バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

アレがない、コレがない

2023年08月23日 11時07分49秒 | 病院の黒子(夕勤)
先日、出勤直後に先輩から「松井さん、昨日… ※※チューブ…」と声を掛けられたので、「昨日? あのぉ… 半透明のゴムホースみたいなヤツですよねぇ? あぁ、洗いました。その後、高温乾燥機に入れました。でも、そこから出していないので、その先は分かりません」と答えた。どうやら、※※チューブが行方不明になってしまったようだった。

昨日、先輩が人差し指を曲げて“フックの型”を見せながら「松井さん、こんな器具を見なかった?」と言ったので、「いえ… 大きさもそれくらいですか?」と聞いたら、「ううん、これくらい」と指で2~3cmの長さを示したので、「えっ!? そんなに小さいんですかぁ~ だったら、これからは“釣り針”って言ってもらった方が分かりやすいです」とお願いした。

通常は何事もなく作業が進む。しかし、何かちょっと“通常と異なること”があると、人は、それによる遅れを取り戻すために良かれと思って“通常と異なること”をやってしまう場合があり… その人が最後まで作業を遂行できれば問題ないのだが、その人が途中で席を外した時に“いつものヤツがいつもの位置にない”と分かると、ちょっとした騒ぎになってしまう… のかもしれない。

今回の釣り針にしてもチューブにしても、それほど高価な物でもなさそうだし… チューブなんて経年劣化で変色してるし… それらを質屋に持って行っても“高額買取”とはならないので、「ちょっとした出来心で…」と言って盗む人もいないだろう。もしも、釣り針が“純金製”だとか、チューブが“有名人の手術に使われたもので直筆のサイン入り”となれば、魔が差す人がいるかもしれないけどねぇ~