シャトルと宇宙ステーション「誤りだった」
いや~言っちゃった。
NASAのトップであるグリフィン長官の発言。
これ、数日前に発言された。
んで、今日には前から噂されてたステーションの縮小案の発表。
発言の少し前には、月計画のラフプランの発表。
新型の有人ロケットの開発は現在進行中。
まぁ計算されてた行動の一環なのだろう。
でも、まあ誤りを認めるのも勇気。
ここは拍手! でしょう。
確かにシャトルは金食い虫で、実用性もない。
ステーションもミッション設定があまりにアホすぎてお話にならない。
あれは宇宙に浮かぶ箱物公共事業、しかも維持費が莫大、どこぞの第三セクター。
当然と言えば当然の結果。
あとNASAはシャトルを過信しすぎていたね。
現状では、ロケットにカプセル型有人機を乗せるのが一番理想って事。
人は人だけ。荷物は荷物だけ。バラバラに運んだ方が良い、と言うことだろう。
実はコストパフォーマンスもシャトルより良い。
シャトルってのは上がるのも降りるのも降りてからも大変な代物だったのは、結構有名だったしね。
往還機の時代はいまだ到来せず。
複合材タンクが実用的になれば、また状況は変わるだろうけど。
問題は新型をどれくらいの速度で開発するか。
ラフプランを見る限り、ロケットの方は、シャトルに使ってたエンジンとブースタ、外部燃料タンクなんかを流用するみたいだから、新技術はさほどいらないだろう(っていうか無い?)。
きちんと計画を立てれば、それなりの速さで開発できるだろう(システム設計って奴ですな)。
問題はカプセル型有人機の方。
アメリカは長いこと、この技術を使っていないから、意外と落とし穴が待っていそう。
この間もパラシュートが開かなくて、サンプルリターンに失敗した(少しは回収できたらしいけど)ことがあったし、ロストテクノロジー化が懸念されます。
あと、昔は帰還地点を海にしていたけど今度は陸。ソ連タイプは、アメリカも初めてでは?
まぁきっと、火星着陸を念頭に置いての変更なのだろうが、この辺りが上手くいくのかどうなのか?
興味深い。
しかし、日本はどうすんでしょ?
新型H2BでHTV打ち上げてステーションに固執するのか?
それともそこから先、独自有人計画を進めるのか?
あるいは無人に特化して、アメリカの月計画を支援するのか?
液酸液水の1段目を放棄して新たなロケットを作るのか?
潔く撤退して、航空機みたいに、オールジャパンで個々の主要部分の技術提供&製造に回るか?
他にも色々考えられますな。
現在の航空機産業を見ると、独自機体の開発から撤退してもコア技術を握って、存在感を示すことは十分に可能である。
何にも変えずにこのままダラダラ惰性で進むことが最悪なのは間違いない。
発射場をクリスマス島に作るってのは面白い案だったけど、あれはどうなるんだろ?
いや~言っちゃった。
NASAのトップであるグリフィン長官の発言。
これ、数日前に発言された。
んで、今日には前から噂されてたステーションの縮小案の発表。
発言の少し前には、月計画のラフプランの発表。
新型の有人ロケットの開発は現在進行中。
まぁ計算されてた行動の一環なのだろう。
でも、まあ誤りを認めるのも勇気。
ここは拍手! でしょう。
確かにシャトルは金食い虫で、実用性もない。
ステーションもミッション設定があまりにアホすぎてお話にならない。
あれは宇宙に浮かぶ箱物公共事業、しかも維持費が莫大、どこぞの第三セクター。
当然と言えば当然の結果。
あとNASAはシャトルを過信しすぎていたね。
現状では、ロケットにカプセル型有人機を乗せるのが一番理想って事。
人は人だけ。荷物は荷物だけ。バラバラに運んだ方が良い、と言うことだろう。
実はコストパフォーマンスもシャトルより良い。
シャトルってのは上がるのも降りるのも降りてからも大変な代物だったのは、結構有名だったしね。
往還機の時代はいまだ到来せず。
複合材タンクが実用的になれば、また状況は変わるだろうけど。
問題は新型をどれくらいの速度で開発するか。
ラフプランを見る限り、ロケットの方は、シャトルに使ってたエンジンとブースタ、外部燃料タンクなんかを流用するみたいだから、新技術はさほどいらないだろう(っていうか無い?)。
きちんと計画を立てれば、それなりの速さで開発できるだろう(システム設計って奴ですな)。
問題はカプセル型有人機の方。
アメリカは長いこと、この技術を使っていないから、意外と落とし穴が待っていそう。
この間もパラシュートが開かなくて、サンプルリターンに失敗した(少しは回収できたらしいけど)ことがあったし、ロストテクノロジー化が懸念されます。
あと、昔は帰還地点を海にしていたけど今度は陸。ソ連タイプは、アメリカも初めてでは?
まぁきっと、火星着陸を念頭に置いての変更なのだろうが、この辺りが上手くいくのかどうなのか?
興味深い。
しかし、日本はどうすんでしょ?
新型H2BでHTV打ち上げてステーションに固執するのか?
それともそこから先、独自有人計画を進めるのか?
あるいは無人に特化して、アメリカの月計画を支援するのか?
液酸液水の1段目を放棄して新たなロケットを作るのか?
潔く撤退して、航空機みたいに、オールジャパンで個々の主要部分の技術提供&製造に回るか?
他にも色々考えられますな。
現在の航空機産業を見ると、独自機体の開発から撤退してもコア技術を握って、存在感を示すことは十分に可能である。
何にも変えずにこのままダラダラ惰性で進むことが最悪なのは間違いない。
発射場をクリスマス島に作るってのは面白い案だったけど、あれはどうなるんだろ?