ぼこ爺のまだら雑記

じじいがブログをはじめました

何でもやりたガールで、はやっているご時勢らしいわ

2012-07-01 19:00:03 | 日記

 先月の中旬以降は、諸々の事情でPCのキーを叩く気分が乗らず、後半の半月ほどは鳴か飛ばずのまま7月に入ってしまいました。そこで心を入れ替えて(?)当月最初のブログを投稿することにしましたのでヨロシク・・・。

 世の中、若い女性が何でも挑戦と言わんばかりに次々と流行をつくり、もはや「ぼこ爺」ははるか圏外においてけぼりのご時勢だ。こんなはやり(流行)があることを50代の娘らに話すと、もう自分たちでも知らないことことばかりだから、ジジイなら当然だし、知らなくてもよいと言う。それでも物好きなぼこ爺はチョッと調べてみたい衝動に駆られた。

 それは数年前、登山ブームにあやかって若い女性が軽装で登れる山々をめぐるのが流行した。ベテランが登る険しい山はムリだが、普通の山ならインフラ整備が年々よくなったせいか、男性の領域まで占有されてしまった勢いで、今でも続いている。そしてこの女性たちを「山ガール」というようになったようだ。

 そして次にはやったのはカメラだという。かってフイルムカメラのような煩わしさがないデジカメやケイタイのモニターに入った被写体を見てボタンを押すだけ。焦点距離や照度などがみんな自動だからプロも顔負けの写真が撮れる。コンパクトだからどこかしこでパチリパチリとおやりになる。とくにブログやフェースブックとか投稿写真までも活躍の範囲を広げているといったパワーは凄い。そして結婚資金が高級なミラーレスや望遠カメラの購入資金になり替わっていき、そのためのカメラ教室も大はやりのようだ。

 このような女性は、クルマも大好きが多い。勝手にあちこちへドライブして、パチリパチリとおやりになる。そしてそんな彼女達をカメラで写すのと車で走りまわるのをもじって「写(車)ガール」というそうだが、そんなことを今知ったのかと笑われるかもしれませんガ・・・。それでも写真評論家に言わせると、男性では及びもつかない、繊細、色彩、隙間、感情など女性特有の感性がにじみ出てる画像の特徴が多く見られるという。

 そして昨今盛んにもてはやされる流行は「そらガール」だという。そらには(空)と(宙)がある。空は言うまでもなく飛行機であちこちと旅行すること。ただ、団体ツアーではなく、お独りもしくは気の合う2,3の友との旅を楽しむのである。それだけに費用は嵩むが、自由闊達な旅が「そらガール」の真骨頂だろう。そこでもう一は宇宙のそら(宙)である。

 この流行は、若田宇宙飛行士の数回に及ぶ宇宙飛行と宇宙ステーションの長期滞在の活躍に憧れる若い女性たち。そして最近の金環日食に触発されて宇宙の神秘をより知りたい。それにはこれまでには全く想像すらなかった天体望遠鏡を整えて観察するといった「宙(そら)ガール」がグループで活動しているという。たぶん7月7日の彦星と織姫との逢瀬を望遠鏡で垣間見ようと手ぐすねを引いてるガールたちもいるかもしれん。

 いずれにせよ、昨今の若い女性たちが、これまでの衣のフアッションを捨てて男性に伍して、さまざまな流行を求めていることは否めない事実のようだ。もうこうなれば年寄りはますます遠ざかっていかざるを得ない。否、遠ざけられるのだ。まあお好きにどうぞ・・・と言いたい。ここまで書いていたら、背中越しに家内バアさんが「食器棚の壊れた扉はいつ直してくれるのか」と催促する。ああ我が家のバアさんはさしずめ早く「直したガール」の部類だろうか

         今は(そらガール)が大はやりだ