ぼこ爺のまだら雑記

じじいがブログをはじめました

ぼこ爺の思考と動作がますます鈍くなってきたがね

2012-07-03 15:03:29 | 日記

       じゃんけんロボットには勝てんわ

 人は加齢と共にすべてに緩慢になるのは致し方ないことである。齢80半ばのぼこ爺とてこの摂理には逆らえない現象がますます顕著になってくるのを自覚するようになってきた。ド忘れ、置き忘れなどは日常茶飯事(?)である。たしかに記憶忘れや思い込み、勘違いもしょっちゅうだから、家内ばあさんとはイサカイが絶えない。だが晩酌のアルコールは切らさんように手を打っておく勝手な部分はあるが・・・。

 とりわけて、右眼だけの隻眼、そして軽い難聴だから相手はイライラするだろう。それでも友人は我慢して笑顔で接してくれるので有り難い。そうしたことから必然的に動作の緩慢どころか危険を忘れた行為が頻繁にあるから、はたの者はハラハラしているだろう・・・と思うと申し訳ない。、日頃パソコン、ケイタイ、オーディオなどの操作には慣れているにもかかわららず、喉を潤そうそうと自販機(それも新型)の操作をするのにはもたついてしまい、周りの人に迷惑をかけてしまう。それだけに思考や手先の感覚が鈍ってきたに違いない。

 そこで最近、あるテレビで「じゃんけんロボット」と人の対戦を見て、(あぁロボットもここまできたのか)思わず慨嘆してしまった。将棋や囲碁やチェスの対戦では「コンピューター」が勝つかとが話題になっているが、一瞬の動作の勝負でロボットが勝つとは、恐れ入れやしたである。見ているとロボットの掌の(グー)(チョキ)(パー)が見事だ。そこでゲストの何人かが秘策を練って挑戦しても勝てない。

 なぜ「じゃんけんロボット」が勝つのか?。その開発者の説明はこうだ。まずじゃんけんの掌の動作に至るロボットのプロセスと時間は、(目)⇒(認識0,001秒)⇒(指令0,007秒)⇒そして掌の(動作)となる。ところが人は(認識0,02秒)(指令0,03秒)と大差がついている。つまり人が《グー》を出す筋肉の動作を瞬時に読み取ったロボットが、勝てる《パー》を出す動作をする。すなわちロボットは目にも止まらぬ《後出しじゃんけん》で勝っているのだ。、あまりにも早いので、だれも同時だと思ってしまう。

  これはたかだか「じゃんけんロボット」だけの話で、動きのあるものに対処するロボッまでには至らないが、いずれ日ならずして開発されるだろう。たとえば危険を察知して運転者より早くブレーキ操作するといったものは間近かだろう。(レーダー感知機能はあるようだが)まあこんなロボットとクソじじいが対戦しても、ロボットはこちらの総てを見て読み取り、一瞬対戦相手でないと認識するやくるっときびすを返して、オナラの擬音を鳴らしながら去っていくのはまちぎゃあない・・・と思うがね。