Since1994 "ROCK BAR" GLASSONION 高田馬場

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お~いマドロスさ~ん

2009-08-10 | 時代の光景U+203CU+FE0E
覚せい剤やったノリピーを、悪いと責めるつもりもない。

パイプくわえたノリピーの、マドロス姿がイメージできないだけ。

そんなことより悲しきは、阿修羅な女の一生を、課せた女の業にある。

誰も好き好んで、覚せい剤に染まることなどしたくはないはず。

それでも染める、女の業の深さとはいかに…。

顔に浮かんだ幼子の、うぶな笑顔にまた泣いて…

女はさらにまた深く…

秋田県警をも手玉にとった涼香また抜き事件は記憶に新しい。

彼女は全てを女であることのせいにした。

だから体で逃げきれると信じてた。

部屋の隣りに子を寝かせると、涼香は母から顔のない女となった。

顔のない男達が代わる代わるドアを開けた。

私服に着替えた県警も、非番は顔のない、ひとりの男でしかない。

いつもながらまた今回も、

涼香もノリピーも結局は、ある時男達が、彼女達の両手に手錠をかけた。

ここに意味するものは何なのか
後部座席の両脇でノリピーは男達にしっかり支えられていた。

これは、男達のある女の深すぎる業への畏敬の念もあるのだろうか。

男達がみんな嬉しそうに、でもどこか遠くを見つめていた。

どうせ俺達ゃ男だから…


深い河のよどみの淵で喘ぐ女を見過ごす男はいない。

いままさに沈みゆくままの女の気弱な笑顔

黙ってさしだすその手も力なく
男は慌てて衣服を脱ぎすて我が身の危険も省みず飛び込んで、弱い女を救おうと手をさしのべる

女は弱くなかった。

男が飛び込むや岸に上がり、濡れた衣服を脱ぎ捨て男の乾いた服に着替えた。
ついでに金目なものも

男はまたやられたと、気づくがすでに遅すぎた。

後の祭りが男と女

いゃ~泣けるねぇ‥