Since1994 "ROCK BAR" GLASSONION 高田馬場

GLASSONION⭐️LINE ⭐️Facebook⭐️Instagramをもご覧ください❣️🙇‍♂️

”番外編‥都政人生劇場”サンデー浪漫地下GLASSONION

2012-10-29 | 諸行無常…let it be

東京へ出てきた頃、やたらめったらキースジャレット・ケルンコンサートが流行っていた。

久しぶりに聞いてみた。

雨の休日に実によく響き、居心地がいい‥。

そして、雨の休日の夕方は、愛するノラ様で決まりだ。

ラビシャンカールがスケベだったことが‥天才ノラ様を世に輩出したのだから‥

スケベこそ、この世の上手の全て‥

‥ALL You needis love‥

一週間の世間をダイジェストで、寝転びながらチェックをする‥

副都知事の会見を見ていた。

猪瀬直樹のコメントとその表情は、田中角栄の秘書早坂とおなじ、袂は違えど、オヤジにすっかり心酔した息子の表情をしていた。

男心に男が惚れ込むと、こりゃもう”人生劇場”だ。

きったはった。義理と人情の絡み合いとなる。

都民にぁ何の未練もありゃしませんが‥

都政の義理です
引き継がせていただきます‥

それが男心と言うものだ。

乙女心に”人生劇場”は存在するのだろうか。

乙女心研究所”所長を兼任する身でありながら、まだ乙女の心髄は見えてこないが‥たぶん微妙に違いはありそうに思う。

副都知事を観てると、男の”恋”とは、崇高な運命の位置付けなのがよくわかる‥(笑)

猪瀬直樹が、虚ろでトロンとした瞳を潤ませながら、石原慎太郎を熱く語るその表情は、ほんのりピンク色がかって、やがて猫のようなよがり声にもにた、ネットリとした口調になっていた。

何ともケナゲな風景だった。

‥これは”恋”だ。

男は、筋さえ通っていれば、どんな大義名分にでも、覚悟を決められるもんです。

ましてやそれを背中で語られたら‥

後はもうシャバダよ(笑)

だから‥男社会なテレビやマスコミは、女社会にそれがバレないよう、オカマやゲイタレントをゲテモノとして世間にさらすのだろう。

さらすことで、何とか男社会の体面を保っているのだ。

さらされる彼等もまた、男社会の本音を心得ながら、それを楽しんでいるようだ。

よく見かけるデブオカマタレントを見かける度に思うのが、この人もまた、深い情念で生きている人なんだなぁと感心しながら見ている。

二十年も新宿の片隅から、街の灯を見つめていると、多くの、情念と出会うはめになる。

マイノリティや弱者意識の強い人ほど、情念が現れやすい。

人の本音は、情念を燃やしながら生きる、その生々しさだと言う人もいるが、僕はそうとも思わない。

なぜなら”恋”と言う特効薬を皆が保有しているからだ。

情念の露わな人と出会うと、時に圧倒され、時に言葉をなくすのは、自分も人である限り、自分の中のそれが眠っていことを知っているからだ。

惑星地球において、人類と言う哺乳類だけが、ドロドロとした情念を活用できる生き物なのじゃないだろうか。



恋する猪瀬直樹は、赤い舌をだし生々しく情念に生きる”そのまんま東”と、はたして一戦交える結果になるのだろうか。

本来、全ての議会における男女比率を同じにすれば、今ある全ての矛盾も不条理も全て解決するはずだ。

時代のテーマは”恋”

それはまた別の機会に‥。

番外編でしたf^_^;