鹿島《少将》の航海日誌

改めてブログ作り直しました。
ヤマト関係を中心に、興味あるもの等をお届け。

ヤマト2202:ネタバレ感想④

2019-03-03 09:26:36 | 宇宙戦艦ヤマト2202



雪は願う……
テレザートの事は覚えていないが、それでも雪はテレサに願う・・・

都市帝国を喰らいながら、滅びの方舟は新たな姿へと進化をはじめた。
これを止めるには、エネルギー変換が終わる前に変換炉を内部から破壊するしかない。
崩れた都市帝国から脱出する古代たち航空部隊と、波動掘削弾を抱えたキーマン機がすれ違う。
その機上に飛び移る一機の機動甲冑。
空間騎兵隊隊長の斎藤だった。
制止する古代に「未来を掴め!」と言葉を残し、斎藤を載せたキーマン機は変換炉へと飛び込んだ・・・

「玲、逢えなくなるのが辛いな……」

「未来を掴め!」








爆発に包まれる"滅びの方舟"。
だが、核(コア)を失ってなおも、それは機能していた。



滅びの方舟から放たれた超エネルギービームが、月の表面を大きく抉った。
もはや止める事は出来ない。
人類に未来はない・・・
ズォーダーの声が響き渡る。
欠けた核(コア)を埋めるべく土星軌道へと動きはじめた滅びの方舟。
その滅びの方舟を前に古代は決断を下す。



「総員退艦せよ。」

もはやヤマトに戦う力は残されていない。
それでも臨界寸前の波動エンジンを滅びの方舟にぶつけて、人類が生き残る為の僅かな時間を稼ぐ為に、ヤマトゆかなければならない。
万感の想いと共にヤマトを去るクルーたち。
しかし、古代は残るつもりだった。
記憶を無くした雪もまた、彼の力になろうと艦橋に残っていた。
よりそう古代と雪の手で宇宙戦艦ヤマトはゆく・・・





そのヤマトをテレサが包み込む。
「共に参りましょう。」
「命が繋ぐ未来のために………。」







ガトランティス戦役から半年。

突如、時間断層内にヤマトが出現した。
艦内には戦死したと思われた玲が一人だけが乗っていた。
玲にはまだ息がある。
その玲は言った。
「古代さんと雪さんは生きています。」と・・・





だが、しかし彼らを救うには、時間断層を崩壊させる必要があった。
真田は全てを公表した上で、その是非を国民投票に掛ける。
巨大な樹のような"時"が見える世界で古代は未来を探し続けていた。
やがて雪と小さな未来を見据えた時、その足下にヤマトが現れた。

時に西暦2203年。

古代と雪はヤマトと共に地球へ帰還した。




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