放射能除去と骨炭 一筋の光

私たちの想いを全国に

福島県郡山市保育園で行われたナノ銀担持工法による放射能低減試験

2012年04月18日 | 放射能汚染

12/10福島県郡山市保育園で行われたナノ銀担持工法による

放射能低減試験

 放射能測定結果と事例


平成23年12月10日 、福島県郡山市エムポリアム並木保育園で、ナノ純銀等を使用した放射能叙染試験を行いました。叙染で使用する水が、汚染されたまま地下に流される現状を注視した。ナノ純銀坦持骨炭及びナノ銀坦持白御影石を4ゾーンを3回通過させた。

源水
放射性セシウム134 13300ベクレル
放射性セシウム137 18800ベクレル
合計32100ベクレル


1回濾過後
放射性セシウム134 1340ベクレル
放射性セシウム137 2490ベクレル
合計4330ベクレル


2回濾過後
放射性セシウム134 1350ベクレル
放射性セシウム137 1910ベクレル
合計3260ベクレル


3回濾過後
放射性セシウム134 1340ベクレル
放射性セシウム137 180ベクレル
合計3170ベクレル


3回濾過後にフィルターを掛け、ゴミを取り除くフィルターは簡易物理濾過である。


1回濾過後
放射性セシウム134 32ベクレル
放射性セシウム137 50ベクレル
合計82ベクレル


1回濾過で、放射性セシウムは7,4分の1になる。

2回濾過で、放射性セシウムは9,8分の1になる。

3回濾過で、放射性セシウムは10,1分の1になる。
フィルターを各箇所に設置すれば、放射性セシウムは391分の1になる。

注意
国の暫定基準値は上下水道8000ベクレル以下です。
稲ね作物は5000ベクレル以下です。
水道水は500ベクレル以下です。



1,145μの汚染水を4箇所の濾過を通して行いました。今現在は、例えばゼオライトを吸着剤としてますが、使用後放射性産業廃棄物となります。ナノ純銀骨炭と白御影石の濾材は吸着だけでは無く、吸着後、放射能をエネルギー変換をします。放射性物質では無くなります。

使用濾過材の値は全てμシーベルト毎時です。

12/11
NO1は0,55
NO2は0,56
NO3は0,55
NO4は0,38

12/12
NO1は0,37
NO2は0,35
NO3は0,28
NO4は0,23

12/13
NO1は0,39
NO2は0,36
NO3は0,27
NO4は0,25


12/14
NO1は0,38
NO2は0,37
NO3は0,28
NO4は0,22


12/15
NO1は0,30
NO2は0,29
NO3は0,22
NO4は0,22


12/16
NO1は0,27
NO2は0,23
NO3は0,18
NO4は0,17



参考事項
2011,10/22港区北青山 鍼灸整体院
水道水そのまま 放射線量*1000ベクレル*(現在200ベクレル)
簡易飲料濾過セットで1度濾過し、100ベクレル、2度濾過し10ベクレル

千葉県柏市の個人宅
最大放射線量1,25μ
ナノ銀坦持タルク及びコラーゲン溶液を散布後、0,08μ

千葉県松戸市在住の個人宅
最大放射線量0,925μ
ナノ銀坦持コラーゲン溶液散布後、0,04μ

岩手県奥州市 個人宅
放射線量は周辺が全て0,2μ
ナノ銀坦持コラーゲン溶液散布後 0,09μ

11/9埼玉県草加市 個人宅
散布前0,15μがナノ銀坦持コラーゲン溶液散布後 平均0,06μ

12/5 兵庫県加古川市 個人宅 散布前 平均0,25μがナノ銀坦持コラーゲン溶液散布後 0,14~0,07μ



ナノ銀担持工法の採用

2012年04月18日 | 放射能除染

放射能除染の為政府にナノ銀担持工法の採用を去年

5月より活動し続けております。

7月には、採用する旨回答がありましたが

上層部からの反対で、見送られ

郡山での試験において32100ベクレルが82ベクレルに

なると言う驚異てきな放射能低減結果をだしても

まだ、書類や試験を続けるなどと、伸ばし続けています。

国民を守る意識は現政権には無いのです。

有力筋から官邸に問い合わせて頂いた所

政治判断が出来ないと回答が来たと言われました。

放射能除去に有効で特に汚染水に対しては

これ以上のものはありません。

福島原発汚水処理施設で使用されているゼオライトより

セシュウムの吸着は優れていて、ゼオライトで吸着しない

ストロンチュウムも吸着するのです。

さらにゼオライトは放射性廃棄物になりますが

ナノ銀担持工法の濾材は放射能廃棄物にはなりません。

なぜ 使用しないのか?ゼオライトに利権があるのでは?

