妻一人 子一人 と 一匹

2005.9.26 『妻一人 子一人』としてスタート
2010.3.18、2021.8.28、2023.3.26 改変

並行世界

2019年06月30日 22時14分11秒 | Weblog

「歴史にタラ・レバはない」なんて言い回しを聞いたことがあったが、

内田樹さんによる「並行世界」と題したブログは、とても興味深い内容だった。

大日本帝国が、ミッドウェー海戦(1942)の敗北を機に、もう3年早く降伏していたら・・・という話である。

その話とは次元が全く違うのだが、こんなことが思い浮かんだ。

 

もし自分があの時、あの高校に進んでいなかったら・・・もう一浪してもう一度大学受験に挑んでいたら・・・

大学をさっさと辞めて裸一貫で東京の兄の家に転がり込んでいたら・・・最初に内定をもらった会社で働いていたら・・・

今の仕事にさっさと見切りをつけて、違う仕事に就いていたら・・・と、私の様々な「並行世界」が頭をよぎった。

まぁ、私自身の”あるべき姿”なんて考えるだけ無駄だ。そんなものは、”ない”。

どのルートをたどっても、結局は現在の暮らしとさほど変わりないかもしれない。

でも、たぶん今”この場所”にはいないような気がする。

 

最近、月曜日の朝は、5時起床~6時出発~2時間40分かけて出勤というスタイルである。

週初めに重要な用務がなければ、一晩でも多く自分のベッドで眠りたいという一心なのである。

2019年も、もう半分終わりかよ。早ぇなぁ~。


公共放送

2019年06月15日 23時30分23秒 | Weblog

朝起きて見るニュースはNHK。

仕事から帰ってきて見るニュースもNHK。

プロ野球の中継はだいたいは民放だが、一日の最後はBSのNHKで「なつぞら」。

週末は録画しておいた大河ドラマと、NHKで放送されている「THE ORIGIN」。

受信料払ってるんだから・・・という貧乏根性で意地になってNHKを見ているわけではないのだが、

何となくつけたNHKの番組「アナザーストーリー」の再放送は、故・三代目・志ん朝師匠の特集で、

録画して永久保存版にしたいくらい面白かった。

 

「なつぞら」のヒロインのモデルは、「THE ORIGIN」の総監督・安彦良和さんのアニメーターとしての先輩で、

志ん朝師匠は、大河ドラマ「いだてん」に出てくる噺家・五代目古今亭志ん生の次男で、劇中に登場する志ん生師匠の妻役を、

正真正銘の孫である池波志乃さんが務める。

多少強引かもしれないが、そうやって話をつなげていくとこれまた面白い。

 

「なつぞら」は、たまに見ているという元アニメーターの知人によるリアルな話が聞けるので、面白さが倍増する。

いつも帽子をかぶっている「下山」というアニメーターのモデルは、大塚康生さんだろ?違うかなぁ...

しかし、その知人による「なつぞら」のパロディのプロットは、ヒドかった。

タイトルが「くもりぞら」だって。あまりにヒドすぎて笑ってしまった。

 

さて今夜は、落語でも見て寝ようかな。

 

 


貧乏くじ

2019年06月09日 13時19分00秒 | Weblog

懸賞応募が趣味の妻は、小学生のころマンガ雑誌の「なかよし」に応募し、見事当選したそうだ。

そうして、今でも応募した懸賞にたまに当選する妻の「昔からくじ運は良かった」と軽い自慢話となった。

くじ運の良さは次男に引き継がれているようだ。

我が家のお決まりパターンで、私が子供に向かって「そして、このおとうさんと結婚してしまったのだったw」

と話を展開すると、妻が「あ~、貧乏くじ、貧乏くじ」と堕とす。

ほほえましい(?!)我が家のそんなやり取りだったが、今朝は妻がほかの男性の元へ出て行ってしまう夢で目が覚めた。

”女房に逃げられるって、こんな気分なのかぁ・・・(淋)”と、まどろみながら感傷に浸る私であった。