寒い冬の雨にも負けず 心温まるお話

12月某日

酷い雨降りの先日　バスで出勤途中での出来事・・・



次々と止まるバス停から　結構な客数が（みんな雨で待たされてたのネ）

乗り込んできた。　運転手さんは　マイクで何度となくお願いして

『前で止まらないで　後ろの方までお詰め下さい』って　言ってるんだけど

入り口ダンゴ状態はそのマンマ。　



或るバス停では　とうとうお客さんが取り残されそうになってしまった。　

突然　中央の降車ドアが開いて外のお客さん達が乗り込んで来たので

きっと　車外スピーカーで　『　中央からご乗車下さい　』と　運転手さんが

呼びかけたんでしょうネ。　そのまま次々と終点まで（そこから3つ目のストップが

終点でした）　中央降車ドアから乗車客を入れて　お客満杯状態のバスは進む。　



運転手さんの優しさを感じると同時に　こんな事して会社から怒られないのか？

と　チョイ心配になったのだが　終点では皆さん料金を支払いに行ってた様子に　

運転手さんの為にも　マダムはホッとしましたヨ。　

若しかして　そのままバックレ無賃乗車が居た？のかも知れないが　そんな

奴は　きっとロクな死に方はしない！！と　マダム心の中で毒づいた。　



しかし運転手さんの気の利いた計らいと　終点でいったん降りて　雨の中乗車ドア

の前に列を為し支払いしていたお客さん達の律儀さに　心暖まる一日でした。