ゼオライトを使用する意味がわかりません。

国民を放射能から救おうとする政治家が

この日本に早く現れるのを待つしかないのでしょうか?

 

 


福島原発の現状と危険性・・・4号機も冷えて大丈夫

2012年04月18日 | 武田教授
福島原発の現状と危険性・・・4号機も冷えて大丈夫





福島原発の爆発事故から11ヶ月が経ったが、今でも「また爆発するのではないか」と心配している方が多い。その原因は、「4号機の燃料プールが崩落すると東京を含めた関東地方の人はすべて逃げなければならない」と警告する人がいることにもよる。

事故直後、原子力委員会が関東全域の待避が必要になる可能性もあるという報告を出していて、それが隠されていたり、今でもみんなが心配しているにに保安院の原発データは4号機のプールだけ公開されていなかったり、政府側の不親切が目立つからでもある。

原子力の専門家にはある特徴があり、「俺たちが安全だといっているのに、不安に思う連中は相手にしない」という心を持っている。でも、現実に安全だと言っていた軽水炉が爆発したのだから、「自分の知っていることは一部だ」という謙虚な気持ちが必要で、相手が不安に思っていることを丁寧に答える方がよい。
・・・・・・・・・

福島原発1号機は最初に水素爆発をしたが、これは原子炉の中にある燃料棒を冷やすことができなくなったので、金属が腐食(酸化)して水素が発生し、それが爆発したものだ。燃料棒は2800℃になっているので融けて、「下」に落ちている。「下」というのが原子炉内、格納容器内、もしくは床だが、どこにあってもあまり変わりは無い。

原子炉内にあれば原子炉の上から注水していて、1号機の原子炉内温度は26℃だから爆発もしないし、臨界にも達しない。原子炉の下が抜けている場合、2800℃の燃料が16センチの鉄板を抜けたのだから、そこでかなりの熱を失う。

格納容器の下にある場合、原子炉の床が抜けているのだから、原子炉に注入している水は原子炉から格納容器に抜けているので、やはりここも冷やされている。もし、格納容器の下で大きな発熱があれば、その熱は上部に上るので、原子炉内が26℃ということはない。

さらに格納容器を突き破って床(地下)に落ちていた場合、14000トンの水があり、沸騰していないから、その中に潜ってるだろう。すなわち1号機は問題がない。また爆発で無くなった屋根はすでに修復されている。
・・・・・・・・・

2
号機は事故時、窓が破れたなどで水素が建物内にたまらず(ということは大気中に放射性物質がでたということだが)、建物は残っている。でも燃料は溶融して1号機と同じ状態と考えられる。

2
号機の特徴は、1号機、3号機の室内の線量率が毎時数シーベルトなのに比べて、60シーベルトと格段に高く、人間が10分もいれば死んでしまう。だから、原子炉と格納容器の破壊は進んでいて、燃料が格納容器の外に出ていると考えられる。

このような状態は10万年に1度(原子力安全委員会指針では、格納容器の外に大量の放射性物質が出るのは10万年に1回という設計になっている)という設計基準になっているので、その意味では原子炉の設計をまったく間違えたと言うことができる。これだけでも原子力技術者は大きなことはいえない。原子炉内の温度は温度計があまりの高い線量で故障しているが、おおよそ60℃ぐらいと思われる。

3
号機はすべてにおいて1号機と似ていて、屋根がないぐらいの違いである。クレーンで中の破壊されたものを順次、取り除いていると考えられる。炉内温度は40℃ぐらい、燃料プールは1から3号機と同じく20℃近辺である。
・・・・・・・・・

さて4号機だが、ここには原子炉内に燃料がなく、水素爆発はしたけれど使用中に取り出した燃料と使用済み核燃料が1500本ばかりはいった燃料プールがあるだけだ。だから爆発してもそれほどの放射性物質は飛ばなかったとみえ、毎時0.5ミリシーベルトと、1号機や3号機に比べれば1000分の1、2号機とは1万分の1ほどである。

つまり4号機は原子炉内に燃料がないか、あっても静かな状態にあることは間違いない。4号機で水素が発生した形跡もないので、現在の線量率などから考えて、3号機からの水素で爆発したものと考えられる。

また、燃料プールの崩壊を防ぐために燃料プールの下につっかえ棒を設置する補強工事が終わっていて、震度4から5の地震では倒壊することはないと考えられる。最近、プールの循環冷却が不調だったが、現在(315日には温度が30℃以下に下がっているので、問題は無い。

