放射能除去と骨炭 一筋の光

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「命守る姿勢希薄」 こんな政治家達に国家を任せていいのか?

2012年07月10日 | 時事通信

拡散予測の伝達遅れを陳謝=野田首相

野田佳彦首相は10日午前の参院予算委員会で、東京電力福島第1原発事故で被害を受けた福島県浪江町に対し、事故直後に政府から放射性物質の拡散予測データが伝達されなかったことについて「関係機関の連携、情報共有が不十分で、住民の命を守るために適切に情報公開する姿勢が希薄だったことは大きな教訓だ。浪江の皆さまにご迷惑をお掛けしたことをおわびしたい」と陳謝した。自民党の佐藤正久氏の質問に答えた。
浪江町の住民は事故直後、同町津島地区に一時避難したが、実際には同地区の放射線量は高かったことが後に判明した。これに関し、予算委に参考人として出席した浪江町議会の吉田数博議長は「町民が無用の被ばくをした。人災そのものだ」と政府の対応を厳しく批判。「速やかに公表されていれば多くの町民を守れた。無念さと同時に憤りを感じている」と語った。 


復興工事で死傷者438人=震災1年余、労災深刻―被災3県

2012年06月04日 | 時事通信

復旧工事が進む東日本大震災の被災地で作業員の労災事故が相次ぎ、岩手、宮城、福島の3県では昨年3月11日〜今年4月末、復旧関連工事の死傷者が438人(速報値)に上り、うち死者は18人だったことが4日、分かった。復興特需の陰で人手不足が深刻化していることが背景にあり、業界団体や自治体が対策を急いでいる。

 被災建物の解体現場で重機に激突されたり、屋根の修理中に転落したりする事例が目立ち、命綱を付けずに高所で作業するなど「明らかな労働安全衛生法違反もある」(宮城労働局)。3県の中では、宮城県が249人(うち死者8人)と突出している。 


「最大の責任は国に」=菅前首相が陳謝―注水中断「理解できぬ」・国会事故調

2012年05月29日 | 時事通信

「最大の責任は国に」=菅前首相が陳謝―注水中断「理解できぬ」・国会事故調

 

 東京電力福島第1原発事故を検証する国会の事故調査委員会(委員長=黒川清・元日本学術会議会長)は28日、菅直人前首相を参考人として招致した。菅氏は「事故は国策で続けられた原発によって引き起こされた。最大の責任は国にある」と明言。「発生時の責任者として事故を止められなかったことを改めておわびする」と陳謝した。
 政府事故調や民間事故調の聴取は非公開だったため、菅氏が公開の場で聴取に応じたのは初めて。国会事故調は海江田万里元経済産業相、枝野幸男前官房長官(現経産相)らの聴取を終えており、6月中の最終報告書取りまとめを目指す。
 菅氏は政府の事故対応について、「きちんと状況把握や対策案を提示できる組織が不十分だった」と指摘。情報発信が不十分との批判に対し、「事実と確認されれば伝えるのが原則だが、確定していないものまで一つ一つ伝えるのは必ずしも適切ではない」と反論した。
 昨年3月11日の事故当日、原子力緊急事態宣言の発令が遅れた点では、「指摘は受け止めるが、緊急対策室が既に動いており、結果的に支障はなかった」と釈明。翌日の現地視察についても「東電や原子力安全・保安院から根本的な状況説明が一切なかった。その後の状況判断で大変重要だった」と成果を強調した。
 1号機の海水注入中断をめぐる混乱では「淡水がなくなれば海水注入が必要。海水で再臨界が起きるわけでないのは知っていた」と述べ、注入を遅らせた事実はないと断言。連絡役で官邸に常駐していた東電の武黒一郎フェロー(当時)が現場の吉田昌郎所長(同)に中断を指示したとし、「プロ中のプロがなぜ注水を止めろと言ったのか、理解できない」と批判した。注水は、実際には吉田所長の判断で続行していた。 

 


福島原発事故放射能汚染内部被爆は、こんなもんじゃ無い

2012年05月02日 | 時事通信

水俣病犠牲者の慰霊式=環境相「衷心よりおわび」―熊本

時事通信 5月1日(火)17時36分配信

水俣病の公式確認から56年を迎えた1日、熊本県水俣市で犠牲者の慰霊式が行われた。国を代表して出席した細野豪志環境相は「被害の拡大を防げなかったことを、改めて衷心よりおわび申し上げる」と謝罪した。
式典には、患者団体や住民ら約750人が参列。患者や遺族を代表し、胎児性水俣病患者の永本賢二さんが「水俣病を終わらせてはいけない。患者の気持ちを本当に分かってほしい」と訴えた。 
 
 
何十年も経って政府は、福島原発事故放射能汚染内部被爆による
犠牲者に同じ様に謝罪すれば良いと思っているのか?
チッソと政府 東電と政府 同じ構図じゃないのか?
 

