いつのことだったか、東京五輪開催反対署名団体に好きな作家が名前を連ねていて、
とてもがっかりしたのはそれほど前のことではなかったような気がする。
森さんの失言騒動のあとだっただろうか。
”東京五輪ホントにやるの?”と半信半疑というか、”無理じゃねえの?”と思っていたら
どうやら開催するのは確実らしい。
ひとたび始まれば私はテレビに釘付け・・・ってほどでもないだろう、たぶん。
とにかく来月下旬の4連休が楽しみ。それこそが重要である。
よく考えてみたら、オリンピックに夢中になったことはそんなにないような気がする。
テレビを見て感動したことなどあっただろうか。
あ、思い出した!
ベンジョンソンがカールルイスに勝ったソウル五輪男子100m決勝は、
テレビの前で手に汗握りながら観戦していた。
しかしベンジョンソンはドーピングで失格となり、当時の世界記録は
ウサインボルトがシラフで塗り替えた。
長野五輪の男子団体スキージャンプ、職場でテレビがつけっぱなしになっていて
職員同士でワーッとなった。私もワーッとなったかどうかは覚えていない。
そのくらいかな・・・
いざ始まったら、テレビ、ネットなどの各メディアはまたバカ騒ぎするだろうし、
政治家はホッと胸をなでおろすことだろう。
とても興味があるのはこの期に及んでまだ中止を訴えている人たちだ。
あの人たちは東京五輪が始まったらどうするつもりなんだろうか。
開催中もデモとか座り込みとかやるのかな。
酷暑の中、きっと彼らも闘うんですよね最後まで。ガンバッテね。
とにもかくにも大人の都合で振り回される若年層が気の毒でならない。
数は減っていく一方みたいだし、この先ホントにどうなってしまうんだろうか。
大人が言ってることは信じるもんじゃないよ、と言ってみたところで
もう私もしっかりおじさんだからな。
説得力なさすぎるか・・・