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エルミタージュ美術館展

2012-07-30 06:07:41 | 日記
ロシアの世界有数美術館、エルミタージュの16世紀から20世紀に及ぶ作品を集めた展覧会。

その時代に生きる巨匠たちの息吹が伝わるすごい展覧会です。

あの「フランダースの犬」ネロが憧れたルーベンス他セザンヌ、モネ、ルノワール、ピカソ、 マチスなど83作家 89作品が展示されている。

ロシアには文豪が多数いるが、画家は数少ない印象がある。しかし、世界三大美術館と言われるエルミタージュのロマノフ王朝時代の建築技術は素晴らしく、ゴージャスで優雅で風格がある。

私は美術展を観るのが大好きなわりに、あまりうんちくは語れないが、絵の素晴らしさは、後々確実に心に刻まれる静かな感動にあると思う。

昔、マチス展をやはりここ、名古屋市美術館で観た。その時買った複製画のポスターを今もリビングに飾っているが、今回の展覧会の目玉であり、宣伝ポスターになっていた「赤い部屋」を見てすごく嬉しかった。

単純な私はそれに興奮し、うちにある絵と展示されている本物とを見比べたいのが第一の目的で観に行ったのだ。

やはり本物は大迫力!一見、単純でへんてこな作品なのに、見ていると何故か和むのだ。

このくそ暑い時期にわざわざ2時間かけて駆け付けたのは、今日がたまたま年一度の短大ミニ同窓会の集まりが金山であったから。

昼はホテルのバイキング。楽しい会食の後、仲間の一人マドンナと一緒に伏見へ移動。

途中ゲリラ豪雨と雷に遭いながらもくじけず会場入りできた。

16世紀を人間の時代、17世紀を黄金の時代、18世紀を革命の時代、19世紀を進化の時代、20世紀をアバンギャルドの時代と名付け展示。

歴史はすごい。観ていてぎょっとするような生々しさを感じるものも少なくなく、しかし、ゆるぎない現実だったのだろう。
時代を経て、今なお語りかける芸術の深さ。

圧巻です。

また観たい。

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