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UNZEN写景 棚田と銀杏 

2009-11-22 | 自然探索
雲仙市役所から国道を折れ、雲仙岳へ向かう。

狭い石積みの棚田が、徐々に高度を上げ斜面を覆いながら登っていく。

棚田の一番高いところまで、僕も急な斜面を登っていった。

そこでは、
黄色く色づいた銀杏の木が、
先週からの冷たい風で
小さな棚田に
その葉を散らしていた。

(2009.11.17 雲仙岳にて 長崎県雲仙市)


昼のニュースで、雲仙では今年初めての霧氷が現れたと報じていた。

僕は、
晩秋の雲仙を散策することにした。

雲仙は、長崎県の島原半島にある。
火山独特のなだらかな斜面には田や畑がある。

収穫を終えた棚田である。
手積みの石で囲まれた1枚1枚の田は狭い。
田の中や畦には巨石が点在している。
しっかりと自分の存在を自己主張しているかのようだ。

厳しい自然の中での、
先祖代々の積み重ねがここにある。

合理性だけを追求しがちな世の中で、未来へ残していけるのか少々心配だ。

自然との共生と言いつつ、人はそこに多くの欲望を持ち込んでいる。

自然と共生するということは、
まず、
自然をあるがままに
受け入れて生きていくことではないのだろうか?

そこに、人の欲望が入り込む余地などあるはずもない。

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