9県51品目で超過=食品放射性セシウム新基準―適用から1カ月・厚労省

2012年05月01日 | 時事通信

9県51品目で超過=食品放射性セシウム新基準―適用から1カ月・厚労省

時事通信 4月30日(月)14時51分配信

食品の放射性セシウムの新基準値が適用されてから1日で1カ月を迎える。厚生労働省によると、29日までに肉や魚、野菜など一般食品の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えたことが判明したのは、岩手、宮城、山形、福島、茨城、栃木、群馬、千葉、神奈川の9県の計51品目333件。魚や原木シイタケなどが多いが、同省は「数値が高くなりやすい食品を多く調べており、想定されたものから検出されている」としている。
 暫定規制値では、一般食品は同500ベクレルとされていた。新基準値は子どもに配慮して「乳児用食品」(50ベクレル)の区分を新設、「牛乳」と「水」を200からそれぞれ50、10ベクレルとしたが、この3分類で新基準値を超えたものは出ていない。 

福島原発2号炉

2012年03月27日 | 時事通信

2号機格納容器内、水位60センチ=内視鏡で初確認〔福島原発〕

東京電力<9501>福島第1原発事故で、東電は26日、
2号機原子炉格納容器に内視鏡を入れて内部を調査し、底部から約60センチのところで水面を確認したと発表した。格納容器内に水がたまっているのを直接確認したのは初めて。
27日に放射線量を測定する。
東電によると、格納容器側面にある配管開口部から内視鏡を挿入。カメラと温度計が付いたケーブルを底部に向けて垂らしていったところ、開口部から約6.4メートル下、底部から高さ60センチで水面を確認した。水温は48.5~50度で、格納容器内の気温は44度前後。水は透明だが、カメラを水中に入れると、黄色い砂状の堆積物が
巻き上がったという。
 東電の松本純一原子力・立地本部長代理は記者会見で、「想定していた水位より低いが、水温は50度、気温も44度程度で、冷却はできていると思っている」と説明。格納容器底部にある圧力抑制室を通じて、建屋地下に水が漏れ出ている可能性があるとした。
 東電は1月に同じ開口部を使って内視鏡を格納容器内に入れたが、この時は開口部から約3メートル下までしかカメラが届かず、水面は確認できなかった。(了)
 
 
建屋地下に相当の量の放射能汚染水が溜まっていることでしょう
しかし、その汚染水が海に流失していたとしたら大変なじたいです。
1日も早く阿部博士考案法にて汚染水処理等を行うべきです。
 

福島第1原発で死亡、労災認定=男性作業員は過労死

2012年02月25日 | 時事通信

やはり心配されていたことが起こっていました。それにしても労災認定が遅いのではないかと・・・

 

福島第1原発で死亡、労災認定=男性作業員は過労死

時事通信 2月24日(金)19時52分配信

東京電力福島第1原発の事故後に集中廃棄物処理施設で昨年5月、配管工事の作業中に死亡した大角信勝さん=当時(60)=について、横浜南労働基準監督署が過重労働による心筋梗塞で過労死したとして、労災認定していたことが24日、弁護士への取材で分かった。
遺族側代理人の大橋昭夫弁護士によると、原発事故後の作業で過労死が認められたのは例がないとしている。
請求申立書によると、大角さんは昨年5月13日から第1原発で配管工事に従事。翌14日午前6時40分ごろ、機械の運搬作業中に体調が急変し、約2時間40分後に病院へ搬送されたが死亡した。当時、原発敷地内の医務室には医師が不在で、作業拠点だったスポーツ施設「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町)には十分な医療設備が整備されておらず、治療できなかったという。