ロシア大統領選のさなかも、ロシアとウクライナの攻防は続いた。
露国内では16日から17日にかけてウクライナ側の無人機によるとみられる攻撃が相次いだほか、露軍もウクライナ国内へのミサイル攻撃を加えた。
露国防省は16日夜から17日未明に、露国内で無人機35機を迎撃したと同日発表した。
この影響で露南部クラスノダール地方の製油所で火災が発生した模様だ。
ロシアが占領する南部ザポリージャ州では、大統領選の投票所が無人機2機に攻撃された。
タス通信は同州ベルジャンシクへの砲撃で選挙管理委員会のメンバー1人が死亡したと報じた。
反プーチン政権のロシア人部隊「シベリア大隊」は17日、露南西部ベルゴロド州内の行政庁舎を占拠したとする画像を公開した。
同州では週末に爆発などが発生。
地元知事は17日に商店街を閉鎖し、18、19日に学校を休校すると発表した。
一方、ウクライナ空軍は露軍が16日夜から17日未明にかけて、イラン製自爆型無人機「シャヘド」16機とミサイル7発をウクライナ国内に発射したと明らかにした。南部ミコライウでは17日午後にミサイル攻撃を受け、1人が死亡、8人が負傷したという。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます