大飯原発で警報作動 無線信号2秒間途切れ
再稼働に向けた準備が進む関西電力大飯原発(福井県おおい町)で23日夜、発電所に電気が送られていることを示す無線信号が2秒間途切れたため、中央制御室で異常を示す警報が鳴った。経済産業省原子力安全・保安院によると、大飯3、4号機の再稼働準備とは関係がないという。
送電信号が途切れたのは、京都府との県境にある開閉所と大飯原発を結ぶ第2大飯幹線。午後11時35分45秒から47秒の間途切れた。関電は保安院に「大気の状態が不安定なときに起こる事象」と報告した。
(中日新聞)