槍と銃剣

近世西洋軍事と日々の戯言&宇宙とか色々

カール12世とアレクサンドロス大王(その2)

2010年01月01日 23時05分39秒 | 大北方戦争+軍事史
カール12世とアレクサンドロス大王(その1)へ

Interview

オスカー:アレクサンドロスとカール12世の人生には幾つかの類似点があります。貴方の考えでもっとも重要な類似点とは何でしょうか?

ベングト:アレクサンドロスとカール12世、二人ともが専制君主で、その権力を父から継承している点。常に最前線に身を置き、アレクサンドロスもカール12世も戦闘でしばしば負傷をしている点。そして二人とも若くして死んでいる点だ。彼らの人生は非常に似通っている。もっともその内面は非常に複雑だ。しかしそこでもまた類似していると思う。何かあげるとするならば、例えば心理的なものでは、二人は非常に孤独なリーダーだった。そして時が経つにつれ、さらに孤独になった。二人が伴に共感を覚えることは簡単だ。傷つけられやすい立場であり、誰かに相談することも出来ないからだ。例えば孤独の例として、アレクサンドロスがヘファイスティオンの死に際してみせた悲嘆がある。アレクサンドロスにとって彼は、たった一人の、王としてではなく、一人の人間として彼が愛した人間だった。

別の類似点として、私は二人が伴にその権力を、ある程度であるが、乱用していったことだと思う。よく言われるように、彼らは自分の望みや夢を、人々の望みよりも優先した。アレクサンドロスの場合、彼は知りうる全世界を征服しようという野望を持っていた。そしてそれは次第に軍や部下たちの安全よりも重要なものとなった。そして最後には兵士たちはその行軍を拒否した。インドのヒュファシス河で彼らはほとんど叛逆に近い行動を取った。もっともカールの軍隊ではこの種の叛乱が起きたことは一度もない。しかしペレヴォロチナでの降伏はこの種の行動ととらえることが出来る。そして実際に、カール12世の治世末期においては特に、あらゆる企図に強い抵抗があった。カール12世とアレクサンドロス大王(その3)へ

UNISEC衛星の夢

2010年01月01日 12時33分59秒 | 宇宙
2010年代の初夢 - 中須賀教授が語る「超小型衛星」の未来

カンサットから始まったユニセックの話。
母校の研究室はまだ参加しているのであろうか?

しかし「あかつき」との相乗り決まっていたとはしらなかった。
初音ミクとも相乗りなわけですね。

SFな時代になってきました。

でもオンボードコンピュータ、サバイバルコンペは面白そう。
あとは表面帯電、内部帯電の計測器とかも欲しいな。
定期的にチェックして、まずい!放電限界だとか。

解析ソフトとかとの違いを見て、それをフィードバックしたりとか。
ヴァンアレン帯の向こうにまで行くとは夢があるなぁ。
ダウンリンク、アップリンクが大変だ。