バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

私はSでもMでもない!

2023年08月01日 11時32分08秒 | 病院の黒子(夕勤)
昨日の午後、いつものように出勤して“制服収納スペース”の扉を開けた時、「あれ? 制服が少ないなぁ… ゲゲッ! もしかして先週末から状況が変わってないのか!?」と驚いた。そう、クリーニングに出してある制服が、まだ戻ってきていなかったのだ。が、すぐに金曜日の正社員の言葉を思い出し、作業室と繋がっているドアを開けて「おはようございます」と先輩たちに挨拶… 「あのぉ、制服がSしかなくて…」と言いながら、作業室の片隅に置かれている段ボール箱の蓋を開けた。

すると、すぐに先輩Aさんがやって来て“上がLL&下がL”を一緒に探してくれていたのだが、先輩Bさんから「あら、松井さん。そんなウォーキングスタイル(短パン&半袖シャツ)で通勤してらっしゃるの?」と言われた瞬間、これまで特に意識していなかった私は少し恥ずかしく感じてしまった。病院の廊下から直にロッカールームへ入れるので、基本的には私の通勤スタイルを見られることはなく、たまたまロッカールームへ必要な物を取りに来た先輩Aさんや先輩Cさんと遭遇したことがあったくらいで… 先輩Bさんに見られたのは初めてだったのだ。

先輩たちと会話をしながら古い制服をゴソゴソと漁っていた時… 先輩Aさんが「(ロッカーに制服をキープしていなかった)先輩DさんのサイズはMなんだけど、今日はSしか残ってなくて… でも、ピチピチだけど何とか着られたみたい」と言った。つまり、Mサイズををキープしていなかった先輩たちが、残り少なかったLやMを朝から着用… 早々にオールSになっていたという訳である。しばらくして、私は段ボール箱からLLサイズの上を発掘、続けてLサイズの下も発掘した。どちらにも“5月に退職した先輩Eさん”の名前が…

「あれまぁ、どっちもEさんだ。こんな大きなサイズを着てたんだ」と驚いた私が「これって、洗ってありますよねぇ?」と先輩Aさんに聞いたら、「ん~~~?」という顔をされたので「マジかぁ~」と言いながら反射的にクンクン… 「思わず匂いを嗅いじゃったじゃん。ま、着てしまえば私の匂いが付くから問題ないか」と言うと「え~~~!」という目で見る先輩Aさん… 私は笑顔を返してロッカールームへ戻ったのだった。どうやら、今日… 私が出勤する頃には、各サイズとも必要な枚数の新制服が揃っているらしい。まぁ、個人的には古い制服でもいいんだけどね。アハ…(オマエはSでもMでもないけど変態だな!)