今日文化の日は、日本一大きな府中刑務所の文化祭。今年で39回目だそうです。
今回の東京滞在は、この府中刑務所文化祭が目的でした。
今年の一日所長は、篠田麻里子氏だそうで、テープカットでは、沢山のカメラが向けられていました。
元AKBを呼ぶなんて、さすが首都圏にある刑務所ですね。
ここ、府中刑務所は、府中駅からバスで10分ほどの距離。晴見町というバス停で下車します。
実は私、昨年からこの文化祭に行きたくて、今日の日をとても楽しみにしていました。ワクワク。
マイナーながら口コミで大人気の文化祭。やはり落としどころは、塀の中を一瞬覗き見できるスリルでしょうか?
誰もが罪を犯し裁かれることを恐れる非日常なこの景色。
実際来てみれば、そんなに高すぎる塀ではないのに、この壁の高さと社会との壁は高い。本当に高くて厚いのですね。
篠田麻里子所長見えるかなあ。私の身長では無理でした。息子に撮ってもらったけれど、なんか見知らぬおっさんの頭がでかく写っていますね。
今回、塀の外で一人並ぶのは嫌だとごね息子デンゼルに同行を依頼しました。
それにしてもすごい人。開場一時間前には並んだのに、もうすでに50人はいましたね。いやあ、一時間立ちっぱなしはきつかった。
しかし、気がつくと後ろも数珠つなぎ。
はあ、改めて府中刑務所文化祭の人気を実感しました。
開園と同時に走る人たち。
リピーターは知っていた。
刑務所特製コッペパンの人気を。
衣装ケースに詰めこまれた人気コッペパン。午前と午後の二回に分けて売り切れ御免だそうです。
そして、リピーターは知っていた。
そのパンを早く買い、すぐに所内を巡るための経路を。
今年は、バス巡回ではなく、ウォークラリーで懲役工場を見学。
その列を待つには、コッペパンをかじりながらが効率よいのだと。
う~ん、右を見ても左を見てもオタクの大集合。
昼食は臭い飯を食べて行きたかったのに、残念、あまりの人気でカレー&定食900食が11時過ぎには売り切れた様子。
仕方なく、屋台でフランクフルトとたれつくねを購入。あまりの混雑に座る場所すらなく立ち食い。
でもこれ、つくねつうよりただのレトルトミートボール?
今日は文化祭日和で澄み渡る青空が。
私って、究極の晴れ女。
疲れたけど、いろいろな学びの深い一日でした。息子にとっても、私にとっても。