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2020/12/18認知症だけど「自分らしく」 竹林プロジェクト 東京都町田市 ウイルスの"寿命"は何時間?

2021-06-13 15:00:43 | 連絡
【新型コロナウイルスについては、あくまで実験のものではありますが、アメリカ疾病対策センター(CDC)、カルフォニア大学ロサンゼルス校、プリンストン大学の共同研究によって、ウイルスが残っている時間について報告されています。
  • 空気中でエアゾルの形……3時間
  • 銅の表面……4時間
  • ボール紙の表面……24時間
  • プラスチック、ステンレスの表面……24時間
ただしこれらも実際に感染実験をしたわけではありませんので、あくまで参考として捉えておくのがよいでしょう。 
飛沫感染」という点でいえば、2m以上離れていれば感染リスクは低くなり、接触時間が30分以内と短時間であればやはり危険性は低いといえます。
2020年以降、1年余りの「ステイホームと自粛」勧告継続、医療技術者・研究者所属日本医師会幹部は「アメリカ疾病対策センター(CDC)、カルフォニア大学ロサンゼルス校、プリンストン大学の共同研究ウイルスが残っている時間」に関する検証結果を記者会見公表(注1)か>
(注1)作家・百田尚樹氏が外国特派員協会で会見(2017年7月4日)
https://www.youtube.com/watch?v=4vnU514lpVo

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新型コロナウイルスの流行が再燃し、高齢者の体操教室や茶話会などの地域活動の実施が再び困難になっている。一方で、集いの場や外出の機会が減れば、高齢者の身体機能や認知機能の低下も心配される。工夫して活動を続けるグループを訪ねた。
対等な関係を築く 
秋の日の午前、東京都町田市の竹林に、「HATARAKU(はたらく)認知症ネットワーク町田」のメンバーらが、集まった。
週1回、認知症の当事者と、支える仲間が集まる。この日は当事者3人を含む計約10人が伐採された竹を粉砕したり、チップを地面にまいたりした。遊びに来た子供たちが安心して竹林の中を走れるように、だ。
名付けて「竹林プロジェクト」。これまでも、この竹林で下草刈りをしたり、門松やベンチ、竹炭を作ったり。春にはタケノコ収穫祭も行った。参加者も事業内容もさまざま。介護保険のサービスではないから、日によってボランティアや親子連れや見学者が自由に集う。
仕掛けたのは、同市に住む自称「まちのおばちゃん」、松本礼子(あやこ)さんだ。認知症の人に戸外で活動する場を提供したいとスタートした。
松本さんは、介護保険の小規模デイサービスを運営する。70歳を過ぎて新たに取った資格もあるが、「認知症や要介護の人と対等な関係を築ける」(松本さん)と、以前から持っている介護福祉士の資格が気に入っている。
■ 自分らしく生きる 
晩秋のひんやりした風がササの葉を揺らす。松本さんが「一休みしよう。お昼になったよ」と声をかける。昼ご飯は、有機農家を営む青木瑠璃さん(50)がコンロを持ち込んで作ったほうとうだ。 
当事者の一人、岡本寛治さん(79)がチェーンソー用ヘルメットを脱いで言った。「汗をかいた。でも、そのぐらいがいい。夜、ぐっすり眠れる」
岡本さんは美大出の元グラフィックデザイナー。認知症があり、要介護2の認定を受けているが、「少し忘れっぽい方が、人間らしくていいでしょう」と前向きだ。「働くことは大好き。昔は小田急ハルクの仕事もしたんだよ。物づくりは優秀な方だったし、こうして働いていると元気でいられる」
他の参加者も竹を粉砕したり、チップを敷いたり、できる業務に携わった。
松本さんも、「こういうときは男手が頼りになるわ。これだけチップを敷けば、子供が転んでも大丈夫ね」とねぎらった。
■それぞれが得意分野で
活動の発端は、松本さんが介護事業のかたわら始めた「認知症の人とともに歩む本人会議」。当事者が集まり、互いの体験を共有したり、不満を分かち合ったりして元気を取り戻す場だ。
だが、室内の活動にとどまらず、戸外が好きな人には外で体を動かせる場があった方がいい、と考えた。町田市に趣旨を説明し、竹林を貸してもらった。
背景には、既存の介護サービスへの疑問がある。松本さんは「若いときだってお互いさまで生きているのに、認知症と診断されたら『危ない』とか『出歩かないで』とか言われて、自分らしく過ごせなくなる。ここは決まりがないから、毎回、小さなドラマが生まれる。それがすごく大事」と訴える。
■美的センスが頼り 
この日、参加した認知症の当事者らは、いずれも要介護の認定を受けている。だが、みんなサービスを利用しているときとは違った生き生きとした表情を見せる。 
新型コロナの流行で、どこも活動が困難になっているが、竹林の中なら「密」にはならない。






更新日:2020年03月27日
執筆者:清益 功浩
医師 / 家庭の医学ガイド
●空気感染と飛沫感染の違い・ウイルスの"寿命"は何時間?

■新型コロナウイルスの寿命・ウイルスが感染力を失う時間の目安
そもそも「ウイルス」は生物ではありません。遺伝子とそれを覆うタンパク質でできています。周りを覆っているタンパク質は細胞由来で、ウイルスが増えるためには「細胞」が必要になります。細胞のない状態、つまり人を含む生き物に感染していない状態では、ウイルスは失活してしまい、感染力がなくなります。 
インフルエンザウイルスの場合、ウイルスのみで感染力を持つのは12時間まで、条件によっては48時間程度です。ノロウイルスの場合は気温が20℃なら10日前後ですが、温度が下がると長くなることがいわれています。RSウイルスは1~7時間、アデノウイルスは8~10日程度で、ウイルスによってもかなり差があります。そのため、例えばですがインフルエンザに感染した人が触った本や手すりにウイルスが付着したとしても、3日後にその本や手すりを触ってインフルエンザに感染することはありません。
新型コロナウイルスが付着したものが、どの程度の感染力を持ち続けるかの証明は、なかなか難しい部分があります。ウイルスが付着していても、必ずしも人に感染するわけではないからです。新型コロナウイルスについては、あくまで実験のものではありますが、アメリカ疾病対策センター(CDC)、カルフォニア大学ロサンゼルス校、プリンストン大学の共同研究によって、ウイルスが残っている時間について報告されています。
  • 空気中でエアゾルの形……3時間
  • 銅の表面……4時間
  • ボール紙の表面……24時間
  • プラスチック、ステンレスの表面……24時間
ただしこれらも実際に感染実験をしたわけではありませんので、あくまで参考として捉えておくのがよいでしょう。 
飛沫感染」という点でいえば、2m以上離れていれば感染リスクは低くなり、接触時間が30分以内と短時間であればやはり危険性は低いといえます。また、空気感染すると恐れられている結核でも、同じ部屋にいたからといってすべての人が感染するわけではありません。



今は伐採した竹をしゃれた箸にできないか検討中だ。収入が得られれば参加者に還元できる。岡本さんの美的センスが頼りだ。 








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