ぼこ爺のまだら雑記

じじいがブログをはじめました

かあチャンは今日も得をしたがね

2012-05-13 16:17:57 | 日記

  今日13日は母の日・・・とは知らなかった。昼少し前、宅急便が前後して2個が届き、家内バアさんが満面笑顔でいそいそと開梱している。バアさんが手にとったものは、少なくとも万円代の物だ。(内容は非公開)訳を聞くと二人の娘から母の日のプレゼントだと得意顔で言う。そこで(ああそうか母の日か)と納得・・・と言いたいとこだが、ぼこ爺の心中は穏やかならずだ。

 本来ならば娘同様に心から祝福すべきとこだが・・・。一昔前までは素直に「ご苦労代が貰えてヨカッタなあ~」と言えたのにと思うと、ジジイの浅ましさがでるとは、吾ながら情けない。以前は父の日には、娘達から時節に合うスポーツウエァーやベルト、靴下などをプレゼントしてまったが、ここ数年前からパッタリとなくなってしまった。だがバアさんには母の日のほかでも、としよりの日、そして名古屋のデパートで待ち合わせて娘の買い物に立ち会うなどのついでに、何かをプレゼントしてもらうという構図が年間を通すと結構あるようだ。

 しかしぼこ爺には、としよりの日に辛うじて千円未満のハンケチか靴下もしくは1級酒ていどのものを二人の娘が一品ずつ呉れるといった程度だ。だがよくよく考えれば、成長した孫がある母親である娘たちからみれば、いつまでも父ではなく、おジイであるから致しかたがないだろう。それに比べれば、バアさんは何時まで経っても母としての存在であるかもしれん。なにしろ腹を痛めたバアさんは、同様な経験をした自分たちからの見る眼はいつも母親であるからだ。

 まぁ愚痴るわけではないが、殆どの父親たるものは現役時代は、家族のために哀しみや怒りの渦中にあっても我慢してやってきたはずだ。だが家族のものはそのようなイキサツを深くは知らないだろう。話を戻してぼこ爺は思う。娘たちよ、母には最大限を尽くしなさい。そしてジジイのことは、健康であって欲しいと思ってもらえれば十分であるから。やがてそれほど遠くない日にお迎えが来た時だけ、ささやかでもいいから父としての供養をしてくれればいいと、秘かに願うものである。

  これが母の日のプレゼント (数年まえ)

                           

   ああこれが年寄りの日のプレゼント(昨年)