発表会を終えて…

初めての舞台。
幕があき、イントロが流れ、拍子を数えながら最初のステップ。

途中何度も間違えながらも、僕の新宿ジャズダンスクラブの初舞台は無事に幕がおりた。

ちょうど一年前、お客さんの誘いに、安請け合いして始めたダンス。

先生は、元々女優さんで、ダンサーでもあった人。

その後振り付けなんてのをやってきた人だから、そこいらのスポーツジムのジャズダンスとはちとレベルが違った。

年配者ばかりと甘く見ていた。
ところがどっこい。

ついていけるだろうかと最初は悩んだ。
しかし、先生がクラスの合間に踊る姿があまりにカッコよく、いつしかはまってた。

そして今日がきた。
覚えの悪い僕にも、親切丁寧に教えてくれた。

生徒さんも様々で、映像関係者や服飾やってた人もいるから、記録から衣装まで全て手作り。

年配の女性ばかりの中に僕だけ…。

年配とはいえ、みなダンスで鍛えているから若いし、スタイルいいし、色気もまだまだ十分。

熟女と呼ぶには、カッコ良すぎて、姿勢が良すぎ。

特に今日は、舞台映えするメイクに衣装だから楽屋での着替えに困った。

貴重な経験だった。
客席の中に知人がいたかは、スポットと緊張感でわからない。

そんなことを気にしていたが、今は舞台役者の気持ちがちょっと理解できた。

竹中直人が演じそうな今日の僕だった…(^_^;)