ぼこ爺のまだら雑記

じじいがブログをはじめました

あぁ!!ぼこ爺と婆が叱られたがね・・・孫に

2012-12-26 19:16:28 | 日記

 

4日はクリスマスイブであある。
そこで翌日午前10時ごろ、東京の大学に通う孫にケータイをした。
「夕べは楽しかったかね」「う~ん疲れて今も寝床たよ」と、だるそうな声だ。「随
分飲んだんだろう・・・ほどほどにせないかん」。すると孫の声がチョッと改まった。「学校は休みだが午後からゼミででかけるから・・・」と。そしてボコ爺としては心配が故に「そんなら、大いに楽しむことは結構だが、今日のゼミのことを心得て2日酔いになるとは良くないぞ」と嗜めた。

 そのとき孫が急に声高になって「オジイちゃん!!何を言うんだね、そんなもんじゃないよ。ボクは完全なる(クリボッチ)でイイチコ(焼酎の銘柄)で独り飲みだったんだ」「そのクリボッチとは何だ?」「ひどりボッチでクリスマスイブを過ごすことだがね」「何だか侘しくて情け無いな・・・いくら学生でも大人らしくイブをエンジョイせなあかんがね」と、いささか揶揄気味にボコ爺は鼻先で笑って言うと・・・・ 

孫の声が急に改まった。
「オジイちゃんそんなものじゃないよ。ボク3年生だよ。今が一番大事な(就活・・・就職活動)の時期で、昨日一日中は、企業の合同説明会や個別面談会に参加して、みんな真剣なんだ」「・・・・」「それだけにもうクタクタなんだ」「あッそうだったのか。チットモ知らなんだ、余計なことを言っていかなんだな」、そして孫の決定打が口をついた。

 「今は(学業)と(就活)の両輪のどちらも欠かせない時期だ。だからこれ以外のことは関心がない。正月だって落ち着いて過ごせないかもしれない」 「成程そうかそうか・・・。でも折角の正月だけは、
ハジメ(本人の従弟で大学1年生)たちといつものように、オバアちゃんのオセチで祝おう。それがオジイとオバアの最高の楽しみだからね・・・」、すると最後のキツイ決まり文句がボコ爺の脳天を叩く。

「うん、そうだね。一年に一度のオジイちゃんフアミリーのイベントだから楽しみだね。でも今度はゆっくりできないかも・・・。それでオジイちゃんに言うけど・・・もちろんオバアちゃんもだが。ボクは23歳の大人だから、余程のことでないかぎり、黙って見守って信頼をして欲しい。もしもキツイ言い方すれば、ボクに対する見方を新たに認識してほしい・・・というよりも、認識を改めてくださいよ」

あぁ・・・ここまで一気に言われた・・・というよりも(叱られた)のである。そもそも孫本人の母親(娘)は子育て中は病弱で、われわれがしょっちゅう孫を預かっていた。そして悪戯や羽目を外した時は、厳しく躾けてきた覚えがある。それが今では、ジジババが孫に叱られるときになってしまった。それも理路整然にだ。
嗚呼!! 諺に言う。老いては子に従えどころか、孫に従えという歳になってしまったんだ・・・と。


 

 

 


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