ごうごうママの 自閉ッ子☆子育て日記

気がむいた時だけ更新してます。(^^)

成長の過程

2009年01月07日 23時35分28秒 | Weblog
短いようで長い? 冬休みが終わりました。





今回の冬休みで感じたこと。





何年か前、成人した自閉症の男の子のお母さんの講演会を聞きに行ったことがあって、
その人がこんな事を言ってたんです。

『どんなにお母さんが大好きな子でも、家でずっとお母さんと一緒にいるとウンザリするみたいで、イライラしだすんです。
普通の子みたいに友達同士で約束して遊びに出たり出来ないですからね。
ヘルパーさんと出かけて帰ってくると、さっきまでイライラしてたのが嘘みたいにスッキリした笑顔で帰ってくる。
母親以外の人がいい時が来ます。
母としては淋しいですが、いつか必ずそういう日が来ますよ。』

って。




この冬休みがそうだった。
年末までは、私にべったりで、せっせと家のことを手伝ってくれたりもしてたんです。
洗濯物を干すのを手伝ってくれたり、乾いてたたんだ洗濯物(旦那のもの)を

「お父ちゃんのとこ持って行って~」

って頼むと、ちゃんと二階の部屋まで持って上がってくれたり。
他にも、積極的にお手伝いしてくれてました。(^-^)
ごうごうも

『冬休みもなかなかいいな~♪』

みたいな笑顔をたくさん振りまいてくれてたんですけど。





冬休みも後半になると、機嫌良くしてたかと思うと、急に顔つきが険しくなりイライラをこちらにぶつけてくる事もありました。
ヘルパーさんの事業所は4日までお休み。
5日になり、やっとヘルパーさんのところに行けるとなると、足取りも軽やかなごうごう。





その日の午前中はまだ機嫌が悪くて、連れて行くかどうか迷ってたんですけど‥
冷蔵庫のキッチンタイマーを何分後かに鳴るようにセットし、ヘルパーさんの所の写真を貼って

「これが鳴ったら、ヘルパーさんとこ行くよ。」

と伝えると、笑顔になったごうごうは、そそくさと出かける準備をしていました。





ヘルパーさんの所に到着し、新年のご挨拶がてら、年末年始の様子の報告を社長にしてきましたが、
社長と私が話している間、ごうごうは何人かのヘルパーさんの所へ順番に、ニコニコ笑顔でくっつきに行って、甘えていました。






『これか… あの先輩ママさんが話してたの…』





来るべき時が来たんだって思いました。
私以外の人がいい時もあるんですよね。
淋しいけど、これも成長の過程。
わかってはいたけど、ヘルパーさんにちょびっとだけジェラシ~~~( ̄ε ̄)
帰って来たごうごうのカバンの中の報告書にも、実に機嫌良く過ごしていた様子が報告してありました。


『私の子!私無しじや生きて生けない。』


なんて思っていたけど、知的な遅れがあっても、ゆっくりでも成長していて、ごうごうには ごうごうの作った、外の世界があるんだなってことがよくわかりました。





なんか、哀しげな日記になってますけど。。。
これは嬉しいことなのです。(ノдT)ノ∥





最近、自分から進んで手洗いうがいもするようになりました。(^-^)
洗面台の鏡に手順書を貼ってます。
それを見ながら、手を洗い、うがいも自分で指折り数えながら出来ます。(写真参照)
5回までしか数えられませんけど(^o^;
上手に出来るようになりました。(^-^)