プールは外部の循環によって冷却しているし、1500本という数は質が違うほどの数ではない。
・・・・・・・・・

このように一つ一つ慎重に状態を見ていくと、普通に考えて福島原発が危険な状態にあるとは考えられない。4号機のプールが干上がっても、それで直ちに放射性物質が大量に噴出することはない。現在でも燃料棒は水の中に入っていて、原子炉容器のような圧力容器の中にあるわけではないので、いわば「むき出し」の状態だ。

だから、もし燃料棒から大量の放射性物質が漏れていたら、最初は水に溶け、それが空気中に出てくるから、0.5ミリシーベルトのような低い線量率にはならないと考えられる。また、水を失って露出したからと言ってすぐセシウムが蒸発する訳でもない。

もし大規模に崩落したら、建物の下には2万トンの汚染水があるので、それに接触するか、新たに投入される水で冷却される。もしプールに穴が空いたら、水を追加すると考えられる(現在の1号機から3号機と同じ状態になる。

もともと、日本の原発は燃料棒を抱えていてそれがプールに入っているので、どの原発も4号機と同じ危険性を持っている。4号機は建物が一部破壊されているが、他の原発も震度6以上の地震に見舞われたら同じ状態になる。
・・・・・・・・・

以上のことから、福島原発の危険性は低い。それにこのブログで再々、指摘しているが、核燃料の崩壊熱は500分の1程度になっているので、爆発直後から見ると注水量も100分の1以下ですむ。

むしろ、私は福島のセシウムの再飛散、連続する食材の汚染、福島の3分の1の土壌の汚染とそこに住む人たちの健康、それに瓦礫やそのほかのものの搬出、福島県から他の地方に移動した人のケアーなど、報道が伝えるべきことが多いのに、それをカモフラージュするために国民の関心を福島原発に引きつけているように感じられる。

まずは「安心してください」。それより今でも危険なのは東京の新宿以東の外部線量と、続いている食材汚染で、特に危険なのは「生活圏内の線量」や「食品汚染」をほとんど報道しないことである。

北朝鮮のミサイルの時もそうだが、ミサイルが降ってくる可能性のある「危険」な時間には報道せず、ミサイルの破片が落ちてから報道するのでは、何のためのNHKなのだろうか?

(平成24416日)


 

武田邦彦


福島原発の現状と危険性・・・4号機も冷えて大丈夫

2012年04月18日 | 武田教授
福島原発の現状と危険性・・・4号機も冷えて大丈夫





福島原発の爆発事故から11ヶ月が経ったが、今でも「また爆発するのではないか」と心配している方が多い。その原因は、「4号機の燃料プールが崩落すると東京を含めた関東地方の人はすべて逃げなければならない」と警告する人がいることにもよる。

事故直後、原子力委員会が関東全域の待避が必要になる可能性もあるという報告を出していて、それが隠されていたり、今でもみんなが心配しているにに保安院の原発データは4号機のプールだけ公開されていなかったり、政府側の不親切が目立つからでもある。

原子力の専門家にはある特徴があり、「俺たちが安全だといっているのに、不安に思う連中は相手にしない」という心を持っている。でも、現実に安全だと言っていた軽水炉が爆発したのだから、「自分の知っていることは一部だ」という謙虚な気持ちが必要で、相手が不安に思っていることを丁寧に答える方がよい。
・・・・・・・・・

福島原発1号機は最初に水素爆発をしたが、これは原子炉の中にある燃料棒を冷やすことができなくなったので、金属が腐食(酸化)して水素が発生し、それが爆発したものだ。燃料棒は2800℃になっているので融けて、「下」に落ちている。「下」というのが原子炉内、格納容器内、もしくは床だが、どこにあってもあまり変わりは無い。

原子炉内にあれば原子炉の上から注水していて、1号機の原子炉内温度は26℃だから爆発もしないし、臨界にも達しない。原子炉の下が抜けている場合、2800℃の燃料が16センチの鉄板を抜けたのだから、そこでかなりの熱を失う。

格納容器の下にある場合、原子炉の床が抜けているのだから、原子炉に注入している水は原子炉から格納容器に抜けているので、やはりここも冷やされている。もし、格納容器の下で大きな発熱があれば、その熱は上部に上るので、原子炉内が26℃ということはない。

