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『忠臣蔵』岡田Japan

2010-06-30 | 時代の光景U+203CU+FE0E
“ザマァミヤガレ”

開口一番、岡田監督はそう叫んだ。
デンマーク戦に勝利し決勝リーグ進出が決まったその時であった。

そして昨夜、惜しくもベスト8へは届かなかったもの岡田Japanの復讐は、全ての本懐を遂げた。

岡田Japanのテーマがワールドカップから復讐に変わった時、岡田Japanはパワーアップした。

復讐するは我が同胞であった。

いつしか岡田Japanは岡田家の名誉のため『忠臣蔵』をやっていたのだ。

岡田監督の昨夜の試合後インタビューから、日本サッカー協会やら、無責任で責任転嫁ばかりのサッカー関係者やマスコミに対する、今までの腸が煮え繰り返るほどの恨み辛みの深さがはっきりと見てとれた。

岡田Japanの原動力と団結力は、ワールドカップ出場でも、その対戦相手でもなかった。

岡田監督は手帳を取り出し、今一度名前を確認した。

掌返した裏切りへの怒りほど、人を奮い立たせるものはない。

岡田監督は嫁に電話をいれた。
血走るその野性味を帯びたその目は、もはやあの人なつっこい岡田ではなかった。

嫁もすっかり興奮心していた。

お前もう一度聞くが…。

あなた、その通りよ。
あなたこそが、マンデラよ。
あぁ三人目が欲しいわ


アッパレ岡田監督(^_^)v
岡田監督に感謝。