月水食堂のお弁当

地産地消と昭和の香りをコンセプトにした安くておいしいお弁当を届けます。

胃カメラ初体験

2010-08-05 06:48:51 | 日記
水曜今日の薬膳弁当

えびかつ 肉団子のトマト煮込み ゴーヤの玉子とじ 細切り昆布煮付け
白身魚のムニエル オレンジ寒天 古代米 佃煮 漬物 梅干し

☆肉団子のトマト煮込みは柔らかくさっぱりとした味わいでした。

ゴーヤは夏バテ防止にもなります。苦みを取るには、わたをしっかり除き、薄く切り塩でもみ、さらにゆがくと完璧です。


さてわたくし昨日は、検診で精密検査を要請され、恐怖の胃カメラにしぶしぶ初挑戦。

私、口の中や喉が過敏で、あんなものが通されるのは絶対無理だと思ってました。太さ1㎝弱あるというのですからね。

だから万が一やるなら、麻酔で眠りこけて何も知らず終わりたかった。

でも、全身麻酔もリスクあるし、年齢的にも今後どんな試練がくるのかわからないし、この際どうにでもなれとやけくそ気分。この狂った暑さが私を奮い立たせたのかも。

で、観念したんです。さあ、体験してみようじゃないの!皆が一様に口を揃え苦しいと話す胃カメラさんを。

朝の絶食は特に苦痛ではなかった。
時間通りに検査室に向かうと、すぐに中に通される。すでに沢山の老若男女が待っていた。

名前が呼ばれ、まず胃袋をきれいにする液薬を50CCほど飲まされる。次に口の中に麻酔ゼリーを含まされる。飲んではいけない、よく浸透するよう上向き加減でと言われ緊張。飲まないよう喉をしめて。
5分たって吐き出す。

肩に痛みどめ?の注射を打たれ、針を抜いた瞬間強烈な痛みに声がもれる。
「いてえ!なんじゃこりゃ」

30回揉めと言われ、素直に数えていると、
「ぽぽんさ~ん」と呼ばれいよいよ中へ。

寝台に紙のシートが敷かれ、モニターの脇でチカチカ光 を放つ細いホース。不気味さにぞっ!おののく。

「こ、こやつが胃カメラかっ」

信じられない、こんなミクロなカメラが胃の中の粘膜を写しだすとは?

本人確認をということで名前と生年月日を言わされる。
すでに検査室に来て三回めである。
ま、医療ミス多いからね。ナーバスなくらい確認した方がいいだよね。

左を下に横向きになり、マウスピースをくわえさせられる。注意点として力まないよう、ゲップをおさえるよう、深い呼吸でリラックスするよう等言われるが、そんなの無理。

技師は女性で、助手として看護師が一人ついた。

さあいきますよ。頑張って!いきなり口の中に管がぐいぐい押し込まれ、すぐにおえっと吐き出したくなる。

力入れないで!目をあけて!息を吐いて!
我慢して!

さすがにこの修羅場に慣れきったお二人。

どんなにもがいても、うめいても容赦なくカメラを送る手を緩めない。

「し、死ぬ、死ぬ」

麻酔のせいか痛みはない。しかし苦しい。普段はそしゃくした食べ物しか通らぬ食道から胃袋の間を固い管が貫通して行く。

内臓は恐怖におののき、全身が縮み上がる。
技師が叫ぶ。
「ひとつ生検!お願いします! 」

う、検診で影を見せたポリープを切り取るつもりだな?

痛みもなく組織は切り取られて行く。カメラの先端に鉗子が通されて行くらしい。

「さあ、力を抜いて、息を止めて、大きく吐いて。はいっ、これで終わりますよ」
管が抜かれて行く。
入れる時よりずっと楽だ。
渦中にいる時は、この苦しみが永遠に続くのではと死ぬ思いだったが、抜かれて自由になった後は意外にすっきり楽であった。時間にしては25分くらいかな?

はあ~もがいた証に喉から多少出血。苦しかった。でも、なんとか凌ぎました。頑張ったよ。

人生何でも経験だよね。

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