今日は入院中のディビッドの誕生日。
おめでとう。
昨日は午後からディビッドを見舞い、面接室でささやかながらお祝いを。
チョコレートケーキをすこしずつ口に運ぶディビッドを見ながら感無量でした。
一時期はジョブコーチ支援を使って、数年も就労できていた彼。
車の運転も慎重で、まさに石橋を叩いて渡る性格が出ていました。
生活リズムも整っていて、年老いた母との暮らしで支えられていた。
加齢とともに色んな嵐が親子を襲った。
そしてこの秋、お母さんが亡くなった。施設入所をしてわずかな間に。
どんなに疲れ果てても息子と暮らすことが生き甲斐の人だった。
それは彼にも同じこと。
母の葬儀にも出れぬ状態だったが、入院部屋の片隅で
生んでくれてありがとうとつぶやいたと言う。
そんな感謝ができる関係だから、旅立った後もお母さんは、ディビッドのキーパーソンでいるよね。