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長崎街道 「嬉野 瑞光寺」 歴史を見てきた楠木

2008-07-17 | 寺院
佐賀嬉野は、かつて長崎街道の宿場町として栄えていた。
この瑞光寺は、大名など高級武士の宿泊する本陣として使用され、
寺自体の歴史も古く、西暦1370年前後の創建のようである。

そのたたずまいは、きらびやかなところが無く落ち着いている。
クスの大木が寺の門の近くに茂っている。

朝早いせいか寺の中に観光客の姿はなく、僕一人である。
この空間を独り占めにでき最高である。
お釈迦様に欲張りとしかられそうである。


樹齢700年のクスの大木である。嬉野の歴史をずっと見守っている。



老木だが天に枝が拡がり生命力に溢れている。温暖化で影響を受けないとよいが...。



(佐賀県嬉野にて)

参照HP
http://www.ktknet.ne.jp/yoshidayaki/sansaku/photo_folder/zuikouji.html

瑞光寺

本山は、禅宗臨済南禅寺派に属し応安2年(1369年)嬉野氏が本寺を創建し、相州鎌倉巨福山建長寺住職・石室善玖禅師によって開山、領内に17の末庵を建立したが現在は町内に慈眼庵(上不動)、東林庵(湯野田)の二庵が残るのみである。
 長崎街道嬉野宿には藩営の上使屋があったが手狭で破損もひどかったので、嬉野家没後は蓮池藩の保護を受け、明治2年(1765年)から文久2年(1862年)の98年間は長崎街道を往来する奉行の嬉野宿本陣として使用された。今も地蔵堂には当時を物語る藩の紋章が入った瓦が残っている。
 3,000坪に及ぶ境内は四段に整備され、老樹が茂り荘厳な雰囲気を醸しだしている。本尊は木造の薬師如来で運慶のつくりとされている。

所在地:嬉野市嬉野町大字下宿乙1560
連絡先:0954-42-0271



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