことを公言した。

発表は「最終処分場」だそうだが、1キロ1万ベクレルを

超えるものもあり、法律違反だから場所が判れば告発できる。

どうせ、犯罪行為をするくらいの埼玉県だから引取先は

セメント会社かも知れない。そうすると、これから日本のセメントを

使って家は造れなくなる。

・・・・・・・・・

日本は民主主義国家である。だから憲法で「知る権利」を明言している。

【日本国憲法の前文(抜粋)】

・・・ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は

国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は

国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、

かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、

法令及び詔勅を排除する。・・・

埼玉県は殿様ではなく、「国民の厳粛な信託」によるものであり、

それに反する行為は一切認められない。国民の健康に関係する

「汚染された焼却灰」を「俺たち(埼玉県官吏)は偉いが、県民は

バカだから知らせるわけにはいかない」というのは憲法違反なのだ。

それに法律にも違反する。第一に、原子力基本法は

「民主・自主・公開」を原子力を実施する上での大原則としており、

民主的でもなく、自主的でもなく、公開もしないという行為は許されない。

さらに、被曝に関する法律・規則、たとえば放射線障害防止規則は

事故後の2011年10月に改正されているが、そこには

セシウムで1キロ1万ベクレル以上の物を「放射性物質」と規定している。

そして、このような放射性物質は許可をえて特定の施設で

行わなければならない。こんなことを「秘密裡」で行えば普通は

逮捕である。具体的には2011年8月に14歳の少年が放射性物質を

不適当に取り扱った(キーホルダーの蛍光塗料)として書類送検している。

埼玉県は逮捕されなければならない。

埼玉県は政府が1キロ10万ベクレルという基準を出しているから

1万ベクレルを超えても良いと判断しているが、県民を守るということを

第一に考える県政をするなら、2011年10月(昨年10月)に改正された

国民を被曝から守る規則(厚生労働省)を重視するだろう。

以下の例は単なる一例だが、こんなに放射性物質が多いものを

埼玉県が勝手に移動することはできない。「真面目にやれ」という

程度を越えている。

埼玉県という組織はすでに「公的組織」ではない。だから税金を払う

必要も、命令を聞く必要も無い。なにしろ憲法、原子力基本法、

被曝に関する規則をすべて破っているのだから。

埼玉の人が直ちに声を上げ、行動することを期待する。

瓦礫処理がダメなのは

(平成24年3月7日)

「takeda_20120307no.446-(6:45).mp3」をダウンロード

 

武田邦彦

 


ナノ純銀坦持法にて放射能除染を推し進めよう

2012年03月07日 | 放射能除染

今回は延期となりましたが、今月末には再度行います。

徐染するのは郡山市内では線量が高い場所でした。

今日計測した最高値は、1.25uSV/hでした。

また、福島県郡山市では公に民家では第一号です。

漸く民家及び民間をするのが、今になってからと聞いて驚きました。

一体政府は何をしていたのか、現地で実態をみているのか?

被災者の気持ちが全く解っていない!

それでいて「3.11には全国の皆さん黙とうしましょう」

良くそんな時だけ良い恰好出来るものだとあきれます。

私達は何時も何か、お役に立ちたいと願っています。

議員は被災地域を万遍なく歩き被災者の声を聴きなさい

 



日本原子力研究開発機構は、1月31日に原子力研究開発本部で

打ち合わせをし、2月中にナノ純銀坦持骨炭等の本格的な

検査をすると言って三回も日にちを伸ばし、2月27日に採取容器を

持ってくると言いながら、音信不通となってます。

これでは徐染どこでは無く、国民を被爆させるのが現政府です。

被爆させた責任は絶対に取らせなくては、なりません。

人命を軽視する現政権に国家を任せてはおけません。


テレビ放送

2012年03月07日 | 報道

テレビは怖いですね、編集しだいでどういうう風にでも

視聴者に思い込ませる事が出来るのですから

 阿部博士からナノ銀工法にて放射能除去についての

御話しが確り聞けるものとテレビに噛り付いていたのに

全くでした。

文部科学省内の日本原子力開発機構が放射能が低減

すると回答したと言うテロップも流れません。

なにか他に意図があっての放送かと疑います。

関係者一同驚愕しました。