ぼこ爺のまだら雑記

じじいがブログをはじめました

恩給なんてぼこ爺には全く無縁なことですわ

2012-02-10 16:56:23 | 日記

 昨日行きつけのバーバーショップ(理容店)で、薄く白くなった頭を調髪してもらった。何時もながらの世間話をしていると、店主が異様なことを私に訊ねた。

 「お客さんはいいね~。恩給と年金の両建てだから悠々だね~」といきなり言われて戸惑っていると「私たちなんか商売をやめたら、しがない国民年金だけだもんで淋しいがね」とハサミをとめて言う。そこで爺の反論「えりゃあ思い違いだがね」と。

 今どき恩給なんてほとんど死語に近いがね」「???」「恩給なんて昔の官員さま(公務員)が貰っとたけど今はそんな制度はないし、私は民間企業だったから厚生年金と企業年金だけだわ」「あれっ・・・そういうものかね」と店主は納得した。

 そこで、恩給について生じっかの知識しかないので、インターネットを検索して改めて大筋の知識を、わがぼこ頭に収めた。それによると恩給制度は明治17年(1884)に文官の恩給制度が発足。爾来いろいろ改正してきたが、敗戦後の昭和21年(1946)にGHQの指令で旧軍人、軍族の恩給の支給は廃止されたが昭和28年(1953)に復活した。

  そして昭和34年(1959)に国家公務員共済年金制度が施行されて、恩給から共済年金制度は移行された。現在は、「共済年金制度移行前に退職した公務員と遺族」及び「旧軍人とその遺族」が対象者となっている。(約77万人でうち98パーセントが旧軍人関係)そこで現在支給を受けている人は、当事者よりも殆どが遺族で、高齢者が多く受給者の減少傾向。

それにしても厚生年金受給者よりも共済年金が納付が少なくj受給が多い制度は早く改定して欲しい。そこで改めて恩給を考えると、あと4、5年もすれば恩給は完全に死語になるだろう。どどのつまり吾が《ぼこ爺》は、《恩給》ならぬあちこちの部位に《温灸》を据える人生が、あの世へ行く迄続くことになるぎゃあ・・・と言いたい。