「歴史にタラ・レバはない」なんて言い回しを聞いたことがあったが、
内田樹さんによる「並行世界」と題したブログは、とても興味深い内容だった。
大日本帝国が、ミッドウェー海戦(1942)の敗北を機に、もう3年早く降伏していたら・・・という話である。
その話とは次元が全く違うのだが、こんなことが思い浮かんだ。
もし自分があの時、あの高校に進んでいなかったら・・・もう一浪してもう一度大学受験に挑んでいたら・・・
大学をさっさと辞めて裸一貫で東京の兄の家に転がり込んでいたら・・・最初に内定をもらった会社で働いていたら・・・
今の仕事にさっさと見切りをつけて、違う仕事に就いていたら・・・と、私の様々な「並行世界」が頭をよぎった。
まぁ、私自身の”あるべき姿”なんて考えるだけ無駄だ。そんなものは、”ない”。
どのルートをたどっても、結局は現在の暮らしとさほど変わりないかもしれない。
でも、たぶん今”この場所”にはいないような気がする。
最近、月曜日の朝は、5時起床~6時出発~2時間40分かけて出勤というスタイルである。
週初めに重要な用務がなければ、一晩でも多く自分のベッドで眠りたいという一心なのである。
2019年も、もう半分終わりかよ。早ぇなぁ~。