さらに格納容器を突き破って床(地下)に落ちていた場合、14000トンの水があり、沸騰していないから、その中に潜ってるだろう。すなわち1号機は問題がない。また爆発で無くなった屋根はすでに修復されている。
・・・・・・・・・

2
号機は事故時、窓が破れたなどで水素が建物内にたまらず(ということは大気中に放射性物質がでたということだが)、建物は残っている。でも燃料は溶融して1号機と同じ状態と考えられる。

2
号機の特徴は、1号機、3号機の室内の線量率が毎時数シーベルトなのに比べて、60シーベルトと格段に高く、人間が10分もいれば死んでしまう。だから、原子炉と格納容器の破壊は進んでいて、燃料が格納容器の外に出ていると考えられる。

このような状態は10万年に1度(原子力安全委員会指針では、格納容器の外に大量の放射性物質が出るのは10万年に1回という設計になっている)という設計基準になっているので、その意味では原子炉の設計をまったく間違えたと言うことができる。これだけでも原子力技術者は大きなことはいえない。原子炉内の温度は温度計があまりの高い線量で故障しているが、おおよそ60℃ぐらいと思われる。

3
号機はすべてにおいて1号機と似ていて、屋根がないぐらいの違いである。クレーンで中の破壊されたものを順次、取り除いていると考えられる。炉内温度は40℃ぐらい、燃料プールは1から3号機と同じく20℃近辺である。
・・・・・・・・・

さて4号機だが、ここには原子炉内に燃料がなく、水素爆発はしたけれど使用中に取り出した燃料と使用済み核燃料が1500本ばかりはいった燃料プールがあるだけだ。だから爆発してもそれほどの放射性物質は飛ばなかったとみえ、毎時0.5ミリシーベルトと、1号機や3号機に比べれば1000分の1、2号機とは1万分の1ほどである。

つまり4号機は原子炉内に燃料がないか、あっても静かな状態にあることは間違いない。4号機で水素が発生した形跡もないので、現在の線量率などから考えて、3号機からの水素で爆発したものと考えられる。

また、燃料プールの崩壊を防ぐために燃料プールの下につっかえ棒を設置する補強工事が終わっていて、震度4から5の地震では倒壊することはないと考えられる。最近、プールの循環冷却が不調だったが、現在(315日には温度が30℃以下に下がっているので、問題は無い。

プールは外部の循環によって冷却しているし、1500本という数は質が違うほどの数ではない。
・・・・・・・・・

このように一つ一つ慎重に状態を見ていくと、普通に考えて福島原発が危険な状態にあるとは考えられない。4号機のプールが干上がっても、それで直ちに放射性物質が大量に噴出することはない。現在でも燃料棒は水の中に入っていて、原子炉容器のような圧力容器の中にあるわけではないので、いわば「むき出し」の状態だ。

だから、もし燃料棒から大量の放射性物質が漏れていたら、最初は水に溶け、それが空気中に出てくるから、0.5ミリシーベルトのような低い線量率にはならないと考えられる。また、水を失って露出したからと言ってすぐセシウムが蒸発する訳でもない。

もし大規模に崩落したら、建物の下には2万トンの汚染水があるので、それに接触するか、新たに投入される水で冷却される。もしプールに穴が空いたら、水を追加すると考えられる(現在の1号機から3号機と同じ状態になる。

もともと、日本の原発は燃料棒を抱えていてそれがプールに入っているので、どの原発も4号機と同じ危険性を持っている。4号機は建物が一部破壊されているが、他の原発も震度6以上の地震に見舞われたら同じ状態になる。
・・・・・・・・・

以上のことから、福島原発の危険性は低い。それにこのブログで再々、指摘しているが、核燃料の崩壊熱は500分の1程度になっているので、爆発直後から見ると注水量も100分の1以下ですむ。

むしろ、私は福島のセシウムの再飛散、連続する食材の汚染、福島の3分の1の土壌の汚染とそこに住む人たちの健康、それに瓦礫やそのほかのものの搬出、福島県から他の地方に移動した人のケアーなど、報道が伝えるべきことが多いのに、それをカモフラージュするために国民の関心を福島原発に引きつけているように感じられる。

まずは「安心してください」。それより今でも危険なのは東京の新宿以東の外部線量と、続いている食材汚染で、特に危険なのは「生活圏内の線量」や「食品汚染」をほとんど報道しないことである。

北朝鮮のミサイルの時もそうだが、ミサイルが降ってくる可能性のある「危険」な時間には報道せず、ミサイルの破片が落ちてから報道するのでは、何のためのNHKなのだろうか?

(平成24416日)


 

武田邦彦